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オダる

2016年10月05日 00時32分57秒 | スポーツ

 J SPORTSで放送中の「KENJIの部屋」。今夜は無良崇人選手の3回目だった。
 質問コーナーで「人生最大の失敗は?」の質問に「・・・ない」。「ジャンプ跳びすぎたとか、ないの?」ときかれて「オダったことはないです」。
 ・・・“オダる”って、一般スケート用語になってる
 もちろんこれは、しばしばルールで許されている以上にジャンプを跳んでしまって無効となり、大きく点を損したことで有名な元選手、織田信成に由来する
 いわゆる「ザヤックルール」違反のことで、ザヤックは3回転トウループが得意でそればかり跳んでいたエレイン・ザヤック選手から。「3回転以上のジャンプは2回跳んでよいのは2種類まで」が原則で、「同じジャンプを3回跳んだら3回目が無効」「2回跳んだジャンプが3種類になったら、最後のジャンプが無効」。
 今では2回転ジャンプにも回数制限が設けられ、同じ種類の2回転ジャンプはどれでも2回までになっている。滑りながら「このあと跳んでも大丈夫なジャンプは?」と考えなければならない選手たちは大変だ
 無良選手によると、「関西(大学)はオダる、中京(大学)は(ジャンプを)忘れる。または忘れ物をする」傾向がある たしかに、関西大学出身の高橋大輔も一度ジャンプ跳びすぎをやってしまったし、中京大学出身の小塚崇彦は「衣装をホテルに忘れた」エピソードが有名
 中京大学出の無良選手は、「公式練習後に靴をロッカーに入れて鍵をかけ、試合前に会場に戻って着替えて、ロッカーの鍵がない」「(会場が名古屋で)知り合いだったので、ロッカーを開けてもらった」という、けっこうヤバい忘れ物
 結局これが、無良選手「人生最大の失敗」認定となった

 “オダる”の織田信成はジャパンオープンで自己ベスト更新 引退後のルール改正で、現役時代なら無効になったジャンプが、今では一応点が入るようになっていたりするんだし、現役復帰したら?、、、、「今は4回転2種類跳ばないと、、、無理」だそうな
 フィギュアスケートファンの間で「ザヤる」はときどき使われるが、「オダる」も定着する(すでにしている)のか? ちょっと聞いてみたい(笑)

コメント
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