AKB48の旅

AKB48の旅

BS日テレ「心の絆!旅立ちスペシャル」の高橋さん

2015年03月31日 | AKB
3月28日、29日の二日間にわたってBS日テレで放送された「心の絆!旅立ちスペシャル」。まずは、製作サイドの良心すら感じさせられるかのような、好印象の番組だったと思う。これがBSという辺りが、テレビ業界の現状なのかな。

徳光和夫氏とともに高橋さんがMCということで、まず感じたのが、高橋さんの今後の方向性。ご本人は「歌手」志望なんだろうし、番組の中でも関連したことを語ってたけど、実際のオファーはこういう仕事が多くなりそう。既述の通りの些か深読みではあっても、「Jane Doe」の歌詞の通り。何を今さらだけど、秋元氏恐るべし。

番組中の高橋さんの発言で、以下文字おこし「私の場合は、あの、前田敦子っていう同期のメンバーがいたんですけども、その子が卒業を決めたときに、あ10年目だなっていう、AKB10周年で辞めようというの、そのときもう決めてました。」というのがあって、これはファンの間では半ば常識めいたものだったと思うけど、ご本人という一次ソースでのここまで踏み込んでの表明は、もしかして初めて?

もう一つ高橋さんの発言の文字おこし「ホントにいろんなメンバーが出て行って、その度にメンバーがちょっとこのグループもう終わっちゃうのかなていうふうに思ったんですけど、メンバーがどれだけ卒業していっても続くんだっての、すごく私自身も思ったんで。」というのがあった。

これが高橋さんの「現場」感覚による認識ということなんだろうけど、実はこの現象がAKB特有のものだってのは、恐らくは自覚されてない。まさに日本文明、日本社会と日本人の関係性と相同に見える。

あとは、秋元才加さんもレポーターとして出演してたけど、これってやっぱり人脈と言うことなんだろうか。

地方組の魔法

2015年03月30日 | AKB
以下コメント欄から引用

今年の大河ドラマになっている松下村塾の人材の集まりの異常さ、まぁ、歴史の後付なんではあるけれど、確率論では語れないような偏りは奇跡のように思える。
北原のNGT移籍を聞いた時、地方組の人材の集まり具合を考えると、優秀な人材が現れる時は一箇所に集中する方が自然な事なのかもしれない。


kazuさん、コメントありがとうございます。松下村塾については、例によっていらぬ蘊蓄になっちゃいますが、その前史が重要かなと。幕末(だけではありませんが)の日本の状況が、いかにとんでもなかったかがあまり自覚されてない、正確に認識されてないというか。これ以上の深入りはしませんが。

地方組については、よろしければ以下も参照と言うことで。

ファーストジェネレーションの魔法
http://blog.goo.ne.jp/ichthyophagi/e/b16d99ec22db10c0e9bc6e11e54e34ee

マンガにおけるトキワ荘の歴史になぞらえてみても、地方組の在り方はけっこう相似形になってるように思います。実際、まさに地方出身の藤子不二雄先生、石森(石ノ森)章太郎先生、赤塚不二夫先生等は、少し遅れて合流してます。

恐らくは「ファーストジェネレーションの魔法」は地方組まで有効だったんだろうと思います。あるいは、これをシンクロニシティ問題として考察することも可能かも知れませんね。

兼任解除

2015年03月29日 | AKB
今回の「春の人事異動」の最大の特徴は、何と言っても「兼任解除」だろうと思う。12人が解除になったのに対し、兼任継続となったのは宮脇咲良、松井珠理奈、山本彩、鈴木まりや、兒玉遙、朝長美桜、渋谷凪咲(敬称略)の7人のみ。新規兼任/兼任先変更は、白間美瑠、山田菜々美、中野郁海、渡辺美優紀、柏木由紀、矢吹奈子、坂口渚沙、北川綾巴(敬称略)の8人のみ。

