AKB48の旅

AKB48の旅

指原先生

2014年09月30日 | AKB
リリー・フランキー氏に続いて、755にて秋元氏も「指原先生」呼ばわりになってもーた。おもしろ半分だとは思うけど、その何分の1とは言え、実際に敬意も込められてるんだろう。

本ブログでも、当初は普通に「さっしー」呼びだったものが、途中から隠れ「指原様」にして「指原さん」呼称に、ほとんど自然になった経緯があったりする。なので烏滸がましくも、お二人の気持ちは良く分かるとか書いてみる。背景には、指原さんの存在スペクトルのあまりの広さというものがあると思うんだけど、そういう類いのことは私しか言ってないのかな。

つまりは、近所のちょっとキレイな女の子からスーパーアイドルという振れ幅、弱冠21歳のドルオタからHKTそしてAKBG全体の支柱という振れ幅、さらにはコンサート等においてはプレーイングマネージャーにして現場監督でもあり、その上、秋元氏をも凌駕しようという敏腕プロデューサーでもある。さらにさらに「今太閤」の称号までも。こんな人は間違いなく空前にして、恐らく絶後だろう。

しかし今後は、どう呼べば収まりが良くなるんだろうか。既述の如く「指原様」だとたぶん揶揄にしか聞こえない。かと言って私が「指原先生」と呼ぶのは、どうにもオカシイ。「指原氏」あたりが妥当なんだろうか。うーむ、けっこう本気で悩むぞ。



第5回じゃんけん大会ヘビロテ

2014年09月29日 | AKB
時間が取れないんで細切れ視聴傾向なんだけど、第5回じゃんけん大会の録画を見返してしまう。それも何度も繰り返し見てしまう。何度見ても驚きが止まらないし、感動しかない。

ここには、何と言うか、書いて良いものかどうか躊躇してしまうんだけど、映ってはいけないものが映ってしまってるように思う。それが何かは既述の通りなんだけど、言わばオカルトものとか、UFO特番とか、「アンビリーバボー」な再現映像とか、そういう方面の面白さと通底する、けれども紛れもなくリアルな現実ということになる。

それを八百長の一言で切って捨てることができれば楽なんだろうけど、残念ながらそうは問屋が卸さない。超常現象と呼んでしまうと、間違いなく誤認になる。理想化された「大相撲」における様式美に基づく阿吽の呼吸とか表現してしまうと、皮相的になってしまう。なんかレイヤが違う感じ。あり得ないことが起こってる、これがAKB現象なんだとするしかない。

第1回から第4回までのじゃんけん大会ではそれと気づけなかった。まだ確率論の世界だと信じようとしてた。そういう「傾向」は、回を追うごとに次第にはっきりしてたのに、その「現実」に気づくことができないどころか、無意識のうちに目を背け、逆にその現実に怯えるかのように、八百長ではないことを主張するという、そういう低位のレイヤに自ら押し込めてしまっていた。

けれども、この第5回にして、そういうごまかしは通用しなくなった。そこでおこったことを正視する勇気が、ありのままに受け止める強靱さが、求められることとなった。それは間違いなく起こってしまったのであって、しかもその全容が生放送され、こうして録画できてしまって、何度でも確認することができる。

こんなものを現前させるまでになった、AKBGの存在様式は、そこまでに至ってしまったと理解するしかないんだろうと思う。

MUSIC STATION 3時間スペシャル 9月26日

2014年09月28日 | AKB
オープニングの数字の衣装は、東京ドームのAKB単独コンサートで披露したものかな。支店メンバーへの新たな数字の割り振りとか、それなりに興味深いんで、レコーダー画面とにらめっこ。

多分これで合ってると思うけど、高橋48、指原34、渡辺01、柏木6、小嶋22、島崎86、川栄17、松井J49、山本38、宮脇11(敬称略)は、そのままコンサートの時と同一番号。以下、未確認の横山さんが12、新規の宮澤さんが5、松井Rさんが33、須田さんが00、生駒さんが13、柴田さんが7だった。

パフォーマンスは「プリンス&プリンセスメドレー」と称する謎の企画だったけど、男装は渡辺麻さん、松井Jさん、山本さん、島崎さん、宮脇さんの5人という、非常に分かりやすい選抜。その上でこの5人で歌うのがRIVERと来たもんだ。少なくともこの人選と選曲に関しては、秋元氏もしくはAKB運営サイドの意向であることは明らか。

何と言っても注目は宮脇さんなわけで、他の4人が言わば当然の選抜な中、この抜擢はある意味潔い。その上で指原さんによるだめ押しが加わった。タモリさんの振りに対して、指原さんが宮脇さんの名指し紹介を、しかも「除外手法」でやってのけた。

