競技についてはまた後で。(璃来ちゃんのフライング大喜び、可愛かった💕)
競技についてはまた後で。(璃来ちゃんのフライング大喜び、可愛かった💕)
お彼岸の中日なので墓参りに。次男と行くことが多いが、今日はつれあいがいたので2人で行ってみた。
お寺の近くにある関宿城博物館、行ったことがなかったんだけど、つれあいが行きたいというので 墓参りの後トコトコ歩いて行った。
洪水の被害が多かった地域で、利根川と江戸川の治水の歴史が展示されている。初代関宿藩主が徳川家康の異父弟・松平康元だそうで。
意外と展示が多く、閉館30分前の入場ではちょっと遅かったかも 4階からの眺めは良かった
お寺の参道は花盛り。
博物館入口。
4階からの眺め。
4階からの眺め、別方向。
お祭りの山車らしい。
菜の花に囲まれる。
マンホール可愛い。
関宿城跡の碑。
関宿関所跡の碑。
墓参りで9千歩も歩いたの初めて 明日は筋肉痛かも
楽しみにしていた「BEYOND」、立川へ見に行ってきた。
同僚の分と2枚紙チケットをゲット、発券していたが、事前に“分配”して各自で発券しなければいけなかったことに数日前に気づいて焦る 本人確認はなかったのでほっ
立川からモノレールで2駅、アリーナは目の前。こじんまりしていている。物販コーナーが通路の一部でかなり混雑していた。私はオンラインでオーダー、会場受け取りにして正解 こちらは空いていてスムーズ。
私の席はスタンドの通路のすぐ後ろ、コーナーのあたり。全体が見やすかったが、スケーターがこちらサイドに寄ったときは見えなくなる瞬間があった。
座席はプラスチック、座り心地はいい。雨で気温が低かったのでお尻は冷たくなる。ブランケットを座布団がわりにした。
ショーはノリのいい「Sing Sing Sing」で始まる。もう半年ツアーで回っているので、チームとして成熟していて、安心感抜群。衣装もカントリー調の「I Got Rythm」、歌劇らしく「カルメン」、民族衣装風の「チャルダーシュ」といろいろ凝っている。男性陣が帽子や上着をカッコよく使う。
リンクが少し狭く見えたが、男性陣を中心に3サルコウや3アクセルも決めてくれた。真央ちゃんはスカートが長めでもバシバシ跳ぶ 濃艶なペアのプログラム「シェヘラザード」では、ダンスリフトのほかにスロージャンプまで
バレエのグランフェッテを思わせる高速回転とか、真央ちゃんの足さばきはさすが。ほかのスケーターも美しいスパイラルやイナバウアーなど、個性に合わせてしっかり見せ場を作っている。
選手・浅田真央が競技で使った曲を聞くと、当時のプログラムを思い出す。スケーターたちの現役時代の印象も蘇ってきて、今、元気に滑れていてよかったなと思う。(柴田嶺はもう1年早くペアを始めていたら、いろいろチャンスがあっただろうに、、、)
2度目3度目の観客もけっこういたと見え、手拍子のタイミングも絶妙だった 会場の一体感、好き 終了後にリピーターチケットを販売していたが、割引とかあったのかな
夢のような時間をありがとう
東京都心で桜が開花したそうで
昔は入学式の写真やイラストに桜が入っていたものだが、今や入学式の頃には完全に散っている
青森出身の人が「子どもの頃、入学式の絵に桜の花が描かれているのが不思議だった」と言ってるのを聞いたことがある。4月上旬の青森で、ソメイヨシノはまだ咲いていないのだろう。
これからは別の意味で、入学式の絵に桜が不思議(もう散ってる)になっちゃったりして
毎年見ているのに、不思議と心沸き立つ、桜の開花
BSフジ「フィギュアスケートTV!」3月の放送は、今まさに放送中
なぜだか5時からと勘違いしていた さっき気づいてテレビをつけたところ。
「やっちゃった~」と嘆いていたら、長男に「最近いつもやっちゃってるじゃない」と笑われた
なんか盛りだくさんの内容で、一つ一つは短めの紹介な感じ。とりあえず録画
1月5日に放送されたNHK・Eテレ「クラシックTV」、清塚信也さんとゲストの羽生結弦さんの掛け合いが楽しかった。なんと今夜、未公開映像を加えた“完全版”が放送される
レギュラー放送は30分で、“完全版”は52分の予定。どれだけカットされてたんだろう これは改めて録画して保存せねば
後から拡大しなくても、初めから拡大版で放送してくれないかしら・・・
J SPORTSでフィギュアスケート・四大陸選手権を順次放送してくれている。大会自体は2月12日(日本時間の2月13日)に終わっていて、普通版(⁈)を翌週くらいから放送、しっかり録画した。
無事に全カテゴリの録画できた!と思ったら、今度は選手インタビューと記者会見も入れた拡大版の放送が始まり アイスダンスは録画できたが、女子と男子をうっかり忘れた
明日と明後日のペアは予約入れたけど 再放送はたぶんあるが、それころ忘れた頃の5月とか6月とかになるような
三浦佳生くんの「ビューティー成分」の話とか、録画しておきたかった。再放送キャッチできることを期待
