AKB48の旅

AKB48の旅

秋元康と新潟県知事・泉田裕彦氏が対談

2015年04月30日 | AKB
地方創世もエンタメだ
http://gqjapan.jp/column/column/20150417/jidai-seishin-144

売るためのプロデュースはしていないんです。NGT48でしか生まれなかったような個性ができてきて、それがドミノのようにほかの子たちに波及していく──、そういうものをどう創るかということだと思います。不思議なもので、劇場がオープンして半年ぐらいすると、“NGT48とはこれだ”というカラーができてくるものです。

名古屋のSKE48は体育会みたいにダンスが上手なグループになりました。HKT48は末っ子で、本当に素朴な元気いっぱいの若い子たちのグループです。そこに指原莉乃のようなプレイングマネージャーがいるので、あおり方がうまい。乃木坂46の場合は、あえて公式にライバルグループを作ったんですが、そうしたら、独自路線で一番おしゃれなグループになりました。どれも、僕がプロデュースして、こういうカタチをつけよう、としたわけではないんです。人が集まって、そこで生じる化学反応が何かを起こしたということです。


例によって新情報はないけど、秋元氏としては相当踏み込んで語ってると言えそう。引用した部分は月並みといえば月並みなんだけど、これが秋元康プロデュースの神髄。運営サイドの動きはともかくとして、秋元氏サイドとしてはマーケティングをしない、予定調和を排するというのは一貫してる。

この決して見えない未来に対してベットするという感覚が、日本人的にはなかなか理解できない所なんだろうし、奇妙な和洋折衷感というか、予定律と因果律のキメラのような、傍から見てての秋元氏の面白さでもある。

「僕たちは戦わない」MV

2015年04月29日 | AKB
エムオンでめでたく捕獲に成功。9分04秒なんで、完全フルではない模様。たぶん恒例の本編のみ、オープニング、エンディングカット版だろう。そんなことは大した問題じゃない。見始めてたちまちのめり込み、ヘビロテ状態になってしまった。断言するけど、これは傑作MV。凄い、絶賛。AKB史上の最高傑作MVとすら言い切りたいくらい。

アクションとかスケール感とか置いといて、まず何より、終始、島崎さんが神々しいまでに美しい。最初に歌詞を知って感じていたことなんだけど、このMV見て確信に変わった。この「僕たちは戦わない」という曲自体が、遠回しだけど島崎さんへの当て書きになってるんじゃないかと思うし、少なくともこのMVは、間違いなく島崎さんへの言わば「当て書き」になってる。

以前にちょろっと触れた「カーティス・ルメイへの旭日大綬章授与」だけど、このMVはまさにそういうことを語ってると解釈できる作りになってる。絵作り上のモチーフの一つが時計であり、それは時の流れが忘却と許しをもたらすというメッセージと受け止められる。

時あたかも安倍首相が訪米中であり、今日正に米議会での上下院合同演説が執り行われる。その演説内容とも、これはリンクしてくることになる。そして、ここはあんまり触れたくないところではあるけど、衣装の一つがあたかもk-popを連想させるのも、「そういう」メッセージと捉えられないこともないんだろう。相手方には決して通じないだろうけど。

何よりこの曲の語る「理想」は崇高なものであり、AKBムーブメントにふさわしいものだと思う。秋元氏が狙ったのかどうかは分からないし、たぶん例によって思いつきなんだろうとは思うけど、この曲が、そしてこのMVが、AKBで最もCDの売れた曲という意味での「代表曲」の一つとして語られていくのだとしたら、これほど素晴らしいことはない。

WOWOW連続ドラマW「天使のナイフ」

2015年04月28日 | AKB
原作は未読。少年犯罪をテーマにした社会派ミステリーという枠組みで見始めたんで、初っぱなから主役の小出恵介氏がオーバーアクション気味に見えて、当初は違和感を感じてたんだけど、話が進むにつれて、それどころではない驚きの連続に。

