AKB48の旅

AKB48の旅

「村外」で戦える条件

2015年09月30日 | AKB
以下コメント欄から引用

AKBGの現状は人材難というよりも、もっと構造的な問題が大きいような。

村外で戦える条件だからこそ、村内で勝ち上がるのに重要条件ではない。
実際、指原も島崎も川栄も、経験を積んだのは村外(いいとも、さしくせ、めちゃイケ)。
AKBGの重要な人気指標の総選挙と握手売上に、必ずしもつながるとは限らない。

ゴリ推しの大抜擢をすると、村内からアンチによるバッシングが始まる。
運営は経験と化学変化を期待して組閣を繰り返すも、こちらもファンには不評ですからね。


kazuさん、コメントありがとうございます。このあたり例によって因果関係の逆転が隠れてるのかなとか思ってます。敢えて「村外で戦える」という表現を使いますが、ぶっちゃけ、その条件とは「経験」なのか、ということです。

それは逆なんじゃないか。そんな「村外の経験」という言わば権利を得るためには、シンプルにそれに耐える、応える「能力」が求められるのではないか。そんな「能力」があると見なされ、抜擢されるのではないか。ここで言う「抜擢」こそがご指摘の通り「ごり押し」と誤解されてるものであり、「ごり押し」とはより正確には「試し」なんであって、その上で結果を出してきたのが、まさに指原さんであり、島崎さんであり、川栄さんなんではないか。

確かに経験は大事ですが、経験を実力へと結びつける「能力」こそが実は決定的なんであって、それこそが狭義の「知性」なんだろうと思います。ここで「狭義」としたのは、ここで言う「知性」が言わば特異才能に属するだろうからです。

「村外で戦える条件」というものをシンプルに考えるなら、まずは明るく親しみやすくカワイイが必要条件となるでしょう。これがクリアできないとそもそもAKBに入れない。過去のオーディション倍率とかを眺めると、これだけで100人中1人以下とかの選抜レベル。

次に必要なのが私論としての夏まゆみ氏的な意味での「心の強さ」で、過去の考察のように、恐らくはこれもオーディションの選抜条件に入ってるくさい。それでも前田さん、高橋さんレベルは、これまたAKBGメンバーを見渡しても100人に一人とかのレベル。

その上での「知性」ということで、このような特異才能は、本当に一握りの人にしか与えられてない、レア属性にして天与の才と言うしかない。仮にこれまた100人に一人なんだとして、単純計算でここまで辿り着くのは、つごう100万人に一人ということになってしまいます。だから決して「人材難」なんかではない。そんな人材がそれくらいに希少であるに過ぎないのではないでしょうか。

だからこそ、例えば島崎さん、川栄さんに対する、より正当な評価があっても良いんじゃないかと思いますし、川栄さんの卒業が、AKBGにとっての大損失であったことについても、もっと自覚的であっても良いのではないでしょうか。

ネ申テレビSeason19 Vol.10-12 チーム8合宿2015夏

2015年09月29日 | AKB
ネ申テレビSeason19のVol.10-12は、「チーム8合宿2015夏」と称して、チーム8による「会いたかった」公演初日出演メンバーを選ぶというものだった。ただ待ってましたとばかりけっこう期待して見てしまったんで、むやみにハードルを上げてしまったのかも知れない。これまでの合宿ものと比べてもちょっと物足りなく感じられてしまった。

まずはポジション立候補制だけど、これが良かったのかどうかが微妙な感じだった。個々のメンバーの意思決定過程をもうちょっと丁寧に追えていれば、また違って見えたのかも知れないけど。予想はしてたけど、やはりというか中野さんがちょっと病んでるようで心配。

次に採点方法。歌唱40点、ダンス40点、メイク10点、集団行動10点という配点は十分理解できるけど、実際の生点数を見ると、点数分布に不自然とまでは言わないけど、何らかの意図が働いてるかのような偏りのようなものが見えてしまう。まあちゃんと生点数を公表したのは評価することにやぶさかではないけど。

そして何より、その採点を視聴者がちゃんと確認というか追認できるような編集になってなかったのが、なんとも残念。そんな中、「特別枠」の2人については、スタッフの投票で選んだ様子がしっかり入ってて、結果、今回の合宿の中でここが一番興味を惹かれた部分になった。太田さん12票、横道さん10票、中野さん7票、永野さん6票という上位の票数と顔ぶれが、何と言うかリアル。