フィギュアスケート・世界ジュニア選手権2023、男子フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
コンスタンティン・スパタシヴィリ(ジョージア) SP:58.97(24) FS:114.73(17) Total:173.70(18)
「パルプ・フィクション」♪ 黒ジャケ。3アクセルは転倒したが、3ルッツ+3トウ、3ループ+2アクセル、3ルッツ+オイラー+3サルコウなど頑張る。まだ小柄で細身だが、身体も技術も伸びそうな感じ。
キャスパー・ヨハンソン(スウェーデン) SP:59.25(23) FS:102.66(23) Total:161.91(23)
「Brave Heart」「I Didn't Know My Own Strength」♪ 黒。アクセルはまだダブル。4回転サルコウを予定に入れていたが、丁寧な3回転にした。両手上げ3ルッツ+2トウを下り、フリップが2回転になった後3ルッツ+3トウ、3フリップ+オイラー+3サルコウとリカバリー。まだあまりスピードがないが、正統派な感じがいい。
ディアス・ジレンバエフ(カザフスタン) SP:59.77(22) FS:123.09(16) Total:182.86(16)
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」♪ グレーに黒ベスト。柔らかな2アクセルから、3ルッツ+オイラー+3サルコウ、3フリップ+2トウなどを決めていく。3トウ+2アクセルの着氷で少し乱れた以外はノーミス。滑走姿勢、ジャンプの着氷姿勢、スピンの姿勢とどれも美しく、腕や指先の使い方もきれい。
ゆったりと大きな動きで終盤のコレオ、盛り上がった。終わってガッツポーズ 顔も可愛い
アレクサンドル・ヴラセンコ(ハンガリー) SP:60.65(20) FS:105.76(20) Total:166.41(21)
エルヴィス・プレスリー・メドレー♪ 白の背中に顔のプリント。冒頭に3アクセルを決め、3フリップ+3トウ、3ルッツ+オイラー+3サルコウときっちり下りる。しかし後半のジャンプがことごとく2回転になったのが勿体ない。
プレスリーメドレーのわりに、ノリがよくないような 実は本人、あまり曲が好きじゃなかった
ヤクブ・ロフェク(ポーランド) SP:60.95(20) FS:109.47(19) Total:170.42(19)
「Minnie The Moocher」♪ 黒タキシード。3ルッツ+3トウ、2アクセルといい流れで決め、随所に小粋な所作を入れて表現。スピンのイリュージョンがカッコいい。コレオではハイドロからスライド、曲がアップテンポになるところで細かいステップを入れる。後半3フリップの転倒が惜しいが、3トウは決めた。
なかなか表現力があって、面白い選手。
ラカット・ブラーリン(カザフスタン) SP:62.47(19) FS:104.00(21) Total:166.47(20)
「Dark Dramatic Soundtracks」♪ 黒に赤の袖口と襟。冒頭のアクセルが2回転になり、3アクセル2回挑んで2回とも転倒。後半の3ルッツ+オイラー+3サルコウ、3フリップ+2トウは頑張ったが、全体にジャンプは不安定だった。
本来の出来ではないようで、悔しそうな顔のフィニッシュ。
<G2>
ラファエレ・フランチェスコ・ズィヒ(イタリア) SP:62.48(18) FS:102.71(22) Total:165.19(22)
「Deceit and Betrayal」「Summer 2」「Swing Shift」♪ 黒。3アクセル転倒、3ルッツはオーバーターンしたが3トウに繋げる。後半3ルッツ+オイラー+2サルコウを決めたが、3フリップでステップアウトして+REPになり、サルコウはパンクとジャンプはまとめきれなかった。
シットスピンをジャンプで出てフィニッシュ。やや東洋系の風貌はハーフなのかな? キス&クライには元ペア選手のニコル・デラモニカさん。
エドワード・アップルビー(イギリス) SP:62.49(17) FS:111.38(18) Total:173.87(17)
「Scars」♪ 黒。3アクセル、なんとか立って1トウをつける。2本目もややこらえたが着氷。両手上げ3ルッツがきれいに入った。シットスピンを空中キックで出る。後半3フリップ+3トウを決めたが、フリップ+オイラー+サルコウは両方とも2回転になった。コレオはノリノリで踊る。
ノア・ボーデンシュタイン(スイス) SP:62.83(16) FS:95.49(24) Total:158.32(24)
「Raining」「Storm」「Guardians at The Gate」♪ グレー。2アクセルは高く上がったが着氷が引っ掛かる感じ。3フリップ+2アクセル、きれいな3ルッツ。飾りジャンプから3トウは下りてツイズルの流れがいい。2回転になったフリップで足をついてそのまま3サルコウはどういう扱いになる?
