来週から始まる世界フィギュアスケート選手権2022、エントリー締切直後に発表されたものから、いろいろ変更が出てきている。3月16日付のエントリーは: 男子 女子 ペア アイスダンス
今日の午後発表されたのは、日本チーム 男子の三浦佳生が肉離れのため欠場、代わりに友野一希が出場することになった。たしか2月にも肉離れがあってアイスショーの出演を取りやめていたが、それとは別の箇所だそうな(本人Twitter)。世界ジュニアに向けて準備するとのことなので、万全の状態で出られることを祈ろう。
友野選手は明日からのクープ・デュ・プランタンに出場する。4年前も羽生結弦の欠場により世界選手権出場が決まり、この大会からの連戦となったが、見事5位入賞を果たしている。今回も期待
今日未明に発表されていたのは、北京五輪王者となったネイサン・チェン(アメリカ)の欠場。代わりにカムデン・プルキネンが出場する。「北京五輪後、世界選手権のためにトレーニングを続けてきたが、これまで対処してきた慢性的なケガのため。来週練習をして競技をすることで、さらなるケガのリスクをおかしたくない」とコメントしている。慢性的なケガがどんなものなのかわからないが、ここで無理する意味はないと判断したんだろう。
これで男子は、宇野昌磨・鍵山優真とヴィンセント・ジョウの優勝争いになりそうだ。
女子ではアナスタシア・シャボトワ(ウクライナ)の名前が消えて33名に減っている。Bioにある練習拠点はキエフとモスクワ、五輪後にモスクワにいたなら安全だろうが、キエフにいたとしたら心配だ
ペアは、それでなくても18組と少なかったのが、さらに減って17組に イェリザヴェータ・ズコヴァ/マルティン・ビダジュ(チェコ)が欠場するようだ。五輪でもフリー進出を逃していたが、どこか不調があるのかもしれない。
アイスダンスは、イスラエルのマリア・ノソヴィツカヤ/ミハイル・ノソヴィツキーがシーラ・イチロフ/ヴラジミール・ビエリコフに替わる。イチロフは前パートナーのロラン・アベカシスと五輪最終予選に出場したが枠を獲得できず、その後新しいパートナーと組んだようだ。Bioの前と今を見るとほぼ同じ曲を使っている パートナー“だけ”を変えた形
どの選手も無事に健康で競技に臨めますように