生番組であるところのミュージックステーションの特性上、これは当然台本だよなと当初は思ったけど、宮脇さんのぐぐたすによれば、あれは指原さんのアドリブらしい。指原さんに対する番組サイド、そしてタモリさんからの信頼の厚さが分かろうというものだけど、ここでの話題は指原さんじゃない。何にせよ、今回の出演の最大眼目が宮脇さんの売り込みだったことが、高い蓋然性を持って言い切れることになる。

次シングルのセンター抜擢も含め、秋元氏サイドが宮脇さんへと大きく舵を切ったことが分かる、今回は、そんな象徴的なミュージックステーション出演と言うことになりそう。



>うたさん、コメントありがとうございます。

全くの推測に過ぎませんが、たぶん復帰を急いだのは、誰よりも川栄さんご本人であり、おそらく秋元氏以外の運営サイドは、むしろ腰が引けてたんじゃないでしょうか。川栄さんは恐怖と焦りの葛藤、運営サイドは、事件の「影響」が致命的なものにまで拡大しかねない危惧と疑心暗鬼。

だから、選抜総選挙という、AKBG最大のイベントに無理矢理背中を押してもらう形で、何が何でも「復帰」したんだろうと思います。

後付けの私見ですが、想定される最小限の被害に止まったという視点からは、襲撃事件後の対応として、これは最善手の一つになってると思います。あの事件は、それくらいに恐ろしく、危機的なものでした。

HKT指原莉乃に「アイドル界の田中角栄」説

2014年09月27日 | AKB
HKT指原莉乃に「アイドル界の田中角栄」説 「気配り」と「出番配り」で人心掌握、勢力拡大
http://www.j-cast.com/2014/09/25216738.html

以下引用

福岡市を拠点に活躍するHKT48の劇場支配人としても知られる指原莉乃さん(21)に「アイドル界の田中角栄」説が持ち上がっている。秋元康さん(56)やリリー・フランキーさん(50)がこの説を唱えているらしい。

以上引用

なんか雲を掴むような話だけど、たぶん秋元氏やリリー・フランキー氏が言ってるのは、頭の切れ具合、物事を実現させる力、そして「人垂らし」なんかを想定してるんだろう。そういう個別の要素では、確かにこの比較は当たってる部分があると思う。

もっと大上段に振りかぶれば、アイドル界(芸能界でも良い)と政界の間にも、けっこうな類似点があることが分かる。ともに知名度と人気がものを言うとか、そういった個別の要素を越えて、かつては「祭政一致」ということで、両者が不可分にして一体だった時代がある。

「祭」と「政」の分離には、歴史的、文化的な影響が色濃くあり、日本のようにそれが徹底してる国もあれば、未だに祭政一致のままの国もある。ちなみにこの「祭」は、現代日本の場合には宗教と芸能とスポーツに、ほぼ完全分離してるとみなせるんだろう。

さらに大風呂敷を広げるなら、この「祭政分離」過程は、宇宙における対称性の破れによる4つの力の分離との類似性がある、とか言ってみたくなる。文明というものもまた、生命と同様、過剰なエネルギーの蕩尽による負のエントロピーにして秩序化と捉えるなら、両者は思いの外、類似してることになるのかも知れない。

「控えめ I Love you !」MV

2014年09月26日 | AKB
「控えめI Love you !」

これは素晴らしいMVじゃないだろうか。HKTのヴィジュアルレベルの高さ、とりわけ今回の選抜メンバーは美形揃いと言うこともあって、そこを出し惜しみすることなく真っ向から投げてくる感じ。絵作りも美しくって、とりわけリップシンクやアップのパートは言うことなし。

ただ全員シーンでの「どんでんがえし」はどうだろう。1回2回ならともかく、こんだけ繰り返されると、なんか目が回るような。解像度的にもキツくなるわけだし、評価が分かれるところかも。

「アイドルの王者」

指原さんがフォトグラファー役で、チームHメンバーを様々設定で撮影するというHKTあるあるのメタドラマ風味。そんだけといえばそんだけだけど、みんな楽しそうなんで、それでオッケーな気分になれるという。

「夏の前」

彩度を押さえた落ち着いた色調で、衣装もセットもパステル調。メンバーのアップ中心の画面構成。MVとしてのセンスの良さを感じさせてくれて、なかなか好印象だし、みんな可愛く写ってる・・・、で終わらせても良いんだけど、私の思い過ごしとかでなければ、これってとりわけ宮脇さんを意識した作りなのかも。

「生意気リップス」

なこみく直球勝負かな。それでもちゃんと工夫はされてて、アメリカンテイストだったりヤンキー風味だったり、意図して巧みにロリ臭を消してるように見える。

この「控えめI Love you !」収録のMVは、どれもセンスの良さが感じられて好印象。ちゃんと素材重視になってて、演出とかが出すぎることもなく適度に控えめで、メンバー個々人が映えてると感じる。こうでなくっちゃね。