シットスピンの途中で尻もちをついてしまった
キリロ・マルシャク(ウクライナ) SP:65.55(15) FS:126.10(15) Total:191.65(15)
「スターウォーズ」♪ 黒に素材違いのベスト。すごく慎重に入った3アクセル、オーバーターンで耐える。3ルッツ+3トウ、ターンからの3サルコウ、3ループといい感じで続いた。3ルッツ+2アクセル+2トウ、3ループ+両手上げ2トウと後半もいい。
コレオでは手拍子に乗って、終盤のスピンまで丁寧にこなす。細かい所作までちゃんと表現になっているところがいい。シーズンベスト更新に万歳
陳昱東(チェン・ユードン Yudong CHEN)(中国) SP:65.93(14) FS:139.19(5) Total:205.12(8)
「Micmacs a Tire-Larigot」♪ ボーダー白Tにサスペンダー。冒頭に鮮やかな4サルコウを決める。4トウ転倒ですかさず「加油!」と声がかかり、3アクセルは落ち着いて決めた。3ルッツに3トウをつけてリカバリー。後半3フリップ+オイラー+3サルコウ、ちょっと乱れて両手をついてしまった。3ループ+2アクセル頑張る。
ところどころで見せるコミカルな振付、曲の緩急にうまく合っていた。この調子で金博洋の後継者になれるかな
アダム・ハガラ(スロバキア) SP:66.71(12) FS:126.64(14) Total:193.35(14)
「Dream On」エアロスミス♪ ブルーのグラデーション。3アクセル+2トウをスムーズに決め、2本目の3アクセルはやや引っ掛かった着氷だがOK。3フリップ+2トウ、3フリップ+2アクセル+2アクセルは盛り上がる。ルッツは単独で、シットスピンの後に3サルコウを持ってきた。
淡々とやっている感じだが、大きなミスなく終わってほっとした笑顔。
<G3>
アルレット・レヴァンディ(エストニア) SP:71.01(12) FS:133.72(7) Total:204.73(9)
「Andrei」「La Terre Vue Du Ciel」♪ シルバー。ゆったりと動き出し、3ルッツ+両手上げ3トウを決める。ターンからの3フリップ、大きく足を開いたイナバウアーのコレオで魅せる。ランジ姿勢からの2アクセルが美しい。3ルッツ+オイラー+3サルコウも頑張ったが、フリップが1回転になったのが惜しかった。
腕や体の動き、緩急の付け方が考え抜かれていて、引き込まれる。スピンではヘアカッター姿勢も見せてくれた。演技構成点の高さは納得
アレクサ・ラキック(カナダ) SP:71.34(11) FS:129.60(11) Total:200.94(13)
「No One Like You」♪ グレーと黒。地元の大声援の中に登場。きれいな4トウを決め、慎重に3アクセル+2トウも下りる。3フリップはオーバーターンしたが2トウをつけた。
2本目の3アクセルで両手をついてしまった辺りから少しずれたか、3ルッツも転倒。3サルコウ+2トウ+2アクセルはなんとか。Y字バランスを入れるコレオ、スピンを側転で出たり、ヘアカッター姿勢を入れたりと工夫がある振付。スピンの回転はあまり速くないような
ダニエル・マルティノフ(アメリカ) SP:73.93(10) FS:130.74(10) Total:204.67(10)
「Air」♪ 白の裾と袖に黒。「G線上のアリア」にボーカルがついた曲で、美しい3アクセル、3アクセル+2トウに高い加点をもらう。3フリップ+2トウはややこらえた着氷、3ルッツで片手をついたが3サルコウ+2アクセルで盛り返した。
コレオはなんとなく大きく滑っているだけの部分が多く スピンの途中で一瞬ヒールで立つ動きが面白い。コーチはニコライ・モロゾフさん。
フランソワ・ピト(フランス) SP:74.91(9) FS:127.52(12) Total:202.43(12)
「ロミオとジュリエット」♪ 水色シャツの胸に赤いハートのプリント。羽生結弦がニースの世界選手権で銅メダルに輝いた曲。3アクセルはオーバーターンして単独にとどめ、3ループに2アクセルを続けた。3フリップはきれいに下り、3ルッツ+3トウでやや乱れる。3ルッツ+オイラー+3サルコウは頑張った。
スピンをバタフライで出て、激しく動くコレオはドラマチック。
キム・ヒョンギョム(韓国) SP:75.77(8) FS:137.79(6) Total:213.56(6)
