AKB48の旅

AKB48の旅

「AKB型集団アイドル」

2016年09月30日 | AKB
『シンゴジラ』と『君の名は。』には大きな共通点がある……現代日本人が託した「夢」とは?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160929-00003252-besttimes-ent

こちらもまた「いいかげんファンタジーは卒業したい」という今の若い世代の気分にヒットしたのだろう。今もアニメでは大量の美少女キャラが溢れ、AKB型集団アイドルも各地で頑張っているものの、そろそろ魔法が尽きてきた感じだ。
「会えるアイドル」も本当は「ちょっとだけ握手してくれる」だけで、自分のものにはならない。これは「男性アイドル」や「イケメンキャラ」を追いかけてきた女の子たちにも共通の気分だった。
 そんな「そろそろ運命の人に会いたい」という観客の気持ちに対して「いつか必ず会えるよ」という所までいい切ったのが「君の名は。」なのだ。
 これもまた現代日本人の「夢」を映画が叶えた、というケースだった。
 SNSで容易に繋がり、街にはうんざりするほどの人が溢れているけど、ほとんどの日本人は「愛する人には会えない」のだ。


いろいろこじらせたようなヘンテコな記事。前半と後半で矛盾してるような、そうでもないような。悪し様に言うなら「為にする議論」になってるんだろうと思うけど、まあ何というか。

「山田 玲司」の署名記事だけど、ググるとアレレ、漫画家さんなのかな?

ありふれてるようだけど「AKB型集団アイドル」という表現の、敢えて言おう歪み具合が、なんか面白い。

「やってみなきゃ分からない」

2016年09月29日 | AKB
秋元康氏 今度は劇団立ち上げ「挑戦的な気持ちをコンセプトに」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160927-00000147-spnannex-ent

秋元氏は「性別を問わず15歳以上の役者志望の方々を全国から募集し、“やってみなきゃ分からない”という挑戦的な気持ちをコンセプトに劇団を発足する」と説明した。20人前後となる劇団の男女比率は未定。容姿や演技力だけではなく、キャラクターも審査対象にするという。デビューは2、3月ごろの予定。秋元氏が脚本や演出を手掛け、旗揚げ公演を行う。

 親交の深いエイベックスの松浦勝人社長(51)から新プロジェクトを発足できないかと依頼され、「自分が今までやってこなかったこと」として劇団立ち上げが浮上した。松浦氏も賛同しバックアップを約束。同社がオーディションを運営し、合格者は同社に所属する。


正に秋元イズムというか、「立ち止まったら死ぬ」のは秋元氏自身でもあるんだろう。58歳にして失敗を恐れる事なくさらなる挑戦をし続けるということ、そしてそれを可能にしている環境というか状況。なんとも凄すぎる。

「HKT城、今、動く」

2016年09月28日 | AKB
HKT48の9thシングル「バグっていいじゃん」タイアップ決定!
http://ameblo.jp/hkt48/entry-12203941882.html

HKT48 9thシングル
「バグっていいじゃん」
リリース日:未定
TBS系アニメ「カミワザ・ワンダ」主題歌
(TBS系列全国28局ネット 毎週土曜 朝7:00~7:30放送 / 10月1日よりオンエアー)


【9thシングル選抜メンバー】
荒巻美咲、井上由莉耶、今村麻莉愛、小田彩加、兒玉 遥、駒田京伽、指原莉乃、下野由貴、武田智加、田中優香、地頭江音々、月足天音、冨吉明日香、朝長美桜、松岡はな、宮脇咲良
(センター:指原莉乃)


背景事情とかはもちろん知らないけど、「現象」から見れば、やはり動くのはHKTから、指原さんからということになってる。テストベッド、そして切実な「危機感」の現れという見方もできるけど、それ以上に指原さんへの信頼と期待が大きい証左とも言えそう。

「努力は報われない、という勘違い。」

2016年09月27日 | AKB
努力は報われない、という勘違い。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/nakajimayoshifumi/20160926-00062565/

AKB48のプロデューサーで作詞家の秋元康氏は、「夢は手を伸ばした1mm先にある」とアドバイスをしているという。これは限界を超えてガンバレ、という意味に取れる。まるでブラック企業の社長が言いそうな、綺麗すぎて都合の良い言葉に聞こえなくもないが、実際に指導・アドバイスをする立場になると言葉の意味が分かる。

多分、AKBのメンバーに採用された時点でその人はある程度タレントとしてのセンスに恵まれ、将来性も見込まれているはずだ。一方で全員が人気アイドルになれるわけもなく、グループアイドルならばメンバー間で大きな格差が生まれることもあるだろう。結果的にやる気を無くし努力をする気力を失う人もいるに違いない。

せっかく採用した人が成功をつかむ寸前で脱落してしまう様を見れば、なんとかならないものかと思うのも当然だ。そんな時に出てきた言葉として、これは秋元氏の本音であることは間違いないと思う。


珍しく、というといかにも上から目線で失礼極まりないけど、それでも「珍しく」、秋元氏についての真っ当な言及ということになるんだろう。もっとも、引用先の中嶋よしふみ氏の言説は、全体としても概ね妥当なものと言えそうなんで、そう考えれば当然なんだろうとも。

高橋さんの例の言葉は、相変わらず誤解されたままの用法になってるんで、この辺りで中嶋氏の立ち位置というか、AKB界隈との距離感が垣間見えることになる。となると、余計にこの秋元氏に対する評価が、好ましいものに思えてくる。まあ、普通に社会人の視点からすれば、当然の事なんだろうけど。

読売新聞日曜版9月25日の「1分後の昔話」「何も答えられなかった彼女」

2016年09月26日 | AKB
ステージに立って、突然、泣き出してしまった候補者がいた。司会者が上手にフォローしながら、質問をするのだが、おそらく、頭が真っ白になってしまったのだろう。何度、質問しても何も答えられない。「私は誰? ここはどこ?」状態である。人生で、こんなに緊張したことはなかったに違いない。本人は、乃木坂とか、アイドルとか、夢とか、どうでもいいから、すぐにこの場を立ち去りたかったんだろうなあ。控え室に戻ったら、「せっかくここまで来たのに・・・・・・」と自分の不甲斐なさと夢が破れた絶望感に苛まれるのだろう。見ていて、可哀想になってしまった。

別室で行われた選考会で、なんと、その泣き出して何も答えられなかったコが圧倒的な支持を受けていた。審査員全員の票を集め、トップで当選だった。もちろん、僕も彼女がいいと思っていた。もし、誰からも推す声が上がらなかったら、僕はみんなを説得しようと思っていたのだが、他の審査員、誰もが彼女に魅了されていた。

不思議な世界である。ルックスが良かったり、歌が上手かったり、ハキハキとインタビューに答えたりするだけじゃダメなんだ。プラスアルファの魅力。理屈ではなく、引き寄せられるもの。オーラ? スター性? 運? 僕は、その何かを持った彼女を乃木坂3期生のセンターに迎えた。


その通りなんだろうなあとしか。”Pity is akin to love”というのもあるんだろうけど。

例によって乃木坂46への関心は薄いのだけど、3期生の大園桃子さんの名前はチェックしておいた方が良いのかな。