夕方、投票のついでにスーパーに行こうとして、普段あまり通らない道を自転車で走ってたら、成城石井を発見
以前レストランだったと思われる場所。レストランは閉店しちゃったかな、、、焼きたてパン食べ放題が美味しかったんだけど。
せっかくなので寄ってみる。さすがは成城石井、なんか品ぞろえが高級 オリーブだのトロピカルフルーツ瓶詰めだの、ちょっと違う。
今夜使う豆腐だの、明日中に食べてしまうだろう菓子パン詰め合わせだの、10%引きになってる物を購入(笑) マイバッグを持ってたのでレジ袋は断り、会計してもらって、、、あれ
チェックした品物を別のかごに移さず、レジ台にそのまま置かれている。チェックするそばから自分で袋に詰めるようになってたらしい。そういえばレジ回りにあまりスペースがなく、袋詰め用の台がなかった。なんか雰囲気が香港のスーパーに近いかも。
「入れましょうか」とレジ係の店員さんが私のバッグにさくさく入れてくれた。少しいい物が欲しいとき、またゆっくりのぞいてみよう
ミニマムポイントのことを考えながら、来週の全日本フィギュアスケート選手権エントリーなどをチェックしていて、ふと気づいた。世界ジュニア選手権に出場できる年齢で、出たら上位入賞間違いなしの競技力だけど、ミニマムポイント(Minimum Technical Scores)をクリアしてない選手がいる!
ISU Communication 1751(参照、P.4~5)によると、世界ジュニア選手権エントリーには、ジュニアの国際大会で獲得したスコアが必要。シニアはフリーの要素数がジュニアより1つ多い(コレオグラフィックシークエンス)ので、技術点を多く得るのはシニアの大会のほうが容易ということになり、そのスコアをジュニアに適用しては不公平ということなんだろう。
(その逆は禁止されていない。要素数が少なくて不利な大会で取れた点だからOKというわけ。)
ミニマムポイントは今シーズンと昨シーズンのスコアが有効。今季か昨季、ジュニアグランプリシリーズやファイナル、世界ジュニア、その他国際大会のジュニアクラスに出場して、それなりのスコアを出していればいい。
ジュニアの国際大会は、6月30日時点で19歳未満なら出場できる(ペアとアイスダンスの男性は21歳未満)。というわけで、日本の場合高校生は通常出場できる年齢に相当する。先日のジュニアグランプリファイナルで銅メダルを獲得した日野龍樹、残念ながら6位だった田中刑事は高3だ。
高3?!
羽生結弦、村上佳菜子は高3。同級生じゃないか~
しかしこの2人は、2010/2011シーズンから、ジュニアの国際大会に全く出場していない。つまり、有効なMinimum Technical Scoresが現時点では存在しない 日本スケート連盟の派遣基準に照らすと、世界ジュニア選手権については、代表候補になれないのだった。
シニアで世界選手権メダルだの入賞だのというレベルの選手をつかまえて、世界ジュニアの出場資格を云々する必要なんかと思われそうだが、すでにシニアの大会しか出ていない選手を世界ジュニアに送りこむ国・地域はたくさんある。確実に上位入賞&枠獲得のためには悪くない作戦だ。国内選手権で上位に入れなかった選手に、試合のチャンスを与えることにもなる。
アメリカはそのパターンで、全米シニアクラスでトップ3に入れなかった選手からジュニア年齢の選手を派遣することが多い。昨季でいえばクリスティーナ・ガオはその口。スウェーデンのヨシ・ヘルゲソンも2010/2011シーズンからジュニアの大会は出ていないが、昨季世界ジュニアだけ出場した。世界ジュニアにはミニマムポイントがなかったから、年齢さえ範囲内なら問題なかったわけだ。
クリスティーナ・ガオは今18歳で、昨季の世界ジュニアのスコアが適用できるから、出よう(出そう)と思えば今季の世界ジュニアに出場することができる。国・地域によっては、極端なことをいえば翌シーズンの“保険”として、すでにシニアに上がった選手を派遣しておくこともあるかもしれない。
日本の場合は、、、次々有望なジュニア選手が出てくるから、逆にそんなことしてられない 枠は多く取れるにこしたことはないけど、いったんシニアに上がった選手を世界ジュニアに派遣すると、その分ジュニア専門の選手の枠を使ってしまうわけで、経験を積む機会を奪ってしまう。後々のことを考えたらそれは却って問題だ。
ジュニアからの育成は、長い目で見なくっちゃ、、、それが実って今のトップ選手たちの活躍があるわけだし
それにしても、このミニマムポイント、、、競技レベルが高くなく、選手層が厚くない国・地域にとっては、かなり厳しい・・・
選手権のエントリー(大会21日前)までにスコアが獲得できなかったら、「最初のチームリーダー会議の24時間前」までに提出すればいいことになっている。ぎりぎりまでどこかの大会でスコアを得ようと頑張って、結局取れなくてエントリーを取り下げるケースもあるかも そんなこんなで、1人も派遣できない国・地域もあるかもしれない。
ヨーロッパ選手権や四大陸選手権、年齢によっては世界ジュニアも、順位より何より技術点を必死に取りに行く選手がけっこう多くなる 表彰台を争う選手たち以上に、スコアのボーダーラインの選手たちの演技が気になりそう。Jリーグで優勝争いと同時にJ1残留争いも注目されるようなもの?!(違うか^^;)