ネーベルホルン杯2013が終わって、フィギュアスケートのソチ五輪出場枠が決定した。
世界選手権で決定した分と合わせて、一覧にまとめてみよう。新たに獲得した枠は赤字で。
男子 | 女子 | ペア | アイスダンス | 獲得枠数 | |
オーストラリア | 1 | 1 | 1 | 3 | |
オーストリア | 1 | 1 | 2 | ||
アゼルバイジャン | 1 | 1 | |||
ベルギー | 1 | 1 | |||
ブラジル | 1 | 1 | |||
カナダ | 3 | 2 | 3 | 3 | 11 |
中国 | 1 | 2 | 2 | 1 | 6 |
チェコ | 2 | 1 | 3 | ||
エストニア | 1 | 1 | 1 | 3 | |
フランス | 2 | 1 | 2 | 2 | 7 |
グルジア | 1 | 1 | |||
ドイツ | 1 | 1 | 2 | 2 | 6 |
イギリス | 1 | 1 | 1 | 3 | |
イスラエル | 1 | 1 | 2 | ||
イタリア | 1 | 2 | 2 | 2 | 7 |
日本 | 3 | 3 | 1 | 7 | |
カザフスタン | 2 | 2 | |||
リトアニア | 1 | 1 | |||
ノルウェー | 1 | 1 | |||
フィリピン | 1 | 1 | |||
ルーマニア | 1 | 1 | |||
ロシア | 1 | 2 | 3 | 3 | 9 |
スロバキア | 1 | 1 | |||
韓国 | 3 | 3 | |||
スペイン | 2 | 1 | 3 | ||
スウェーデン | 1 | 1 | 2 | ||
トルコ | 1 | 1 | |||
ウクライナ | 1 | 1 | 1 | 1 | 4 |
アメリカ | 2 | 3 | 2 | 3 | 10 |
ウズベキスタン | 1 | 1 |
ブラジル、フィリピンと冬季五輪にはあまり縁がなさそうだった国が枠を獲得した一方、フィンランドが出場なしとなってしまった。2018年に平昌五輪を開催する韓国は、女子以外もその前に五輪を経験しておきたかったところだが、残念。
団体戦出場の条件となる3種目以上で出場枠を得た国は12。世界選手権までのポイント順にならべてみた。(種目に*があるのは、個人戦の五輪出場枠を獲得していないもの)
男子 | 女子 | ペア | アイスダンス | ||||
1 | カナダ | 3826 | |||||
2 | アメリカ | 3142 | |||||
3 | ロシア | 2911 | |||||
4 | イタリア | 2494 | |||||
5 | フランス | 2218 | |||||
6 | ドイツ | 2143 | |||||
7 | 中国 | 2062 | |||||
8 | 日本 | 2009 | * | ||||
9 | ウクライナ | 991 | |||||
10 | イギリス | 776 | * | ||||
11 | エストニア | 671 | * | ||||
12 | オーストラリア | 650 | * |
世界選手権終了時点のポイントで、日本に続いていた韓国とスペインは、3種目の出場枠が獲得できなかった。スウェーデンも団体に出られたらけっこう強かったのではと思われるが、届かず。
このあと、GPシリーズとファイナルのポイント(なければJGPシリーズのポイント)を加算して、上位10ヶ国が団体戦に出場資格を得る。11番目のエストニア、12番目のオーストラリアは今季GPシリーズのエントリーがなく、JGPシリーズの男女シングルにエントリー。JGPシリーズでは最高でも優勝250ポイントなので、エストニアとオーストラリアがこの後男女シングルで優勝して500ポイントを加算しても、すでに2009ポイント確保している日本が抜かれることはない。
というわけで、日本がソチ五輪の団体戦に出場できることがほぼ決まった。あとは誰が出るか、、、男女シングルは全日本の熾烈な戦いが待っている。
アイスダンスのクリス・リード選手の膝の状態が心配だけど、シーズン前半は無理をせずに五輪に照準を合わせてほしい。
ペアの高橋成美/木原龍一組は団体戦のみの選手としてだが、五輪を経験できるチャンス。あと4ヶ月の間に、どのくらいレベルアップできるか。こちらも怪我だけはしないように、着実に伸びてくれることを期待
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