ネガティブなことばかり書いてるけど、これまでのネ申テレビの合宿企画が秀逸だったんで、そこは比較の問題ということで、今回にしても十分に楽しめる内容だったことは、ちゃんと書いとこう。これだけの内容をたった3回、72分程度に盛り込むには無理があるわけで、ここは恒例の「完全版スペシャル」を期待したいところ。

もひとつ付け加えるなら、ダンス担当の荒垣寿子先生による総評の言葉がなかなか良かったかな。「不可能を可能にしていく」「常に挑戦」。確かにチーム8にはそれが垣間見えるし、たぶん草創期のAKB48もまたそうだったんだろうなと思わせてくれる。


WOWOW「私を"映画"に連れてって」の川栄さん

2015年09月28日 | AKB
いつから放送されてるんだろ。WOWOWの「私を"映画"に連れてって」という宣伝コーナーに、川栄さんが起用されてる。クリス松村氏と二人で、「80~90年代の懐かしの邦画を続々放送」という名目で、「私をスキーに連れてって」「おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!」「CHECKERS in TAN TAN たぬき」「チ・ン・ピ・ラ」という、いかにもな作品群を紹介してる。

クリス松村氏とのやり取りはほぼ台本と見て良いんだろうけど、それでも随所に川栄さんらしさが現れてて、たぶんアドリブでのやり取りとかもしっかり採用されてる。これを見るに付け、返す返すも川栄さんの「卒業」という、AKBにとっての大損失を実感させられる。AKBの若手とか「次世代」とか呼ばれてるメンバーで、これが実現できてる人材がほぼいない。

こういった川栄さんの姿からも、決め手は「知性」というか、さらにその先の「知性」の裏付けの上に構築される、言わば知的個性の発露であることが実感される。そういった知的個性は、硬質で存在感が強いにもかかわらず、嫌悪感を招きにくい。クリス松村氏という癖のある文化人とのやり取りで、そんな川栄さんの存在様式が輝いてる。

もちろん明るさとか親しみやすさ、そして何よりカワイサが必須なのは言うまでもないけど、それは必要条件に過ぎない。少なくともAKBG総選挙ランカーならほぼみんな持ってる。そこから先、いわゆる「村外」で戦えるために必要なのが、この知的個性ということになるんだろう。

高橋さん、指原さんは言わずもがなだけど、小嶋さんも島崎さんもこれをしっかり持ってる。けれども現状、ここまで辿り着けそうな若手は、宮脇さんぐらいしか見当たらない。そんな宮脇さんと言えども、なお道半ばかな。

Sizuk Entertainmentの公式ホームページ

2015年09月27日 | AKB
Sizuk Entertainmentの公式ホームページ
http://sizuk.co.jp/

いろいろ私的に謎だった「Sizuk Entertainment 株式会社」のウェッブページができたのは良いんだけど、内容がやっぱりいろいろ謎というか、よく分からない。俊龍氏の名義の著作権管理がベースなのかな。

まあ、湯浅氏が独立して作った会社という情報だけで、それ以上の詮索はいらない、十分と言えば十分なんだけど。

MUSIC STATION ウルトラFES10時間SP

2015年09月26日 | AKB
ようやくのことで見終わった。高橋さん、指原さんの安定にして信頼の生放送トークがさすが。今回のイリュージョンは、前回の「ハロウィンナイトのギミック」とは似て非なるもの。よく分からんけど、前回の事故対応が見事だったんでここはも一回、指原さんにネタをやらせてみようという製作サイドの意図なのかな。案の定、流石というか予想の斜め上というか、SMAP木村さんを強引に巻き込んで、ちゃんと結果を出しちゃった。

昨日の今日ということで、これが台本なんかではなくてアドリブなのは間違いないんだろうけど、実際の映像を見ると、指原さんの機転に、真っ先に小嶋さんがフォローに入ってた。その後は16人選抜全員での対応ができてて、そこはさすがだなと。木村さんの、微妙に不満そうな納得してない表情もさすが。ホントみんなプロフェッショナル。

ちなみに今回の16人選抜は以下の通りだった。

高橋みなみ、渡辺麻友、指原莉乃、山本彩、松井珠理奈、入山杏奈、小嶋陽菜、 横山由依、宮脇咲良、向井地美音、渡辺美優紀、島崎遥香、加藤玲奈、柏木由紀、木ゆりあ、武藤十夢