「ウェストサイド・ストーリー」♪ 赤。ジャッジ前のフェンスに寄りかかった姿勢でスタート 映画冒頭の口笛に乗って、3アクセル+2トウ決まる。パン!の音に2本目3アクセルもはまった。3ルッツ+3トウ、3ループ+2アクセル+2アクセルで会場が熱くなる。単独3ルッツでステップアウトした以外ミスなし。
「Cool」で躍動感あふれるコレオ、踊れる奴だった
吉岡希 SP:76.44(7) FS:141.35(2) Total:217.79(7)
「パイレーツ・オブ・カリビアン」♪ 白にブラウンのパンツ。大きな動きで滑り出し、4トウでオーバーターンしたが落ち着いて3トウをつける。単独4トウはややこらえた。3アクセル、3ループと決まる。
後半3アクセル+オイラー+3サルコウ、なんとか。3ルッツ+2アクセルはうまくいったが、3フリップはちょっとこらえる着氷。
コレオでもう少し盛り上げたかったところ。最後のスピンはちょっと体力が厳しい感じだった。とりあえずはトップに立ってほっと一息
<G4>
ニコライ・メモラ(イタリア) SP:76.72(6) FS:139.72(4) Total:216.44(4)
「サムソンとデリラ」♪ ベージュにゴールドのサッシュ。冒頭のジャンプは2アクセルにした。3アクセル+オイラー+3サルコウ、決まった 3フリップ、3ループと軽々。キャメルスピンでは難しい姿勢でキャッチフット。
甘いアリアにのって柔らかな表情を見せながら、3アクセルは惜しい転倒。3ルッツ+3トウ、3ルッツ+2アクセルはしっかり決め、大きなイーグルでリンクを縦断するコレオ、華やかなジャンプで彩る。
回転不足があった模様、少し技術点が下がってしまった。
アンドレアス・ノルデバック(スウェーデン) SP:76.82(5) FS:127.50(13) Total:204.32(11)
「ノートルダム・ド・パリ」♪ ブラウン。4トウ予定は3フリップに変えた。3アクセル+3トウ、膝を深くつかって決める。ルッツが1回転になったがオイラー+3サルコウは付けた。後半アクセルでパンク、3ルッツで両手をついた。2アクセル+1アクセルで懸命にリカバリー。
シットスピンはバタフライで出て、情熱的なコレオ。いつもの出来ではなかった感じ。
ルーカス・ブルサード(アメリカ) SP:77.01(4) FS:132.46(9) Total:209.47(7)
「The Leftovers」「Compassion」♪ ブルーの肩に黒。両手上げで4トウに挑んだが転倒 両手上げ3ループは滑らか。3アクセル転倒したが、両手上げ3フリップ+オイラー+両手上げ3サルコウ、3ルッツ+両手上げ3トウは鮮やか。2アクセルを下りながら手の動きで表現する。
1つ目のスピンが足替えシットスピン、2つ目のキャメルスピンはフライングで入らなければならないところ、フライングで入らなかったために無効0点になってしまった
ハイドロからスプリットジャンプ、イナバウアーやスパイラルと盛りだくさんのコレオは見事 最後のルッツが1回転になったのは悔しいところ。
ナオキ・ロッシ(スイス) SP:79.46(3) FS:141.22(3) Total:220.68(3)
「Born from Ashes」「True Love's Last Kiss」「Yearning Hearts」♪ 赤に黒メッシュ。母は日本人。冒頭に3アクセル+2トウ、高い! 2本目3アクセルも決まった! 両手上げ3ルッツはオイラー+3サルコウに繋げる。コレオからのループが2回転になったが、両手上げ3ルッツ+3トウ、両手上げ3フリップまでしっかり決めてきた。
繋ぎのステップが躍動感あって素敵 シットスピンをスライドで出てフィニッシュ、大きく息を吐いた。得点に嬉し涙
ウェスリー・チウ(カナダ) SP:80.56(2) FS:133.32(8) Total:213.88(5)
「Nella Fantasia」♪ グレー。地元期待の大歓声 余裕の3アクセル+2トウ、3フリップまでは良かったが、4トウ予定が2トウに。2本目の4トウも2回転になって、3回目の2トウなので無効0点 3アクセルはややこらえたが立ち、3ルッツ+オイラー+3サルコウは跳びきった。
スピードにのって大きく表現するコレオは真骨頂。
ここで吉岡希の表彰台確定
三浦佳生 SP:85.11(1) FS:179.63(1) Total:264.74(1)
