AKB48の旅

AKB48の旅

マジすかSeason1 補遺

2012年04月30日 | AKB
ついで。

一番印象に残ったのは何と言ってもウナギ。ああ、「印象」と言っても役どころという意味ではなくって、女優として面白いなあということ。「こっちみんな」なんかもそうだと思うんだけど、カメラの向こうのこっち向いて演技してる感じで、台詞が直な感じで伝わってくる。岩井俊二監督の噂はソースがみつからんな。

トリゴヤはしっかり超能力者になってるし「見えた」ということで、小嶋さんの天才ぶりを追認する形になってる。AKBの「設定」はけっこうガチなんで、やっぱりそういう人で確定かな。

一番謎に感じたのは、ゲキカラのキャラ。あれはどこから来たもんなんだろう。他の出演者がけっこうオリジナルキャラを生かしてるだけにね。Rといったら一見清楚で頭脳明晰な印象しかないけど、よく言えば積極的、悪く言えば反抗的と思える性格の部分を、思いっきり誇張したということなのか。誇張の範囲すら超えてるように思うけど、ググっても由来とか分からないっぽいな。

マジすかSeason1

2012年04月29日 | AKB
ようやく見たよ、マジすかSeason1。どんだけ周回遅れなんだよ-。存在はもちろん知ってたし、リアルタイム放送の時に、断片的にではあるけど見た記憶がある。あるけどもちろん馬鹿にしてたし、なめてたフェイズのまま放置だったもののリカバリー。

いや素直に面白かった。それどころか何度も笑ったし、正直何度か泣いた。ヘタなドラマよりよっぽどできが良いし、脚本が良く練り込まれているのが分かった。少年王3号さん的表現になるけど、ちゃんとハイコンテクストな作りになってる。メンバーのキャラはもちろん、AKBの膨大な「設定」をこれでもかと盛り込んで、当然のごとく説明はすべてすっ飛ばしてる。その甲斐もあってか演出の切れが良いし、意外にも撮影もがんばってる。そして何より、冒頭の「学芸会」のエクスキューズの割りには、みんな演技が上手いよ。

いろいろある中でも一番興味深く感じられたのは、AKBの「設定」との最大の齟齬、つまりはたかみなのポジション。回想としてあるいは幻としてしか出演しておらず、キャラクターとしては存在していないに等しい。理由として思いつけるのは、ざっくり言って、この作劇からたかみなを消す必要があったからじゃないかと思う。

表の理由としては、あっさん優子とのかぶり。たかみなの立ち位置は説明がめんどいし、その機能は主役だけで表現した方が無理がないんだろう。裏の理由としては、ヤンキー文化との違いが矛盾を生じてしまうことかな。ハイコンテクストといってもやはりレベルがあるわけで、AKBの組織論は見えにくいだろうし。

あとは何だろ。声かぶりがないことかな。前に「顔かぶり」について書いたけど、特に演技とかの場合により重要なのが「声かぶり」だと思う。映像がなくても声だけで誰だか分かる、これは当然、声優なんかでも重要となるはず。みんな声に特徴がある。声というのはオーディションの重要な項目なのかな。


AKB48ファーストコンサート「会いたかった~柱はないぜ!~」

2012年04月28日 | AKB
ブルーレイなのは有り難いし、確かにDVDよりは画質が良いんだけど、やはり機材の問題なのか今ひとつクリヤ感に欠ける画質。他のコンサートはDVDしか出てないんだから、無い物ねだりだけどね。

最初の曲「PARTYが始まるよ」で柱が移動する演出はワロタ。2006年11月4日のコンサートなんだけど、既にたかみなが代表して挨拶してる。やはり2007年2月25日の「伝説」は、当時の現状の追認だったんだろうな。

