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1人と1頭で1組

2013年04月08日 02時50分48秒 | スポーツ

 NHKBSで馬術競技の国際大会を放送していて、なんだか面白くて見てしまった。
 種目はグランプリ障害飛越。コースの中に設定された障害を飛び越えていく。飛び越えるとき障害のバーを落としてしまうと1回につき減点4。制限タイムを超えると減点1。
 踏み切るとき障害に近すぎると前足で引っかけやすくなり、遠いと後足で触ってしまいそうにいなる。触っても落ちなければいいのは、陸上の高跳びなんかと同じ^^;
 減点0で通過できた選手たちで、優勝決定のジャンプオフが行われた。前半よりも短いコースで障害の数も少なくなるが、その分小回りで走らなければならず、意外と大変。タイムの争いでもあるので、減点0でなおかつ速く、が求められる。
 優勝したのはドイツから参加した若い選手。さすが本場という感じ。海外からの選手たちは自分の馬を連れてくるわけではなく、日本で提供される馬を短期間で乗りこなさなければいけないのだが、それで優勝しちゃうんだから見事
 見てると馬たちにも表情や個性があって面白い。飛び越えるタイミングがずれかかって「あ、ヤバい」という顔をしたり ぐいっと手綱を引っ張られてちょっとむっとしたり ゆったりしたリズムの馬、ガンガン走る馬、乗り手の作戦もあるんだろうけど。体型も、がっちりしたパワータイプ、ほっそりした軽いタイプと様々。どの馬も、両耳を覆う帽子みたいなのをつけている。大きな歓声などに驚かないためなんだろうか。
 選手と馬の名前が同列に並べて表示される。アナウンサーの表現が「ジャンプオフに8組が進出となりました」。人と馬がペアを組んで、初めて参加者というわけだ。馬の名前がそれぞれ工夫していて、白い馬が「ラパンドゥネージュ(雪うさぎ)」、がっちりした元気な馬が「やっくる」(「もののけ姫」に登場する名前)、似合ってる。
 「昨日の競技で奥さまと1、2フィニッシュとなった」と紹介された日本の選手がいた。馬術競技は、あまたあるスポーツの中でおそらく唯一、性別によるカテゴリー分けがないので、そんな素敵なこともあるのだった。

 一度くらい馬に乗ってみたい、かな
 
 


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