「美女と野獣」♪ 白にグレー系ベスト。雄大な3アクセル+オイラー+3サルコウ、4トウはややこらえたが大きな減点にはならず。見事な4サルコウで取り返した 単独3アクセル問題なく、王子の心の叫びを表現するコレオ。シニアのバージョンではステップシークエンスをするパートを使っている(ベルと踊るパートは短いジュニアバージョンなので残念ながら無し)。
後半4トウ+3トウ シットスピンをキックで出て、3フリップ+2アクセル。最後の3ループでオーバーターンして苦笑い スピンを全力で回り、フィニッシュすると氷に倒れ込んだ。長いシーズンの終わり、、、
キス&クライで、手でハートを作って見せたら上から「可愛い~」と誰かが声をかけた 2位以下に40点以上差をつける圧勝だった
結果、優勝は三浦佳生、2位ナオキ・ロッシ、3位吉岡希と表彰台は日本がらみ 4位メモラ、5位地元のチウ、6位キム・ヒョンギョム、7位ブルサード、8位陳昱東、9位レヴァンディ、10位マルティノフ。
来季枠は、日本3、スイス・イタリア・カナダ・韓国・アメリカ・中国・エストニアが2となった。
あとは日本時間明朝7時からのエキシビション。早起きして見たい
フィギュアスケート・世界ジュニア選手権2023、女子フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
ジャド・ホヴィン(ベルギー) SP:48.57(24) FS:79.11(22) Total:127.68(23)
「ゴッドファーザー」♪ ゴールド。3ルッツ+2トウ+2ループ、3ループ+2トウなど頑張ったが、転倒もあり。シニアの世界選手権にも出場が決まっている。
ジュリア・ファン・ディーク(オランダ) SP:48.58(23) FS:69.32(24) Total:117.90(24)
「Orobroy」「Poeta En Al Viento」「Amor Dulce Muerte」♪ 赤紫。パワフルな感じで3ルッツ+3トウ、片手をつく。2アクセルは良かったが、3フリップは2度転倒。ルッツも1回転になったのは痛かった。
要素&技術点表示に赤(GOEマイナス)がずらりと並んでしまい タンゴらしい妖艶さを出す余裕がなかったかな。
ステファニア・ヤコフレヴァ(キプロス) SP:50.08(22) FS:94.15(16) Total:144.23(17)
「Nagada Sang Dhol」「Deewani Mastani」「Chikni Chameli」♪ 赤のサリー風。エキゾチックなインド系の曲にのって、3フリップ、3ルッツ+2アクセル+2アクセルを決める。後半3ループでステップアウト、2本目の3ループ転倒して+REPになったのが惜しい。
ボリウッド映画風の振付を可愛くこなしていた。
パッタラティダ・カネシゲ(タイ) SP:50.11(21) FS:83.07(20) Total:133.18(21)
「ワルソー・コンチェルト」♪ ブルー系。両手上げ3ルッツで入ったが転倒、3フリップ、2本目のルッツでも転倒 しかし2アクセルに2トウ、3ループに2トウをつけてリカバリー。3ループ+2アクセルが良かった。
フィニッシュ前に見せたハイドロもいい。名前から察するに日系だろうか。
バルボラ・ティカロヴァ(チェコ) SP:50.41(20) FS:85.66(18) Total:136.07(20)
「マスク・オブ・ゾロ」♪ 赤と黒。冒頭に3フリップ+2アクセルを決める。3ルッツ転倒したが、3ループ+2トウはOK。しかし単独トウループで1回転になり、3サルコウは微妙な下り方で予定のコンビネーションにはできず。2アクセルにオイラー+2サルコウをつけたが、こらえきれず転倒。
コレオでラテンの雰囲気はうまく出していた。
インガ・グルゲニゼ(ジョージア) SP:52.02(19) FS:120.48(7) Total:172.50(9)
「Memphisto's Lullaby」「Breathing Under Water」「Dissociative Identity Disorder」♪ グレー系に赤を少し。軽々と3アクセル+2トウを跳んでびっくり 2本目の3アクセルも余裕でびっくり SPのシーズンベストが63.04、後半に出てくるような選手だった。しかし、あえて後半に回した3ルッツ+オイラー+3サルコウで手をつき、2アクセル+3トウで転倒は想定外だったか。
レイバックスピンの出でその場ジャンプ+イリュージョンが面白い。
<G2>
リヴィア・カイザー(スイス) SP:52.71(18) FS:78.24(23) Total:130.95(22)