よくもまあこんな濃ゆいというか、込み入ったストーリーを捻りだしたものだと、原作者に脱帽と言うか呆れるというか。確かに少年犯罪がテーマではあるんだけど、そこからジェットコースター感覚というとちょっと違うかも知れないけど、振れ幅の大きい物語に振り回される感じ。隅々に張り巡らされた伏線も見事だし、何と言っても安直なテーマ設定とかを吹き飛ばしてしまうようなパワー感に、終始圧倒される。

ドラマとしても、このストーリーに負けないだけの力業を感じさせてくれる。当初は鼻についた小出氏の演技だけど、確かにこのストーリーだと、主人公はオーバーアクション気味にしないと対応できないのかも知れないなと納得される。まさにWOWOWドラマに外れなし。

乃木坂の桜井玲香さん、西野七瀬さん、松村沙友理さんが出演してたことは、事前には知らなくて、だからこちらにもそれなりに驚かされた。当然のように端役とばかり思い込んでたし、なんで出てるんだろうくらいの感覚だったんだけど、まさか桜井さんの役どころがこんなに重いとは。

ドラマ『天使のナイフ』出演 桜井玲香(乃木坂46)インタビュー
http://ddnavi.com/news/229993/

記事を信じるなら「オーディション」とのことで、これはちょっと拍手ものの熱演。お飾りとかねじ込みとか言わせないだけのものを感じさせる、想定外というと失礼にもほどがあるけど、確かな演技力と存在感だった。

読売新聞日曜版4月26日の秋元氏による指原さん評

2015年04月27日 | AKB
秋元氏が寄稿してる、読売新聞日曜版の「1分後の昔話」で、明治座の「HKT48指原莉乃座長公演」が取り上げられてた。以下部分引用。

舞台の製作会社から公演の話をいただいた時、迷うことなく「メンバーのいい経験になるのでお受けしたい」と即答した。すぐに、扉座を主催する演出家・劇作家の横内謙介氏に、指原莉乃の座長公演の相談をした。

指原は、元々、勘のいい人間である。稽古をするうちに、あっという間に、座長として何をするべきかを読み取り、その責を全うした。横内謙介氏の指導の賜物ではあるが、指原の使っていなかった感性が覚醒したものである。明治座で何十年も舞台のエレベーターを操作している裏方さんが「あのコはなかなかのものだね」と言ってくれていたいうのを聞いて、僕は嬉しかった。そんな目利きが、指原の可能性を認めてくれたのだから。


書かれてないことを詮索するのもなんだし、秋元氏の書くテキストの特徴から考えても、ベースラインはこの通りだったという理解で良いんだろう。シンプルに読めば、秋元氏はもちろんのこと、目には見えなくても、業界の実力者達が指原さんのことを高く評価がしてることが問わず語りに伝わってくる、そういう内容になってるように思う。

AKB48 Team 8 1年間のキセキ

2015年04月26日 | AKB
【AKB48 Team 8】AKB48 Team 8 1年間のキセキ
https://www.youtube.com/watch?v=Qz4gKHbTPxo

4/3(金)に開催された
「TOYOTA presents AKB48チーム8 全国ツアー
~47の素敵な街へ~チーム8結成1周年記念特別公演 in 東京」
で上映されたチーム8のドキュメンタリー映像
「AKB48 Team 8 1年間のキセキ」(高橋栄樹監督)
の完全版が、YouTubeトヨタ公式チャンネルでついに公開!

2014年4月に誕生したAKB48チーム8!
1年間の成長の記録をぜひ観てほしいな\(^o^)/
あんなことやこんなこと…
いろいろあった、あっという間の1年でした。

そして引き続きの応援をよろしくお願いしますデス!


言わばチーム8版の"Documentary of AKB48"。なんか懐かしいものを見せられてるような、不思議な感触。とにかく物語の始まりのワクワク感に溢れてるとしか言えない。先のことは誰にも分からないけど、取り敢えず感動。