AKB48の旅

AKB48の旅

希望的リフレインMV Short ver.

2014年10月31日 | AKB
【MV】希望的リフレイン Short ver. / AKB48[公式]
https://www.youtube.com/watch?v=j48VdEIKKHU

【MV】希望的リフレイン -LIVE ver.- Short ver. / AKB48[公式]
https://www.youtube.com/watch?v=QJzbKlryK6g

ショートバージョンの段階で感想を述べるというのも何だけど、なんかキターな感じがハンパない。

まずはラジオよりも音質が良くなって、曲の好感度がさらに上がった。MVのできも素晴らしいものになってると見て良さそう。少なくともこのショートバージョンを、何度も繰り返し見たくなるくらい。

AKB新曲MVで歴代センターリレー OG前田・大島・篠田・板野が走る!
http://www.oricon.co.jp/news/2043865/full/

以下引用

クリエイティブディレクター 佐々木宏氏コメント
MV初体験でむちゃくちゃ楽しかったですね。AKBには10年近い歴史がある。それを支えてきた高橋みなみさんから始まる。センターの顔が、いまのAKBの原型だと思う。卒業生は現メンバーを見守る最高の応援団だと思う。新センターにそれぞれの時代を担ってきた顔が、希望のたすきをつないでいく映像は、AKBのことをよく知らない人にも楽しんでいただけるのではと期待しています。

田中秀幸監督コメント
今回の楽曲「希望的リフレイン」。最後のサビの部分を歌う渡辺麻友と宮脇咲良の2ショット。そのシーンを忘れられないくらい印象的に見せることが目標でした。すべてはそのためのストーリーです。そしてそれはAKB48のストーリーでもあります。おかげさまで今ではAKB48の大ファンです。

以上引用(改行位置変更)

作る人が作れば、これだけ良いものができるということなんだろう。人選を見ても、やはりこの「希望的リフレイン」には、秋元氏の「本気」を感じる。と言っても、いつもは本気じゃないとかそういう意味じゃなくて、「大勝負」あるいは「大変革」的なニュアンスでの、そう、やっぱりこの表現がいちばんしっくりくる「大博打」。

松村香織755 2014-10-29 00:53:48

2014年10月30日 | AKB
以下755から引用

松村香織 2014-10-29 00:53:48

岩手県山田町のふるさと大使任命式へ
行ってきました!町の復興はTVと違い、壊れた建物がそのままだったり、まだまだだと感じました。少しでも山田町に足を運んでもらえること、興味をもってもらうこと、知ってもらうことが、わたしにできること伝える力だと思っています。
握手会の会場などで、山田町の物産展スペースなどを、設けたり出来ないでしょうか?缶詰めなどか日持ちするものも沢山あるます!ご検討お願いします。


秋元康 2014-10-29 00:56:20 #2464

そうだね。いいアイデアだね。ただ、会場によってはいろいろな制限があるので、運営に検討してもらいます。

以上引用

755から初転載に相応しい?、松村さんと秋元氏のやり取り。松村さんの素晴らしいところが如実に出てるし、それを見逃さずに拾い上げて試してみる、秋元氏も流石の秋元氏という、ある意味分かり易い構図。

なんかぐぐたす初期の「松村違い」のぶっ込みを思い出すなあ、と思ってぐぐったら、あん時のやり取り見っかった。

以下某所から引用

秋元康 - 13:16 - Mobile - 一般公開
業務連絡。
松村、ギャラリーかイベント会場、探して!
AKB画伯による個展をやるよ。


松村香織
了解しました
会場は都内でよろしいですか?
13:19:37


松村香織 - 13:36
秋元先生へ
秋葉原udx
KFC Hall Annex
h.a.c. gallery
ORANGE GALLERY
gallery egg
bricolage
リサーチ結果です
UDXが良いと思います!!!!!!

松村香織
勘違いではないことを願うしか
13:47:17

秋元康
偉い。
その努力は、きっと報われる。
13:55:52

松村香織
やすすキターーーーーーーーーーーー
14:31:08

松村香織
ggrksは流石に言えなかった(;o;)
14:34:45

以上引用

松村さんもまた(ですら)ドッグイヤーなんだなあと、あらためて感じ入るの図かな。こういう時空にまたがる層の厚さ、縦深の底知れなさもまた、AKBGの特徴の一つなんであり、それは日本文化そのものでもあると言えそう。

「大島優子卒業コンサート in 味の素スタジアム」ブルーレイの収録時間

2014年10月29日 | AKB
ボックス書きの収録時間は、DISC1:103分、DISC2:131分、DISC3:198分、DISC4:160分。例によってDISC5のメイキングとDISC6の特典映像は、収録時間の記載なし。

実収録時間は、DISC1:110分30秒、DISC2:136分33秒、DISC3:209分19秒、DISC4:170分41秒、DISC5:179分13秒、DISC6:76分16秒だった。

「大島優子卒業コンサート in 味の素スタジアム」ブルーレイの収録時間は、例によって箱書きよりもいずれも超過してた。これまで「Not yet "already" 2014.5.10 1st LIVE」だけが例外と言うことになるけど、こういうのに何か意味ってあるんだろうか(反語)。



太陽2068

2014年10月28日 | AKB
この「太陽2068」という作品は、第63回読売文学賞戯曲・シナリオ賞、第19回読売演劇大賞グランプリ、最優秀演出家賞を受賞した「太陽」の改訂版とのこと。もちろん、全くの初見。

