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安康演唱會

2005年07月21日 03時07分04秒 | 蘇永康
 先月、二泊三日でマレーシアに行ってきた。7時間くらいのフライトだから、けっこうきつい(歳だから^^;)クアラルンプールから車で二時間ほどのリゾート地、ゲンティンハイランド。名前からわかるように2000mほどの高原にある。マレーシアで唯一の公認カジノがあり、主に国内や近隣諸国の華人が遊びに来る所だと聞いていた。私の目的は蘇永康を見ること。許志安とのジョイントコンサート「安康演唱會」だ。
 行ってみたら、華人よりサリーやパンジャビスーツのインド系、女性が髪をベールで覆ったマレー系の家族連れが目につく。イスラムの休日にあたっていたらしい。とはいえ、さすがにコンサート会場に向かう人の流れは華人ばかりになっていた。
 2003年9月に香港コロシアムで行われた「安康演唱會」のオープニングと同様、「我的天、我的歌」で始まるメドレーから。MCは北京語も混ぜるのかと思ったら、全部広東語だった。最初の蘇永康のソロは、F.I.R.の「Lydia」から。記者会見で「北京語の歌を中心に、女性の曲にも挑戦する」と語っていた蘇永康だったが、いきなり「Lydia」とは!続いて李聖傑の「痴心絶對」と昨年から今年にかけてのヒット曲で、つかみはばっちり。王力宏の「ForeverLove」もすごくいい感じだし、陶の「愛、很簡単」もよかった。握手タイムの後の光良の「童話」も切々と歌ってくれた。
 安仔も流行の「老鼠愛大米」を歌ったり、以前から得意にしている陳奕迅の「孤獨探戈」など、出来はばっちり。二人でかけあい漫才の合間(?!)に歌うようなコーナーは、康仔は「Say you love me」や麗君の「我只在乎你」(時の流れに身をまかせ)、安仔は「唯獨你是不可取替」(世界中の誰よりきっと)や鄭秀文の「終身美麗」などを歌った。(「終身美麗」を歌いだした瞬間、康仔はわざとらしく立ち上がって後ろを向き、頭を掻いた。「結局それかよ~」というあてこすりだが、もちろんみんな知っている。知らない方のために一応、鄭秀文は許志安の元カノ^^;)
 張學友愛是永恆」でいったん引き上げ、観客の「アンコー!」大合唱に、着替えて出てきた二人は往年の大スターたち(譚詠麟梅艶芳張國榮などなど)のヒット曲、それも“快歌”(アップテンポの曲)をがんがん歌いまくり、観客は椅子の上に立ち上がってノリまくり、康仔はシャツの前をはだけ、安仔がそのボタンを引きちぎり・・・大騒ぎで幕を閉じたのだった。
 蘇永康はかなりシェイプアップしたように見え、声もよく出ていて、はるばる見に行った甲斐があった。帰りの飛行機の音楽プログラムに、彼と陳潔儀の「來夜方長」があったのも嬉しいおまけ(^^)。出待ちでは会えなかったが、そのうちどこかで会えるだろう。元気でいい歌を歌ってくれていることが何より。「今年中には新譜を出す」と言ってたし(「ダウンロードするなよ」と付け加えるのを忘れなかった^^;)。新譜が出るのをじっくり待とう。
コメント (5)
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