その後、全員が個別に挨拶するのも凄いな。4列になって、前列から順番にはけてく手順なんだけど、以下敬称略、1列目は、増田由佳、河西智美、中西里奈、大島優子、高橋みなみ、前田敦子、小野恵令奈、小嶋陽菜、星野みちる。2列目、平嶋夏美、大江朝美、宮沢佐江、峯岸みなみ、板野友美、秋元才加、篠田麻里子、折井あゆみ、3列目、奥真奈美、野呂佳代、松原夏美、成田梨紗、大島麻衣、小林香奈、戸島花、梅田彩佳、早野薫、4列目、川崎希、渡邊志穂、増山加弥乃、佐藤夏希、浦野一美、大堀恵、駒谷仁美、高田彩那、佐藤由加里、今井優となってる。

列に意味があるのかどうか分からないし、次の曲の準備とかもあるのかも知れない。総勢36人で、2列目が8人、4列目が10人の理由も分からない。ただ、現時点での残留人数が1列目が6人、2列目が6人なのに対し、3列目が3人、4列目が1+1人というのは、それなりに意味があるようにも見える。いずれにせよ半分も残ってないんだな・・・

群舞の時のあっさん、埋没し過ぎ。まったく目を引かない。今でこそチャン順みたいに後列端でも目立ちまくるけど、この時点ではただただ地味としか。一方で「渚のチェリーボーイ」だと見事にアイドルだなあ。まるで別人のように光ってる。この時点では単なる「センター属性」だったのかもしれないけど、今やスターオーラ出まくりということね。これも地位が人を育てる、なのか。そしてそれを見通す慧眼たるや。

一番印象が変化したのが河西智美さんかな。秋元康が「エロい」と形容したくなるのも分かるわ。あと、このときの小野恵令奈さんが島崎遙香さんにかぶるなあ。似てると思ったことはなかったけど、コンサート見ててちょっと驚いた。

通してみても、中西里菜さんが当時の中心メンバーなのは明らかで、いろいろあったんだろうけど残念な気持ちを持たざるを得ないなあ。たかみなの気持ちを思うと泣けるな。

「私的AKB48論」@少年王3号さん

2012年04月27日 | AKB
ここんとこずっと「南極怪獣通信」さんのとこの「私的AKB48論」@少年王3号さんを読んでる。その存在は、実は去年くらいには気づいてたんだけど、当時は顔と名前が分かるのが前田敦子、大島優子くらいのフェイズだったため、正直、内容にまったくついて行けなくて放り出してしまった。で、そのまま忘却と・・・

さすがにあの時とは違って、今となっては固有名詞はすべて理解できるし、そうなってみて分かる、書かれていることのものすごさに圧倒されてしまった。AKBについての膨大な知識を元に、ビジネスモデルとしてのAKBシステム論から、ここまで論じれるとは、いやはやただただ凄いとしか。その上というか、むしろこっちの方が凄いか、極めて高打率で「予言」に成功してるわけで、ただただリスペクトです。

もちろん所々「あれれ?」な部分がないわけではないけれど、そんなの人間なんだから当たり前。といいつつ、ニワカなりに今後この場でこっそりと、欠席裁判のごとくチクチクあげつらう、なんてことしてみたい誘惑に駆られてる。それくらい素晴らしい論考群であるとともに、「異論」もあるにはあるわけで、まあドンキホーテの気分というかね。宇多丸さん的な要素(つまりは思想的な偏り)はなさそうなんで、なんちゃってディスカッション気分かも。さてどうなることか。

火曜曲4月24日

2012年04月26日 | AKB
ようやく録画見れた。名前のまんま。緩い番組だった。せっかくGMF選抜フルメンバー(さや姉outぱるるinのある意味真のフルメンバー)なんだから、もうちょっとトークを見たかった、というのはファン目線なのか。誰得番組なんだろうね。

なによりGMFとヘビロテ、2曲の生演奏が良かったし、ヘビロテはコンサートはともかく、たぶんテレビでは初お披露目じゃないかな。これとSMAPが目玉だったと思うけど、ならば何なの、あっさんの「説得」。テレビ局、ほんとに弱ってるんだなと思わされてしまう、企画力のなさ。

せっかく新番組スタート時点で、メインの一人にして間違いなく注目の人あっさんの卒業宣言というエポックがあったんだから、メンバーや関係者のインタービューとか録って、センセーショナルな構成で煽る、みたいにしたら数字取れるんじゃね?とか思ってしまうんだけど、それすらできないのかも。