水色から黒。ピアノ系の曲。3ルッツ+オイラー+3サルコウを決めたが、3フリップ転倒。両手上げの3ルッツも転倒。よかったのは2アクセル+3トウかな。
手足が長く、決まると映える。
ニコラ・フォムチェンコヴァ(ラトビア) SP:53.16(17) FS:112.87(10) Total:166.03(13)
「The Storm」♪ ターコイズブルー。2アクセル+3トウをきれいに決め、両手上げ3ルッツ+2アクセル、単独両手上げ3ルッツと順調。両手上げ3フリップ+2トウ+1ループ、3つ目だけ締めきれなかったようだ。
終盤コレオの後に両手上げ3フリップを決める体力がある。全体に姿勢がきれい。
ソーホー・リー(アメリカ) SP:54.23(16) FS:94.93(15) Total:149.16(15)
チャイコフスキー「くるみ割り人形」♪ 紫のグラデーション。冒頭の3ルッツには無理せず2トウをつける。3ループ転倒したが、2アクセル、3フリップ+2アクセルと立て直す。3ルッツ+2トウ+2ループが決まって笑顔 2本目の3フリップ転倒はちょっと悔しい。
ビールマンスピンは足首をホールドする。チュチュ風のスカートでバレエらしい所作を随所に見せてくれた。
キス&クライにはミーシャ・ジーさん。
ニーナ・ペトロキナ(エストニア) SP:55.67(15) FS:111.81(12) Total:167.48(12)
「Dusty Road」「Prelude (The Age Of Heroes) 」♪ ワインカラー。2アクセル+3トウをきっちり決めてスタート。3ルッツ+オイラー+3サルコウは間にオーバーターンが入ったが跳びきった。3フリップ+両手上げ2トウ入る。ルッツが2回転になったのとアクセルが1回転になったのがミスといえばミス。
ジャンプはあまり高さがないが、技術的にはオーソドックスで安心感がある。最後のコレオは曲によく合っていて盛り上げた。
世界選手権でさいたまに来る予定。
ジョセフィン・リー(アメリカ) SP:56.09(14) FS:82.13(21) Total:138.22(19)
「O Fortuna and In Trutina」♪ 暗めの赤。冒頭の3フリップで転倒、2アクセル+2トウでも転倒 3ルッツ+2トウはオーバーターンでなんとか抑えた。後半の3フリップも転倒とジャンプははまらず。
キス&クライにはベアトリサ・リャンさん。
ノエル・ストルーリ(ポーランド) SP:56.40(13) FS:84.19(19) Total:140.59(18)
「l' Histoire de l' Amour」♪ 赤。両手上げ3フリップ、両手上げ3ルッツ+2トウ+両手上げ2ループと下りる。3ループはオーバーターンしたがそのままツイズル 飾りジャンプからの3サルコウが可愛い。
2アクセルはシークエンスにできず、3ルッツ転倒と後半はちょっと厳しかった。キス&クライで悔し涙
<G3>
ポリーナ・ズマニヤゾヴァ(ハンガリー) SP:57.35(12) FS:87.53(17) Total:144.88(16)
プッチーニ「トゥーランドット」♪ 赤。冒頭の2アクセルは良かったが、3ルッツで2度転倒。3ループなど自信があるジャンプと、いまいちなジャンプの差が大きいかも。表現に気を配る余裕がない感じだった。
カイヤ・ルイター(カナダ) SP:57.71(11) FS:111.94(11) Total:169.65(10)
「Inspiration」♪ 紺。コールをかき消すような大歓声 右回りの選手。3ルッツ+3トウはこらえて立つ。3ループ、 3フリップ+オイラー+3サルコウもスムーズ。後半3ルッツ+両手上げ2トウも入った。
いかにもカナダ!な感じがする少女。基本がしっかりしている。
キミー・ルポン(スイス) SP:57.96(10) FS:122.36(6) Total:180.32(7)
「エクソジェネシス交響曲第3部・第1部」♪ 黒にストーン。こちらも右回りの選手。最初の3ルッツ+3トウから最後のスピンまで、要素は全てグリーン(加点付き) 3フリップ、3ループ、後半3フリップ+2トウ+2ループ、2アクセル+3トウ、言うことなし
タタタ、と駆け出して入るコレオも体がよく動いていた。終わって氷を叩いて喜ぶ。得点を見てさらに歓喜
すでにヨーロッパ選手権で銅メダルを獲得していて、世界選手権にもエントリー。楽しみ!
