
第9回アジア冬季競技大会(Harbin 2025)、フィギュアスケート競技男子フリー(ジャッジスコア)。最終グループのみ。
<G3>
RO Yong Myong(北朝鮮) SP:68.51(6) FS:136.65 Total:205.16
「Fog Creeps up Jong Il Peak」♪ 赤。ムード歌謡風の曲で、いきなり4トウ+3トウが入る。3アクセル、3アクセル+3トウなんとか。3ループ+2アクセル+2アクセルと前半はよかったが、後半のジャンプが2つ2回転になったのは予定外だったろう。
スケーティングなどは、、、まあまあ
佐藤駿 SP:70.02(5) FS:162.08 Total:232.10
「Nostos」♪ 紺からライトブルー。冒頭から心が洗われるような美しいスケーティング。4ルッツ、決まった 4フリップも
なのに4トウで転倒って
しかし次に4トウ+3トウを決めた
3アクセル+2トウ入り、3アクセル単独は両手をつく。3ループに2アクセルを続けてリカバリー。主張しない静かな滑りでじわじわと盛り上げていくステップ。
まずはトップに立つ。
SHAIDOROV Mikhail(カザフスタン) SP:76.75(4) FS:169.26 Total:246.01
「月光ソナタ」「Take On Me」♪ 紫の濃淡。まずは4ルッツ、少しオーバーターン。3アクセル+オイラー+4サルコウ、とんでもないコンビネーションに挑んだが転倒。4トウ、こらえたが立ち、後半4トウ+3トウが鮮やかに入る。シットスピンの出では片手側転。
曲が変わってからのステップ、引きのカメラでよくわかる立体的な感じ。コレオにスムーズに入ってカッコよくスライディング。
顔写真入りのクッションを抱えて笑顔のキス&クライ
戴大衛(DAI Daiwei ダイ・ダイウェイ)(中国) SP:82.89(3) FS:155.94 Total:238.83
「Tirol Concerto for Piano and Orchestra」♪ 暗めの赤。4トウでオーバーターンしたがうまく2トウをつける。単独4トウ決め、3アクセルでオーバーターン、次の3アクセル+2アクセル+2アクセルが見事。終盤3サルコウ+3トウを跳んだが、下りて片膝をついてしまった。
意外と足元が柔らかく、スケーティングやジャンプ着氷の伸びがある。
CHA Junhwan(韓国) SP:94.09(2) FS:187.60 Total:281.69
「ロコに捧げるバラード」♪ フリンジのついた赤。目の覚めるような4サルコウ 4トウも問題なく、3ルッツはあえて単独にした感じ。3アクセルまずまず。緩急をつけたステップは実に音楽性が豊か
3アクセル+2アクセル、3フリップに3ループをつけた!
スピンでも美しいレイバック姿勢、コレオではレイバックイナバウアー、キャメルスピンではヒールエッジも見せて、充実のプログラム
鍵山優真 SP:103.81(1) FS:168.95 Total:272.76
「Ameksa」「Romanza」♪ 黒。4フリップ、やや傾いて片手をつく。4サルコウばっちり、なのに4トウルッツ転倒💦 3アクセル+オイラー+3サルコウを落ち着いて決める。しかし後半4回転予定が23回転に、3アクセル転倒… 3フリップに2アクセルを続けてリカバリー。
曲が変わってからのステップ、迫力のフラメンコだが、、、
結果、優勝はチャ・ジュンフアン、2位鍵山優真、3位シャイドロフ、4位戴大衛、5位佐藤駿、6位ロ・ミョンヨンとなった。
女子に続いて、男子も大本命が敗れるという波乱(?!) しかし、今日この時間にいい演技をした選手が勝つのがスポーツ。
来週はもう四大陸選手権。連戦になる選手は疲れを残さないように 世界選手権出場に必要なミニマムテクニカルスコア獲得の最後のチャンスになる選手も応援したい
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