記憶は定かではありませんが
1980年代半ば頃に
「うちの子に限って」というテレビドラマがありました。
公共の乗り物でも、幼児や小学生の素行の悪さが目立ってきたのも
80年代ぐらいからのようです。
幼児や小学生がイタズラするのは、致し方ないのですが
それよりも問題だったのは
親が注意しなくなったことです。
60・70年代ぐらいまでは
公の場所でもしっかり叱っていた親御さんも多かったのですが
80年代ぐらいから段々と叱らないどころか
悪さをする子をかばう親も出て来ました。
90年代半ばぐらいからは
小学校で学級崩壊が始まりました。
モンスターペアレントなんて言う親も増えてきましたね(笑)
その頃ぐらいから親の虐待も増えているようです。
先生の体罰もうるさく問題視されるようになったのも
90年代後半ぐらいではないでしょうか。
2000年代に入ると
やれ多動症や、やれ学習障害児やらと
レッテルを張られた子供も増えてきました。
多分親も他人様も、躾なくなっただけではないでしょうか。
今の20・30代ぐらいから
格差の広がりも目立ってきています。
躾の意味や、社会的な常識が希薄になっているのかも知れません。
そろそろ「うちの子に限って」ではなく
日本社会のみんなの子として
地域社会で育てる方が良くなっているのではないでしょうか。