クレア・セオ(アメリカ) SP:58.41(9) FS:114.21(9) Total:172.62(8)
ヴィヴァルディ「四季」♪ ライトブルー。コロコロした体系のアジア系。スピードにのって3ルッツ、2アクセルと決める。3フリップはステップアウトしたが、ミスはそれだけ。後半3フリップ+2トウ、3ルッツ+2アクセル+2トウと力強い。
ビールマン姿勢では靴辺りをホールド。こちらもグリーンの要素を並べた。得点には納得の顔。
マリー・エリーゼ・カルユヴェレ(エストニア) SP:58.42(8) FS:102.66(14) Total:161.08(14)
「The Shadow Line」♪ ミントグリーン。多くのジャンプを両手上げで跳ぶ。2アクセル+両手上げ3トウ転倒、両手上げ3フリップにアクセルをつけたが1回転で開いた。3ループ、3フリップと両手上げで決めたが、2本目の3フリップは転倒。あまりジャンプの調子は良くなかったか
イナバウアーやハイドロブレーディングのコレオをしっとりと表現。ビールマンスピンからスライディングでフィニッシュ。
ロリンヌ・シル(フランス) SP:61.04(7) FS:107.31(13) Total:168.35(11)
「Tango Yesica Lozano」「Tango de Roxanne」♪ 黒。3サルコウ+3トウ、3ルッツ+2トウ、ややこらえながらだが決める。スパイラルを組み合わせたコレオ、3ルッツで転倒したが3ループ+2アクセル+2ループは頑張った。
とてもタンゴらしい、というわけではなかったが これから伸びていくか。
<G4>
クォン・ミンソル(韓国) SP:62.82(6) FS:128.24(5) Total:191.06(5)
「キャッツ」♪ 黒系で猫耳 いきなりレベルが上がる 3フリップ+3トウ、3ループ、3フリップ、まったく隙がない。2アクセル+3トウ、3ルッツ+2トウ+2ループ、わずかな揺らぎもない。スピンの出のイリュージョンでは靴をタッチ。
ジュニアグランプリシリーズより、猫の可愛い仕草でアピールするのは減らして、カッコよく踊っていた。ベスト更新
安香怡(アン・シャンイー Xiangyi AN)(中国) SP:63.91(5) FS:120.03(8) Total:183.94(6)
「The Theory of Everything 」♪ 紫にゴールド。冒頭の3ルッツはステップアウトしたが、3フリップ+両手上げ3トウでリカバリー。3ループ、2アクセルなどを決めた。
キャメルスピンで片手で肩越しにキャッチフットの難しい姿勢を見せる。クリムキンイーグルからレイバックイナバウアー、大きなイーグルのコレオで盛り上げた。
振付はブノワ・リショー。なかなか完成度の高いプログラムで、今後に期待
キム・ユジェ(韓国) SP:63.97(4) FS:129.65(4) Total:193.62(4)
「AIDA」エルトン・ジョン♪ ワインレッドにゴールドの髪飾り。慎重に入った3アクセル、決まった 3ルッツ+3トウ、3ループ+2トウ+2ループ、一つ一つしっかり決めていく。3サルコウはオーバーターンしそうになったせいか、加点はなし。ってミスに入らない
リンクいっぱいに使うコレオで物語を表現。終わって両手でガッツポーズ 堂々のベスト更新でトップに立つ。
中井亜美 SP:67.28(3) FS:130.12(3) Total:197.40(3)
「ミス・サイゴン」♪ 白に赤の花柄。きりっとした表情で立つ。3アクセル、惜しい転倒。他のジャンプは3ルッツ+2アクセル、3フリップ+オイラー+3サルコウ、終盤のルッツなど良かった。3アクセルは1本にとどめた。
少し緊張が感じられたが、だんだん笑顔も出てきて、きれいなスパイラルのコレオでアピール。でも終わった瞬間、ちょっと仏頂面 転倒が悔しかったらしい。
しかし得点が出たら、、、表彰台が決まって感極まった(隣の中庭先生も)
シン・ジア(韓国) SP:71.19(2) FS:130.71(2) Total:201.90(2)
「Tree of Life Suite」♪ ライトブルーのグラデーション。 2アクセル、3ループと余裕を持って下りていく。3フリップ+2トウ+2ループ、3ルッツ+3トウ、高さも十分。ジャンプはノーミスで、雄大なカーブを描くレイバックイナバウアーでクライマックス。
が、最後のスピンに入る前にまさかの転倒 すぐ起き上がってスピンをこなしてフィニッシュ。
ミスは大きな痛手にはならず、トータルのベストを更新してトップに立つ。
島田麻央 SP:71.78(1) FS:152.76(1) Total:224.54(1)
「Passepied」「Wild Swans Suite」♪ ピンク系。スピードにのって3アクセル、決まった 続いて4トウ(q付いたが)、決まった(濱田コーチの声も聞こえる。)3ルッツ+3トウ、3フリップ+2アクセル、見事。
