マジカル・ミスってるツアー

MMT社
猫と水どうとするめイカ面達との非常識の中の常識的日常

Drop・その6

2008-04-11 10:42:10 | 小林賢太郎・(有)大吟醸
小林賢太郎に生まれなくてよかった。

小林賢太郎に生まれた人は、本当に辛いだろう。

もっとも、小林賢太郎が、可哀想なのは、自分のせいなのだから、同情なんか必要ないという意見もある。

でも、小林賢太郎は、小林賢太郎であるという先入主、つまり固定的概念の偏見により不当な扱いをされている感は否めない。

小林賢太郎の手がける仕事は、常に斬新で意表を衝く世界でなくてはならない。全ての人間を充分に満足させる事が出来ないと、「あいつはもうダメだ」「終わりだ」「数年後は消えている」「無謀な信者と一生やってろ」「うざい、消えろ」「バカだ、ちょんだ、間抜だ」と言われてしまう。

これが、小林賢太郎以外の人間が滑った仕事をしたとしても、「まあ、仕方が無いよね」「体調悪かったのかなあ」「困った仕草がかわいいよね」「卑屈が売りだからいいんだよね」「どんまい!!」となる。

人は、自分の劣等意識に近い人、若しくはそれ以下の人には寛大で、自分に置き換え痛みを分かち合えたりする。

しかし、自分より明らかに異質の才能を持っている人間には、シビアな攻撃態勢で嫉妬心むき出しで挑まれてしまう。

だから、不幸にも、小林賢太郎として生まれてきた人は、命を削って人生を突き進まねば、なら無い。

小林賢太郎であるが故に。

この文章は、小林賢太郎の事であって、小林賢太郎の事では、ないからね。

あしからず。
コメント (2)
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