顔ぶれを見るとその意図が透けて見えそう。SNHという特殊事情の鈴木さん以外は、現行および次期主力級メンバーであり、そこに特例的に、育成枠とも言うべきチーム8の3人と矢吹さんということになる。

この結果を普通に眺めるなら、スリム化ないしはリストラという比喩がしっくり来る。兼任に経費がかかるのは容易に想像できるし、非主力メンバーの兼任はコストアップ要因にしかならないだろう。少なくとも財務的な目線からは、そのようにしか見えない。

一方でチーム8関連予算が別枠らしいことは、これまで何度も見てきたわけで、山田さん、中野さん、坂口さんの兼任経費はTOYOTA持ちと考えても、それほど無理筋ではないだろう。となると、今回の人事異動での純増プラス査定は、矢吹さんのみと言うことになりそう。


以下岡田隆志ぐぐたす2015/03/26引用

AKB48 春の単独コンサート~ジキソー未だ修行中!~発表事項(3)

春の人事異動

■支配人
AKB48グループ総支配人:茅野しのぶ
AKB48劇場支配人:茅野しのぶ
SKE48劇場支配人:湯浅洋、SKE48劇場副支配人:芝智也
NMB48劇場支配人:金子剛
HKT48劇場支配人:尾崎充、HKT48劇場支配人(チームH兼任):指原莉乃
NGT48劇場支配人:今村悦朗

■兼任解除
古畑奈和(AKB48との兼任)
矢倉楓子(AKB48との兼任)
生駒里奈(AKB48との交換留学)
松井玲奈(乃木坂46との交換留学)
小谷里歩(AKB48との兼任)
山田菜々(SKE48との兼任)
田中菜津美(SKE48との兼任)
木本花音(HKT48との兼任)
渡辺美優紀(SKE48との兼任)
高柳明音(NMB48との兼任)
村重杏奈(NMB48との兼任)
柏木由紀(NMB48との兼任)

■チーム替え x(兼任継続にはただし書きはしていません)
※リクエストが多かったので兼任継続という形で記載することにしまいた。

●チームA
横山由依(キャプテン)
中村麻里子(副キャプテン)
高橋みなみ(48グループ総監督)
谷口めぐ
大和田南那
小嶋陽菜
佐々木優佳里
宮崎美穂
平田梨奈
小嶋菜月
入山杏奈
西山怜那
宮脇咲良(兼任継続)
田北香世子
岩田華怜
島崎遥香
中西智代梨
前田亜美
大家志津香
小笠原茉由
白間美瑠(兼任)
山田菜々美(チーム8兼任)

●チームK
峯岸みなみ(キャプテン)
島田晴香(副キャプテン)
田野優花
市川愛美
向井地美音
茂木忍
松井咲子
永尾まりや
石田晴香
下口ひなな
篠崎彩奈
松井珠理奈(兼任継続)
武藤十夢
山本彩(兼任継続)
湯本亜美
藤田奈那
鈴木まりや(兼任継続)
中田ちさと
兒玉遥(兼任継続)
高城亜樹
相笠萌
阿部マリア
中野郁海(チーム8兼任)

●チームB
木崎ゆりあ(キャプテン)
大島涼花(副キャプテン)
後藤萌咲
福岡聖菜
加藤玲奈
岩佐美咲
横島亜衿
梅田綾乃
橋本耀
内田眞由美
小林茉里奈
竹内美宥
渡辺麻友
渡辺美優紀(兼任)
達家真姫宝
柏木由紀(NGT48兼任)
内山奈月
田名部生来
小林香菜
倉持明日香
矢吹奈子(兼任)
坂口渚沙(チーム8兼任)

●チーム4
高橋朱里(キャプテン)
岡田奈々(副キャプテン)
川本紗矢
村山彩希
小嶋真子
岩立沙穂
飯野雅
西野未姫
朝長美桜(兼任継続)
北澤早紀
名取稚菜
岡田彩花
大川莉央
渋谷凪咲(兼任継続)
前田美月
伊豆田莉奈
野澤玲奈
大森美優
土保瑞希
佐藤妃星
北川綾巴(兼任)
込山榛香