コレオではスパイラルで大きな円を描き、エッジワークの確かさを見せる。3サルコウ+3トウ+2トウ、3ループ、最後に両手上げの3ルッツ。最後だけ、というのが憎い
鮮やかなI字姿勢のスピンに、美しいビールマンスピンを続けてフィニッシュ。これぞチャンピオンという演技で終わると、リンクサイドに帰りながら少し涙ぐんだ。
キス&クライでは濱田先生に涙を拭いてもらっていた。やはりプレッシャーはあったんだろう。もちろんベスト更新で初優勝
結果、島田麻央が浅田真央さんの14歳5か月を超える14歳4か月の日本勢最年少優勝、2位シン・ジア、3位中井亜美。4位キム・ユジェ、5位クォン・ミンソル、6位安香怡とフリー最終グループが順当に上位を占めた。7位キミー・ルポン、8位クレア・セオ、9位グルゲニゼ、10位ルイター。
来季枠は、日本・韓国が3、中国・スイス・アメリカ・ジョージア・カナダが2となった。
表彰式の島田麻央は、これから何度も自分の力で日の丸を揚げ、「君が代」を流すことになるだろう。怪我なく、楽しく、長く続けていけることを願う
フィギュアスケート・世界ジュニア選手権2023、アイスダンス・リズムダンス(ジャッジスコア)が行われ、日本期待の來田奈央/森田真沙也組が21番滑走で登場。第5グループに入ったのは、世界ランクで出場30組中10番目に相当することを意味する。シーズンベストでもジュニアでは11番目だし、今大会で10位以内を狙えるか
滑り出しから、めっちゃキレキレの動き。首の角度とか、タンゴらしい足の蹴り上げ方とか、カッコいい! スピードに乗っているがしっかりコントロールしている、と思ってたら、、、
ツイズルに入る前に二人が離れた瞬間、森田くん転倒
しかし、すぐ起き上がってツイズルに入り、そろってレベル4獲得したのは偉い その後もミスはなかった。
得点は54.19。ツイズルのミスがなければ、もう4、5点上乗せできたかな? 演技構成点ももう少し出したかったところ。
RD10位のAngelina KUDRYAVTSEVA / Ilia KARANKEVICHの得点が61.35。きだもりのシーズンベストが61.05だから、少しベストを更新すれば10位以内に入れたかもしれない。
本人たちも10位以内は目標だったようだから、相当悔しいと思う。フリーでどこまで巻き返せるか。来季に繋げるためにも、今の力を出し切ってほしい
カルガリー(カナダ)で開幕したフィギュアスケート・世界ジュニア選手権2023、ペア・ショートプログラムと女子ショートプログラムが行われた。
女子では島田麻央がシーズンベストでトップに立ち、中井亜美が3位につけている。ジュニアグランプリファイナルで島田麻央は優勝、中井亜美も4位と実力は折り紙付き。この調子で揃って表彰台(1人は真ん中)に立ってくれると期待
ペアで“はるすみ”こと村上遥奈/森口澄士組が6位につけた。ベストを大幅に更新する55.69 上位陣との点差から見て、メダル獲得はあるのか
ショートプログラムの得点に、フリーのシーズンベストを足して並べてみた。既にシニアの大会でシーズンベストを出している組は、ジュニアの大会でベストのスコアで計算。カッコ内の数字はSPの順位。
Anastasia GOLUBEVA / Hektor GIOTOPOULOS MOORE 59.18(3)+121.18=180.36
Sophia BARAM / Daniel TIOUMENTSEV 66.95(1)+113.16=180.11
Haruna MURAKAMI / Sumitada MORIGUCHI 55.69(6)+102.23=157.92
Violetta SIEROVA / Ivan KHOBTA 58.47(4)+99.26=157.73
Oxana VOUILLAMOZ / Flavien GINIAUX 60.58(2)+83.09=143.67
Ava KEMP / Yohnatan ELIZAROV 55.88(5)+85.52=141.40
断トツの優勝候補、ゴルベヴァ/ジオトプロス・ムーアがまさかの3位スタートだが、フリーでベストを出せば逆転の可能性あり。バラム/ティウメンチェフとの熾烈な戦いになりそう。
で、3位争いに“はるすみ”は絡めるはず! シエロワ/ホブタに勝てるかがポイント。SP2位のヴイラモス/ギニオーもシニアの大会で90点を出しているが、要素数の少ないジュニアでさらに点を伸ばさないと届かないだろう。
SP5位のケンプ/エリザロフはベストを12点更新してこの順位だが、フリーはどのくらい伸びてくるだろうか。怖いような、そうでもないような?
はるすみのフリーは12:30過ぎから。楽しんでいい演技してね