ぼんやりテレビの日本シリーズ第3戦を眺める
このシリーズを最後に引退を決めている広島・黒田が、なんだかんだいっても頑張る姿。大谷を打ち取った後の降板は、ふくらはぎがつったからだそうで、、、残念だったろう。
たまたまこの時期に帰ってきているつれあいは、観戦しながらあれやこれやとダメ出しする。「日本の野球、レベル落ちたな~」とかなんとか。
8回裏の中田のツーベースヒットは、「レフトのミスだ」という。深めに守っていて、浅めの飛球。突っ込んでも取れないと早く判断してワンバウンドで押さえれば、1点で済んだかもしれない、というわけだ。まあ、、、そういわれればそうかもしれないが
一方、10回表の新井のヒットを処理したセンター・陽岱鋼の守備は「上手いなぁ」。「これ、うっかりすると弾かれて抜けるよ」たしかに、うまく体を入れ替えるようにして押さえ、振り向いてしっかり投げている。もたついてたら、足の速いバッターならセカンドまで行けたかもしれない。
大谷のサヨナラヒットは、膝より低いところに来た球をゴルフのスイングみたいに打ち返していた。これも、つれあいに言わせるとミス。「(解説の)古田さんがずっと言ってたのに、聞いてないんだから~」って、解説の声が選手に聞こえるわけないでしょ
「セカンドランナーが還ったら負けなんだから。『大谷の打席で外野の守備位置が深めということは、敬遠ですね』って古田が言ってるのに、バッテリーが勝負しちゃった」、、、はぁ、、、振らせるつもりの球を、なぜかうまいこと打たれちゃった、のかしら
まあ、これで1勝2敗と面白くなってきたから、いいけど
つれあいは、サッカーでもよくダメ出ししながら観戦している。「速く、そこ速く!」「そこでシュート!ああ、なんでパスするかな」とかなんとか。
それを聞いていた次男が「お父さんは自分でできるの?」と突っ込んできて、一瞬絶句したそうだ。「このレベルの選手なら、できるだろうと思って言っている」と返したんだとか。
鋭い分析なのか、ただの言いたい放題なのか。こういう見方も面白いといえば面白い、かな
(でも、フィギュアスケートでは遠慮したい)