AKB48の旅

AKB48の旅

秋元康48G提供楽曲数

2013年07月31日 | AKB
以下某所より引用

2005年:11曲
AKB公演(A1st) 11

2006年:52曲
AKB公演(A2nd/A3rd/K2nd/K3rd) 52

2007年:52曲
AKB公演(A4th/H1st/H2nd) 46
派生ユニ(chocolove) 5
その他(ICE) 1

2008年:55曲
AKBシングル 2
AKB公演(A5th/K4th/B3rd) 48
派生ユニ(ノースリ) 4
ソロ(大堀) 1

2009年:102曲
AKBシングル 8
AKB公演(K5th/B4th) 32
派生ユニ(ワロタ=9/ノースリ=4/ナットウ=1) 14
SKEシングル 1
SKE公演(S2nd/S3rd) 32
SDN公演 14
その他(AKBアイドリング) 1

2010年:110曲
AKBシングル・アルバム 26
AKB公演(A6th/K6th/B5th) 51
派生ユニ(ワロタ=11/ノースリ=3/ナットウ=1/フレキス=2) 17
ソロ(奥) 1
その他(チームドラゴン) 2
SKEシングル 10
SDNシングル 3

2011年:176曲
AKBシングル・アルバム 37
派生ユニ(ノースリ=18/フレキス=18/ワロタ=9/ノイエ=14/DiVA=5) 64
ソロ(板野=12/前田=6) 18
その他(teamZ=2/おじゃる丸=1/スケバン=2) 5
SKEシングル 14
SKE公演(KⅡ3rd) 16
SDNシングル 11
NMBシングル 11

2012年:190曲
AKBシングル・アルバム 46
派生ユニ(DiVA=2/ワロタ=6/ノイエ=4/フレキス=5/NONAME=3) 20
ソロ(岩佐=1/渡辺=17/板野=4/指原=6/前田=6/河西=1) 35
チームサプライズ公演 12
SKEシングル・アルバム 20
SDNシングル・アルバム 4
NMBシングル 24
乃木坂シングル 23
未収録曲(ぽんこつブルース/動機<島崎>/やさしい気持ち<前田>/Sugar Rush/私に似てる/次のピアス<ノイエ>) 6

2013年:98曲
AKBシングル 19 ※32nd収録曲まで
派生ユニ(ノースリ=2/NONAME=2) 4
ソロ(岩佐=1/柏木=5/高橋=5/河西=3/倉持=1/板野=2/渡辺=6) 23
チームサプライズ公演 3
その他(掌が語ること) 1
SKEシングル 14
NMBシングル・アルバム 13
乃木坂シングル 12
HKTシングル 6 ※1st収録曲まで
未収録曲(ありふれた愛/After rain/恋でもしよう) 3

以上引用

どなたかは知らねど、大変な労作。私もやってみたいと思い立ったことこそあるけど、実際に手を付けようなどとは考えもしなかった。素直に名無しさんに感謝の意を表したい。

しかし2012年のデータで、AKB関連だけで年間190曲か。それだけで、休みなしで二日に一曲のペースということになる。しかもAKBG以外の作詞も手がけてるんだし、そのほかにも講演やらテレビ出演やら執筆やら、本人が楽しんでなかったら、こんなのは不可能だわ。

HKTの時系列を振り返る

2013年07月30日 | AKB
http://ja.wikipedia.org/wiki/HKT48

2011年
7月10日、第1期生オーディション最終審査、24名の候補生が合格
10月23日、西武ドームの握手会イベントにおいて、第1期生21名が初披露
11月26日、「手をつなぎながら」劇場初公演

2012年
3月 4日、チームHを結成
6月16日、指原莉乃が移籍。
6月23日、第2期生オーディション最終審査、計34名が仮合格。
7月 5日、指原莉乃がチームHに所属、同日公演に初出演。
8月18日、菅本裕子ほか、5名辞退。
8月24日、多田愛佳が移籍することを発表。
9月23日、劇場公演において、第2期生21名が初披露。
9月30日、研究生公演「PARTYが始まるよ」初日公演。
11月 1日、多田愛佳がチームHに所属、同日公演に初出演。
11月 8日、ユニバーサルミュージックからメジャー・デビュー発表。

2013年
1月25日、尾崎充がHKT48劇場新支配人に指名。
1月27日、尾崎充がHKT48劇場新支配人に就任。
2月17日、「手をつなぎながら」公演千秋楽。
3月 1日、チームHの2nd Stage「博多レジェンド」初公演。
3月20日、1stシングル「スキ!スキ!スキップ!」発売。