モノが舞台と言うことで、本来は生もの。以下の感想は、あくまでもWOWOWで放送された映像に対するものであり、かつ前田敦子さんへの関心のみをもって鑑賞したものであることを、まずは断っておく。

何の予備知識もなく見始めたんで、最初はストーリーや世界観が見えない上に、透明な床/天井の2階構造という、ちょっと不思議な舞台セットに困惑。前田さんの登場までしばらくあったんで、その間がけっこうきつかった。

物語の設定が独特というか、キュリオとノクスが、何の比喩であるのかが容易に分かるようでいて、微妙にはぐらかされる感じが、ちょっと不思議な味わい。昼と夜という対比からは、宇野常寛氏の「夜の世界」と「昼の世界」が思い出されるところけど、決してそうはなってない。似て非なる、どっか逆転したかのような世界観とでも言うか。

作者の前川知大氏は1974年生まれと言うことで、正に団塊ジュニアど真ん中ということになる。この世代の目から見た日本社会の立ち現れ方は、正にこんな感じなんだろうと思わせる。そっから「歪み」だけをうまく抽出して、ヴァンパイアのフォーマットに落とし込んだと表現すれば、当たらずとも遠からずかな。

どうにか物語の大枠が掴めてきた辺りで、前田さんの最初の登場シーンになったけど、その時点では私の鑑賞視点自体が恐らくはまだ「堅い」こともあってか、微妙に乗れてない感触だった。けれどもそれは前田さんがというよりは、私の意識の持ち方の問題だったんだろう。後半に向かうにつれて、そこは気にならなくなった。

むしろ前田さん、これだけの錚々たる役者の中にいてもまったく遜色のない、見事な存在感を放ってた。伊藤蘭さんとの二人芝居が感動的だったし、六平さんとの二人芝居も鬼気迫るものがあった。ノクスとなる意思を示すシーンの涙は本物と感じられたし、伊藤蘭さんとのキスというか「血の儀式」には、強い説得力があった。ノクスとなった前田さんは、正にかつてのトップアイドルの面目躍如そのものだった。

映画と舞台を同列に論じるの愚ではあるけど、流石に蜷川氏は前田さんを、存分に使い切って見せてくれたと思う。役者さん達もガチンコで前田さんと対峙しててくれた。少なくとも前田さんに振り回される、前田さんを中心にして回ってしまうと言うようなことはなかった。ようやくにしてこれだけの作品に辿り着いた、そう言い切らさせて頂きたい。

ついでだけど、観客の歓声とか笑い声からは、綾野剛さんの女性ファンが多い印象で、前田さんのヲタさんの影は、少なくともこの放送を見る限りはほぼなかったように感じられた。

ノンフィクションW 前田敦子 最も危険な芸術”蜷川幸雄”への挑戦

2014年10月27日 | AKB
バックに秋元康氏がついているからと言うのは、間違いなくあるんだろう。こうして舞台裏にまで取材カメラが入るということの「特別感」みたいな感触もあるんだろう。それでも、一番の驚きだったのは、錚錚たる役者さんたちの見せる、そして蜷川氏ですらも隠そうとはしない、前田さんへの、ある種「敬意」のようなもの。

六平直政氏がいみじくも語ってたけど、前田さんはアイドルとしての「頂点を極めた人」なんであり、「そこからしか見えない景色を見た人」なんだということ。有吉氏もよく語る言葉だけど、やはりそれは得がたいもの、選ばれた特別な人だけが知ることのできるものなんだろう。蜷川組の役者さん達だからこそ、それを骨身に染みて知ってる。

だからこその「敬意」だとして、もちろんそれで萎縮するような、手加減するような人達じゃない。だからこそ、蜷川氏自ら語ってくれたように、AKBのセンターだったということは「集団の中心にいるための魅力と洞察力」を持っていると言う評価、あるいは横田栄司氏の「スポンジ女」、綾野剛氏の「器用で不器用」、前川知大氏の「アイドルでも女優でもなくて、普通にいる感じが新しい」と言う評価が、ストレートに響く。

ここで語られてる演劇論としての「不安定」あるいは「未知への恐怖」という表現は、秋元氏の言う「予定調和を崩す」、「1ミリ先の未来」と相同に思える。だからこそ前田さんは、何の躊躇もなく「そこ」、不安定へと、恐怖へと自分を追い込んで行ける。その様子を目の当たりにした蜷川氏が、そして役者さんたちが、新しい若い才能との出会いを喜びとともに受け入れてるように見えた。

前田さんの楽屋には、さも当然のように、秋元氏の贈ったのれんが掛かってた。そんな状況をスタートラインにできることの凄まじさを、あらためて感じたかな。秋元氏というビッグネームを後見人に持つということ。AKBという社会現象の中心にして、その頂点を極めたということ。そんな高みにして、過剰励起状態とも言える究極の不安定さを、ゼロポジションにしてるということ。それをナチュラルに身に纏う前田さんという存在。

恐らくは番組としての演出ばかりではない、蜷川氏ともあろうものが終始楽しそうだったのが、これまで前田さんを起用した監督さんと同じになってて、何と言うかワロタ。

あとは「太陽2068」本編の後にも10分ほどのインタビューがあって、そこで蜷川氏を始めとして語られてる内容が、私の理解するところの秋元氏の立ち位置と同じに見えるところが、納得というか興味深かった。前田さんの語ってることも、例によってナチュラルに秋元イズムになってて、ここが蜷川氏の語るところの、日本の若者の閉塞感を打ち破るに違いない方向性にして、そのオンタイムの現在位置に当たるんだろうな。