AKB48の旅

AKB48の旅

ネ申テレビ Season5 の指原さん

2016年11月30日 | AKB
レコーダー整理の関係で、ネ申テレビ Season5 vol.3,4 を今頃になって初見することとなったんだけど、これがいろんな意味で興味深いものだった。

wiki情報によれば、ネ申テレビ Season5 の放送期間は2010年10月10日-12月19日とのこと。vol.3,4は「洞窟探検隊」と称して、けっこう過酷なケイヴィングに挑戦するというもので、出演メンバーは北原里英、高城亜樹、小森美果、佐藤すみれ、渡辺麻友、指原莉乃(敬称略)だった。

最近のネ申テレビの「薄さ」や「緩さ」との比較という視点もあるんだろうけど、そんなことよりも遥かに印象的だったのが、やはりというか指原さんだった。

番組中ではまったくのヘタレキャラ扱いになってて、そういう方向性での編集もなされてるものと推定されるんだけど、2016年末現在という視点、指原さんの現況というものを踏まえて、振り返った過去という視点で見てると、それでも隠れようもなく、様々な場面で言わばキューとなる発言をしてることに気づかされる。

2010年の指原さんは、太田プロへの移籍、伝説のブログ開始、初選抜という、正に「はじまり」の年と位置付けられると思うんだけど、私などは現代という言わば「神の視点」から見ることでようやくにして気づけるんだろう、この紛うがたき才能の片鱗を、当時にして秋元氏は見抜いていたんだろうことが窺える。

もう一つ興味深かったのは、撮影時期が重なっていたはずの、2011年1月公開の「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued」に描かれた指原さんには、この才能のきらめきが、少なくともそれと分かるほどには捉えられてなかったという違い。

この辺りは、やはり「過酷なケイヴィング」と「実家訪問」という、それぞれの指原さんの置かれた状況の違いが効いてるのかも知れない。とするなら、指原さんのことを「寒ブリ」と評してみせた秋元氏の慧眼の凄みを、あらためて実感させられることにもなる。

AKB48と乃木坂46の違いに見る秋元康の作家性 「強度」と「意味」描かれた2作から読む

2016年11月29日 | AKB
AKB48と乃木坂46の違いに見る秋元康の作家性 「強度」と「意味」描かれた2作から読む
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161127-00010009-realsound-musi

以前、ダイノジ大谷ノブ彦さんとの対談連載「心のベストテン」で、AKB48と乃木坂46の「公式ライバル」関係とは、つまるところ、「教室の真ん中で声を張り上げる“戦う女の子”」と「教室の隅でうつむいている“戦えない女の子”」のライバル関係である、と語ったことがある。それぞれの原点として象徴的なのが<前へ進め!><根性を見せろよ!>と歌う2010年のAKB48「RIVER」と、<透明人間 そう呼ばれてた><いつの日からか孤独に慣れていた>と歌う2013年の乃木坂46「君の名は希望」である、という話をした。

 そう考えると、それぞれグループの中核を担ってきたメンバーが最後のセンターをつとめた『サヨナラの意味』と『ハイテンション』も、まさにその構図で語ることができる。曲名からして象徴的だ。「意味」と「テンション」である。宮台真司の論考になぞらえるならば、「テンション」は「強度」と言い換えることができる。


引用部分以外も全編通して、なんか読んでて頭がクラクラしてしまった。

どうすればこういう論考が可能になるんだろうとか思ってたら、途中で宮台真司氏の名前が出てきて、そんでなんとなく納得してしまった。内容的に最初から最後までそれなりに一貫してるとかは言えそうなんで、そういう意味では一つの極端な見方としては成り立ってるのかもしれない(←ムリヤリ)。

AKB裏ストーリー 岡田奈々19歳、夢の代償 TBSチャンネル完全版

2016年11月28日 | AKB
地上波通常版とのAB比較をしたわけではないけど、はるかに好印象な内容だと感じた。

通常版では煮え切らなかった、あるいは腫れ物に触るような微妙な感触が、ある程度ではあるけど払拭されていたように思う。たぶんドキュメンタリーという手法で、岡田さんの病気という重いテーマと向き合うことの難しさが、尺の長短にクリティカルに現れてしまったんだろう。

この完全版では、病気の深刻さがそれなりに表現されていたように思うし、岡田さん自身と病気の関係性が、よく汲み取られていた。ドキュメンタリーという枠組みを離れても、そこから先は突き放すしかない、岡田さんの人生に踏み込むことはできない、そんな制作サイドの葛藤も、問わず語りに伝わってきた。

病気を背景としてることも含めた岡田さんの誠実さに向き合うことで、制作サイドもまた誠実であることを求められ、そのようになろう、あろうと努力する、そんなきわめて日本的な世界観になってた。アイドルもまた「道」なんであり、番組制作も本来は「道」であるという、実に日本的な風景がそこにはあった。

京楽産業の決算公告

2016年11月27日 | AKB
某所で以下の情報が貼られていた。

京楽産業の決算公告
http://kanpou.npb.go.jp/20161125/20161125g00259/20161125g002590038f.html

以下、抜き出し書き写し。

資産
流動資産609億9400万円
固定資産612億2000万円
繰延資産500万円

負債及び純資産
流動負債384億3300万円
固定負債*41億5000万円
株主資本796億2900万円

損益計算書(平成27年7月1日~平成28年6月30日)
売上高339億6400万円
営業損失242億800万円
当期純損失277億2900万円

NHKサイドからの企画だった

2016年11月26日 | AKB
しのぶのトーク
https://7gogo.jp/kayano-shinobu/11504

AKB48グループ・300人以上の国内全メンバーから、"紅白選抜48人"を、日本全国の皆さんに選んで頂くという初の試みをNHKさんが企画して下さいました。
投票は12月8日から。NHK紅白公式アプリと各世帯にあるテレビのデータ放送、からになるそうです!


というわけで、AKB48グループ総支配人の一次ソースによる確認が取れたことに。

深読みが過ぎるかも知れないけど、これってSMAPのサプライズ出演がかなわない場合の、外れ目玉企画という見立てであってるんだろうか。