以上、Wikiから抜粋だけど、たぶん間違ってないはず。こうやって後から、個々の事情とか実際の局所の因果関係とかを無視して、時系列のみで振り返ってみると、また違った景色が見えてくるようで、なかなか面白いかも。

なにより興味深いのは、第2期生のオーディションから初披露、そしいてメジャーデビューの流れ。ここにさっしーと多田さんの移籍、5名の辞退、尾崎支配人の就任という、HKTにとっての決定的な出来事が集中していると言うこと。リアルタイムかつ表面上からは気がつけなかったけど、そこからは、2期生の加入が決定的だったことが読み取れる。より具体的には、田島さんの加入。これに尽きてるんではないか。

秋元氏が、いつの時点で田島さんの存在を認知したのかは分からないけど、遅くとも最終審査のあった6月23日には、確実に知ることになったろうし、おそらくはそれよりも相当前には知っていたんじゃないか。もしかして娘。10期オーディションの情報が入っていた可能性もある。でなければ、理由は何であれ、さっしーという、AKBG最高の人材をHKTに送り込むという決断をしたことの釣り合いが取れない。

あるいはそれは、さっしーという人物の強運ぶりを示してるだけなのかも知れないけど、ここは6月16日以前に、秋元氏が田島さんの存在を知っていたとしよう。「10年に一人の逸材」というのが単なるリップサービスではないのは明らかで、松井Jさんの次を手にしたことを確信しての言葉。であればこそ、まず考えるのは、第二の城恵理子さんにはしないということじゃないか。

このタイミングに、降って沸いたさっしーのスキャンダルだったとすれば、これはもう「持ってる」としか言いようがない。秋元氏にしても、こういう運命のいたずらのようなものを、何度も見てきたはずで、ギャンブラー秋元氏が、こんな確変を見逃すはずがない。迷うことなく勝負手に打って出た。

その後はイケイケドンドン。5人を切り、支配人交代という強権を発動し続けた。メジャーデビューにしても、田島さんという最強のカードを手に入れての決断と見て間違いない。そして、さっしーの期待を大きく上回る活躍ぶりで、HKTはそして田島さんは、完全に軌道に乗った・・・。

うーん、こうやって書いてみて、そのタイムラインの「神」っぷりに素直に驚くしかないけど、実際はどうなんだろう。たぶんこういった考え方、見方こそが、典型的な「後付け」なんだろうな。世の中そんなに思い通りになるはずがないし、秋元氏の筋金入りの泥縄ぶりは言うまでもないところ。

Viva La Vida

2013年07月29日 | AKB
何度目かのNHKBSプレミアム「第5回選抜総選挙スペシャル」を見て、ようやく当初は棚上げにしておいた「問題」に向かい合う気持ちになってきた。

去年の総選挙スペシャルでは、石原Pはサウンドトラックにビートルズを持ってきた。それをもって、「君たちはビートルズなんだ」という石原Pのメッセージとして捉えることとした。

では今年はどうか。オープニングに使われたのはColdplayの"Viva La Vida"、そしてエンディングが公演曲であるところの"to be continued"。今年のこのメッセージを、どう受け取れば良いのか。

"Viva La Vida"という題名だけを聞くと、正に栄光を称えるという風に取れないこともないけど、問題はこの曲の歌詞が難解なところ。けれども、石原Pといえども、キリスト教的な教養の要素はほぼない、そう勝手に解釈することにして、題名の出典であろう"Now the old king is dead. Long live the king."をこそ、その意図と捉えようか。

「老いた王は死んだ。万歳!」というわけで、その意味するところは、世代交代にしてAKB第二章ということになるだろう。前田さんは去り、大島さんはさっしーに膝を屈した。

ただし、石原Pがキリスト教的な教養を意図してるんだとしとしたら、そのメッセージはほぼ真逆と言うことにもなりかねないけど、こっちの可能性はまずないかと。

"to be continued"の方は、はるかに分かりやすい。意味するところのそのままだから。これからも世代交代は続く。昨日王者であったものは、明日には去り、あるいは新たな王者の前に屈することだろう。


”After rain”が指し示すもの

2013年07月28日 | AKB
"After rain"を、映画館で最初に聞いた時は、正直ぴんとこなかった。ほとんど印象に残らなかった。少なくとも、やはり前年の映画館で「ファーストラビット」を最初に聞いた時のようなインパクトはなかった。その後も、"NO FLOWER WITHOUT RAIN"のブルーレイで聞いても、状況は変わらなかった。

