青空のそばにいて

2ndDAYに行く前に、「青空のそばにいて」がまたもヘビロテに。しかも今度はコンサート画像。AKBの存在様式を具現化したような、自己組織化して立ち上がる細胞性粘菌のようなその見栄えの見事さに、何度見返しても感動してしまう。

しかも、このツリーという名の「人柱」は、もちろん観客が見聞きして楽しむものではあるけど、同時にメンバーからも観客の姿が、広大なサイリウムの海が、星空が見渡せるようになってる。AKBの双方向性をも表現しているわけで、これを考えついたのは秋元康本人かとさえ思う。

最上段にはオリメンの6人がいて、一番素晴らしい景色を眺めてる。けれどもそれは同時に、担ぎ上げられた御輿の最上段ということであり、ファンの、メンバーの期待や願望を一身に受け止める位置でもある。そしてさらにその先端にいたのが前田さんであり、巨大すぎる人々の思いを受け止め、そして期待に応え続け、やり切った。その事実には驚嘆するしかない。

このあとに歌われた「あなたがいてくれたから」の「あなた」が前田さんのことと名指しされてるのも素晴らしすぎる。