AKB48の旅

AKB48の旅

「第1回ゆび祭り」ブルーレイ

2012年12月27日 | AKB
NHK音楽熱帯夜の放送があったけど、やはり買わざるを得ないだろというわけで、買っちまったぜ「第1回ゆび祭り」ブルーレイ。いちおう「お約束」紛いで、最初にチェックの収録時間だけど、ケース記載でDISC1が2層で166分、DISC2が1層で69分。実収録時間もDISC1が166分58秒、DISC2が69分42秒と、こちらは看板に偽りなし?というか、「1830mの夢」のディスクはなんであんなに違ってたんだろう。

内容的にはNHK音楽熱帯夜と同じ・・・、なんてことはない、3時間近かったイベントを90分の放送枠に押し込むことは不可能なわけで、何が切られていたかといえば、それこそさっしーの大車輪の活躍ぶりだった。前半はイジリー岡田さんがいるとはいえ、MCの中心はさっしーで、仕切りのほとんどをさっしーがやってる。その手際の見事なこと。

プロデューサーにして司会というのは、たぶんさっしーにしかできないことで、それだけでも驚くべきことなんだけど、これが現役アイドルでもあるというのが、どれほどとんでもないか。うーん説明の順番が逆か。弱冠二十歳の現役アイドルなのに完璧に司会をこなせて、なおかつビッグイベントをプロデュースできてしまう、かな。ここはいくら強調しても仕切れないし、決して誇張にはならないと思う。

もちろん、さっしーを加えて10組ものアイドルを、事務所の違い、レーベルの違いを超えて参集させているということで、その利害関係やスケジュール調整等を考えると、当然、大物の陰のプロデューサーがいるはず、みたいな考え方に陥りがちになる。実際、MCでも言ってるように当日はNHKBSのカメラが入ってて、DISCに先行して音楽熱帯夜の放送があったことから、それがNHKの石原Pなんじゃないかと安易に考えてしまってた。

けれどもこのブルーレイのクレジットを見る限り、マネジメントは太田プロとAKS、コンサートはavexの仕切りだったことが分かる。つまりはこの場合の「陰のプロデューサー」は秋元康自身と見なすのが妥当で、であればクレジットの記載通り、Total producer秋元康のもとでのproducer指原莉乃がいたというのは、その通りに受け取っても良いんではないか。

トップから現場までをすべてカバーしてしまえる、ここでも階層を無化して見せている。この「ゆび祭り」こそが、さっしーという怪物の本領発揮のど真ん中と言えるんではないか。