それが劇的に変わったのが、リクアワ2013の3日目のアンコールで、フリ付きで披露されたものを見た時だった。まさかこんな「意味深」なフォーメーションだとは思いもしなかった。そこに込められたものは紛うことなく、組織としてのAKB、それも高橋さんを顕彰した上での、高橋AKBそのものだった。

これは今一度考え直さなければならない。フォーメーションがはっきりと高橋さんを指し示してるということは、この"After rain"という曲も、高橋さんを意識して作られてるんじゃないか。考えてみれば、前作に当たる「ファーストラビット」も、明記されてはいないけど、ほぼ前田さんへの当て書きだった。これについては、後に作られたMVで確定することになる。

私の認識で間違いなければ、"After rain"の歌詞は、正式にはまだテキストとしては公開されてない。"NO FLOWER WITHOUT RAIN"のエンディング、そして特典ディスクにドキュメンタリー版MVとして、フルバージョンが納められており、そこから文字おこししてみた。

この歌詞の中での「雨」は、「苦難」そして何より「涙」の比喩であることは明らかだろう。涙といえば高橋さんなわけで、この歌詞全体が高橋さんへの当て書きとして「読み下す」ことができるのではないか。というか、我ながらなんで気づけなかったのか、自身の馬鹿さ加減に呆れるけど、去年の高橋さんがAKBメンバーとして、そして個人として置かれた状況と照らし合わせれば、この歌詞の背後に、高橋さん個人への当て書きが、容易に読み取れる。1番はまだしも普遍性を担保してるけど、2番はもうまんまとしか。それはもう、去年の「ファーストラビット」のような「隠された」ダブルミーニングですらなかった。

こういう歌詞になる、こういう歌詞を贈る。AKBと高橋さんの関係性は今更だけど、これまでにも増して高橋さんと秋元氏との関係性が、なんとも興味深い。ビジネス関係のようでいてそうではない、かと言って単なる信頼関係とか愛情では済まない、どこか突き放した感があるようでいて、一周して戻って来る感じ。

件の時、すべては水面下の出来事だったんで推測でしかないけど、秋元氏は高橋さんを全力で守り切った。類似の行動はさっしーの時もそうだったと理解するけど、そして秋元氏がそのような行動を取ったのは、この二人に対してだけのようにも思うけど、これをビジネスと解するのか、それとも深い愛情故と受け止めるのか、それともどちらでもないのか。秋元氏のポーカーフェイスの裏側はどうなってるんだろう。

「an an」No.1866 Who's hot 指原莉乃

2013年07月27日 | AKB
「an an」のインタビューを読んでいて、思い浮かんだ言葉が、「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない。」だった。

原文は"If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive."これを「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない。」と訳したのは誰なんだろうとググってみたけど・・・、意外にも正確なところは分からないのかな。日本語訳のニュアンスが、原文とはけっこう変わってるようにも思うけど、その日本語訳のニュアンスの方が、より普遍的というか、使い勝手が良い感じなのかも。

さっしーの何を知るわけでもないけど、伝え聞く中学生の頃のエピソードや、例の「中2」の存在様式なんかに、その片鱗が窺えるように思う。AKB加入後は、当初は端くれとはいえ芸能人ということで、基本、フィクションとしての存在にはなるけど、ゴム手鼻風船にして太田プロ芸人、ヘタレキャラからソロデビュー、総選挙4位直後のスキャンダル、からの急転直下のHKT移籍、事実上のプロデューサにして劇場支配人、そしてついに総選挙1位。

弱冠二十歳の女の子にして、あり得ない人生の荒波に揉まれて来たからとは言え、やはり生まれ持ったものがあったから、としか思えない。これまでは「魂」とか書いてきたけど、巷間よく使われる「原石」という表現でも、それなりにしっくりくるのかも知れない。傷つき鍛えあげられることで、そんな「魂」が覚醒した、宝石へと磨かれた。そこにあるのは、強さ、そして優しさ。

そんな人格が確立されてるから、その上にてきとーに積み上げられては崩される虚構の数々が、不思議に輝く。あり得ない関係性の構築能力については既述だけど、それが可能なのも、知的能力以上に、一つには人間としての基礎ができてるからなんじゃないかと思う。

力こぶってドヤ顔で主張するとかではない、ナチュラルに「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」という存在。そう言えば、AKBの上位って、みんな多かれ少なかれ、そういう内面の持ち主かな。さっしーが「一人AKB」的存在なんだということは何度か書いたけど、ホント、AKBムーブメントの申し子なんだと思う。