辛さや虚しさの原因はどこにあるのでしょう?
一般的には仕事が辛いとか
人生に夢や希望が無く虚しいとか
色々な事を原因に挙げています。
ところが2500年前にお釈迦さんが発見した事は
~だから辛いとか、~だから虚しいという事ではありませんでした。
辛いと感じる心や、虚しいと感じる心が原因だと分かったのです。
心が辛さや虚しさに執着するからこそ
辛く・虚しいということです。
分かりますか?!
だから仏教では心=我欲で
幸せになるためには
無心・無我が必要だと説いているのです。
無心・無我のために
言霊の力を使う祈りがあり
心を客観的に見つめるために瞑想があります。
心が悪いのではなく
執着が苦しみの原因です。
俗世間で生きて行くためには心=欲も必要ですね。
楽しみや喜びも心から生じます。
ただ休暇が楽しいと執着すると、仕事が辛くなりますね。
快楽に溺れ執着していると
飽きて来て虚しさを感じるようになりますね。
苦楽に執着するのではなく
苦楽を調和して一体化すると幸福になります。
精神成長とか魂を磨くという事は
執着を無くす事でもあります。
どうしても心は何もしないと執着し易いものです。
一日一回は祈りや瞑想を実践した方が
精神の時代である現代社会は良いかも知れません。
運も良くなります。