ミニマムポイントまで、あと少し！

　全日本フィギュアの後、検索ワードに「ミニマムポイント」が多かったので
　フィギュアスケートのミニマムポイントとは、世界選手権・ヨーロッパ/四大陸選手権・世界ジュニア選手権に出場するのに必要な、最低技術点（Minimum Total Elements Scores）。
　今季または昨季、ISU主催または公認の大会で、ショートとフリーそれぞれでクリアしていなければならない。ショートとフリーは別々の大会で出したスコアでもよい。世界ジュニアに出場するためのスコアは、ジュニアの大会で獲得したものに限られる。
　各選手権の21日前（エントリー締め切り）までに達している必要がある。
　
　今季のミニマムポイントは：
＜世界選手権＞　　　　 男子：34/64　女子：27/47　ペア：25/43　アイスダンス：29/39
＜ヨーロッパ・四大陸＞男子：25/45　女子：20/36　ペア：20/36　アイスダンス：19/29
＜世界ジュニア＞　　　 男子：20/42　女子：20/35　ペア：20/30　アイスダンス：18/28

　全日本選手権終了後に世界選手権代表が発表されたが、アイスダンスがいなかったのはミニマムポイントをまだ獲得していないので、出場が確定できないから。全日本1位の村元哉中/クリス・リード、2位の平井絵己/マリオン・デラ・アソンション、どちらのカップルもあと一息
　村元/リードも平井/アソンションも、フリーの39.00点はクリアしている。ショートダンスの29.00をクリアしなければならない。村元/リードはNHK杯で26.90、平井/アソンションはゴールデンスピンで28.80、あと0.2だった
　どちらも現在開催中のトルン杯にエントリーしている。ここでぜひ、ショートダンスのミニマムポイントをゲットしてほしい
　（どちらも取れたら、全日本優勝の村元/リードが世界選手権だと思うけど、平井/アソンションだけがクリアしたら、その時点で平井/アソンションに決まるのかな？　それとも、四大陸選手権で村元/リードにチャンスを与えるかな？　実力が接近してるだけに、気になる～）
　トルン杯には、日本からペア2組もエントリー。須藤澄玲/フランシス・ブードロ＝オデはすでにミニマムポイントを獲得して、世界選手権代表に決まっている。まだ組んで日が浅いので、試合を経験しながら息を合わせていきたい。小野眞琳/ウェスリー・キリングは、SP20点・フリー36点をクリアして、四大陸選手権出場できたらいいな
　世界ジュニア代表のアイスダンスカップル、深瀬理香子/立野在もエントリー。2人とも18歳なので、近い将来シニアに上がることを念頭に、少しでも実績を残したいところ。

　トルン杯は、なんとLive Streamingがある　こちらか、YouTubeのAxel Torunチャンネルで。
　日本時間の今夜20:20からジュニアアイスダンス・ショートダンス、深瀬/立野は10番滑走なので21:20過ぎあたりの登場になりそう。
　23:10からアイスダンス・ショートダンス、こちらはよく1番を引くクリスがまた引いたようで＾＾；　村元/リードが第1滑走、逆に平井/アソンションが最終の第7滑走で、24:00前だろうか。
　24:20からペア・ショートプログラム、小野/キリングが第3滑走で24:40頃？　須藤/ブードロ＝オデは最終の第9滑走（第3グループの3番目）なんだけど、第2グループの後に整氷が入るなら25:40（1:40）くらいになってしまいそう。入らなければ25:25（1:25）あたりかと思われる。
　お時間と興味のある方、見て応援してください