●松村香織、SKE48チームKIIヘ昇格

●北原里英、NGT48キャプテンとして移籍

●川栄李奈、卒業

以上。

小林よしのり先生に100%同意

2015年03月28日 | AKB
AKB48川栄李奈の卒業
http://yoshinori-kobayashi.com/7282/

どこかを引用しようかと思ったけど、切り取れない。小林先生のブログ記事に100%同意なのは、いつ以来だろう。もしかして初めてかも。

川栄さんのこういう形での卒業は、可能な限り回避すべきものであったのは明らか。守り切れなかったという批判を、運営サイドは甘んじて受けるべきだろう。それだけご本人の意思が硬かったのか、ムリ筋でも良いくらいの強硬な「指導」ができなかったものか。かねがねマネジメントには関わらないと公言してる秋元氏ではあるけど、ここは介入するべきではなかったか。

こうなると必然的に、入山さんの選抜辞退が引き起こされざるを得なくなる。ご本人ソースによる川栄さん卒業との因果関係は明らかで、こういった負の連鎖が起こってしまう。「襲撃事件」は克服されたとばかり思ってたけど、あまりにも甘く考えてた、楽観的に過ぎたということ。

深傷という言葉が浮かんでしまう。この事態は、AKBという動的組織にとって、決定的なものとなってしまう可能性がある。このあまりに深い傷を飲み込んで払拭することができるのか、それともカタストロフィーへと導くことになってしまうのか。

時正に、自己組織化組織体としてのAKBという存在様式の、触媒のような役割を担ってきた高橋さんが卒業を迎えるタイミング。残されたメンバーが、この恐らくは無自覚な巨大自律運動体を維持できるのか。こればっかりは走り出してみないことには分からない。

そして何より、AKBという組織体を成立させている基盤としての、ヲタさん達の過剰なエネルギーとその蕩尽が今後も持続できるのか。具体的には、大トヨタというゲタを履かせてもらってる形のチーム8は、本格的に飛び立てるのか。そして北原さん率いるNGTは、新たなムーブメントとなれるのか。今回もピンチはチャンスとすることができるのか。

こういう表明は申し訳ないけど、それでもだからこそ、今後の展開を楽しみにしたいと思う。

【AKB春コン】チーム8 10人の選抜新ユニット結成

2015年03月27日 | AKB
【AKB春コン】チーム8 10人の選抜新ユニット結成
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/381971/

昨日の今日でなんか勝手にドタバタだけど、チーム8の新ユニットに選ばれたのは、坂口渚沙(14)、横山結衣(14)、谷川聖(14)、佐藤七海(15)、本田仁美(13)、横道侑里(14)、永野芹佳(13)、山田菜々美(16)、中野郁海(14)、倉野尾成美(14)(敬称略)の10人。

「制服の羽根」選抜から外れた形になるのが、太田奈緒(20)、岡部麟(18)、佐藤栞(17)、下尾みう(13)、長久玲奈(14)、人美古都音(14)(敬称略)辺りになりそう。全員の年齢を入れてみたのは、このユニットを選ぶ条件の一つが、露骨に年齢と思われることを示してみたかったから。もう一つの条件は何だろう。個別事由かな。

こうしてどんどん競争が仕掛けられ、差別化が図られ、そんな試練に耐え抜いた、抜きん出ることのできたメンバーが、次世代のAKBGを支えていくことになるんだろう。

ついで、春の人事異動でとりあえず一つだけ何よりびっくりなのが、北原さんがホントにNGTへ移籍になったこと。別に予言のつもりとかはなくて、あくまでも「合理的な帰結」のつもりだったんだけど、運営サイドも似たようなことを考えたということなのかな。