マジカル・ミスってるツアー

MMT社
猫と水どうとするめイカ面達との非常識の中の常識的日常

TAKE OFF 東京公演感想・その5

2007-10-31 00:02:59 | 小林賢太郎・(有)大吟醸
「TAKE OFF」を見て釈然としなかった皆様へ


巷・ミクコミュ等々、大絶賛のKKP公演。

楽しかったよ。賢太郎かっこよかったよ。徹兄貴も素敵。オレンヂ君も頑張った。

なのに・・・釈然としない。

Why・・・・?

はい。お答えします。

あなたは、メロンパンを出されてそれを食し「これは、メロンじゃない!!」と言っているからです。

もう一例、出します。

あなたは、さっぽろポテトバーベキュー味を出されてそれを食し「これ、牛肉じゃない!!」と思っているからです。

まあ、後は、「鶯パン」食べて「鶯じゃない」とか、苺味の歯磨き粉食べて「苺じゃない」とか、アポロチョコ食べて「アポロ13号じゃない」とか、探せば色々出てきますが。


そうなんです。大絶賛の皆様は、KKP公演を初めからメロンパンだと、バーべキュー味のポテトチップスと、認識して食しているのです。

だから、「このKKPメロンパン、ヤマザキパンより最高だね」って具合になる。



初めから、千疋屋や万惣の高価な果物メロンと思って、食されては、こりゃあ、頭にくる。

お顔は、笑って、心の中では、「責任者、出てて来い!!」状態に、なっちゃう。



はい。あと千秋楽まで公演が何回かございますが、カジュアルなメロンパンを食べに銀河劇場へ行くつもりでどうぞ。(劇場が小綺麗なのも勘違いを生んだ要因の一つ。これが、××児童館とかならね)

もしかしたら、メロン香料の入ったインチキカスタードクリーム入りのメロンパンを、出してくれるかもしれませんよ。

なんたって、作っている人は、サービス精神の塊みたいな人、らしいですから。

私個人と致しましては、メロンパンに間違えてコロッケ入れた商品希望します。

楽しみだなあ・・。







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TAKE OFF 東京公演感想・その4

2007-10-30 00:13:17 | 小林賢太郎・(有)大吟醸
不完全な完成された脚本なりの、一点豪華主義主張。(ラーメンズ頭脳担当小林賢太郎のギリギリの妥協)

[KKP#1・good day house]
 いたずら書き→art→can’tへの文字の変換、配列の遊び。

[KKP#2・Stweet7]
 「100万人に一人、ケーキを一口食べて完全に再現できる天才」伏線を最後に述べるセリフの妙。

[KKP#3・PAPER RUNNER]
 カリブの海賊風衣装、ハポン雑誌、衣装・小道具への拘り。

以降、片桐起用禁止令。(本来KKPの意味からかけ離れる為)

[KKP#4・LENS]
 音楽。




[KKP#5・TAKE OFF]企画会議

1)脚本
「具なし、麺なし、スープは麦茶」的脚本への挑戦。
トリッキーで推理的な要素を取り入れた5時間に及ぶ完璧な台本を、丁寧に一幕づつ完成度を崩していく。今回は、三人のみの出演者(KKPにおける使命に対して理解して頂ける俳優が若干いなくなってきた為)、よって1時間30分程度に抑える。

2)美術全般
 フライヤー・ポスターは完璧に、イチミクロンの妥協も許さず。
 舞台照明音響他においては、小林賢太郎の名を穢さぬ程度に。

3)俳優
男その1:下手な芝居を普通に出来る俳優の起用。案:徹兄さん
演技より目立つことをさせる。セリフ回しはいつもの様に、一本調子なのにどこか音程が歪んだしゃべり方。声の振動が放物線の様に、最後に落下する音の場所が予測不可能。存在それ自体がくだらない笑いの対象となるべき人物。と同時に生理的に嫌がられるくどさを持った演技を心がけてもらう。
   おかしさ+ヘタさ+ダサさ+くどさ

男その2:身長が小さい人の起用。 
 絵的に、捕まった宇宙人の、ノリでいく。
 (10日前で俳優の交代が入り混乱する。しかし、自社の新人起用により難を逃れる。最大の誤算は、彼が頑張り過ぎてうますぎた事。途中、イイ声禁止令を出す)

 男その3:出たがりのオレ。  
 面白くならない様に、最善の注意を払い、舞台上にて、客の落胆振りを、確認する。あまり盛り上がった時は、切れの悪い不機嫌な演技を心がける。アドリブ禁止令を自分に課す。容姿は佐藤教授を真似る。

 

しかし、どうしても譲れない「美意識」に対する信念の一点を、今回何処へもって行くか・・?
              ↓
              ↓
舞台上で、誰も考えない、おこなっていない、オレだけの法則。
演目より華やかに、楽しく、全員が興奮する状態を一瞬だけ体感させる。
              ↓
              ↓
規則性を持たない汚い拍手音を、美しい音に生まれ変わらせる。746人によるコラボ。
カーテンコールの拍手をコントロールする事が、果たして、可能か?
              ↓
              ↓
日本古来の手締めではない、新たな方法。音の起用。ロザリオス「HAE」

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TAKE OFF 東京公演感想・その3

2007-10-29 00:22:46 | 小林賢太郎・(有)大吟醸
2007年・冬のある日。


「賢太郎、今度オレ深夜のドラマ出るんだァ」

「ふーーん。よかったじゃない」

「うーーん。でもなァ・・」

「何だ?心配事か?」

「うん。内容がねぇ、オレ占い師の役で主役なんだけど脇役」

「何それ、相変わらず要点不明瞭」

「うーーんとね。これから売り出すグラビアアイドル相手の引き立て役なの」

「いいじゃない。綺麗どころ、セクシーどころとの競演、羨ましい」

「全然羨ましいと思ってないくせに」

「だから、何!?」

「・・・だから、これだけ有名なラーメンズの片方なのに、このドラマに出る事がさあ・・・」

「ほうほう、ノミの様な自尊心が、プライドが傷つく訳だ」

「いや、そんなもの、生まれた時から持ってないよ。ただその、同級生だった二人が、今やBⅡ型戦闘機をも抜きさる勢いの片方、今もなめくじより遅い頭脳の片方・・」

「分かった。お前の辛さは、オレの辛さだ。二人は今も昔も運命共同体だ。オレだけ先に走っている現状なら、このオレがこければいいだけの事。そんなに自分を卑下するな。自信を持て。おれが選んだ唯一のお前なんだぞ」

「お前が選んだ唯一のオレ・・」

「そうだよ。なーーに、丁度KKP「TAKE OFF」の再演も決まった事だし、めーー一杯、転んでやるから安心しな」

「賢太郎・・。ありがとう」

「オレを誰だと思っているんだ。KKP発足の道理を思い出せ」




[ラーメンズを母体とした、KKPにおける任務]

①ラーメンズの知名度の上昇を、KKPによって、抑制もしくは、下降させる。

②始まりは、同級生、今や、社長と幽霊されている奴隷などと、巷で思われている賢太郎と仁との格差階級をこれ以上広げない為にKKPによって、距離を縮める。

③不完全な完成されたシナリオへの挑戦。最小限の美意識のみ残し、いかに空虚で幼稚な脚本であるか。ラーメンズの脚本が常に進化し続ける運命だとしたら、KKPにいたっては、回を追う毎に退化し続ける脚本でなくては、ならない。




(有)大吟醸より、お知らせ

「KKP公演のダメさを愛でる会」会員募集中。
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TAKE OFF 東京公演感想・その2

2007-10-28 00:26:13 | 小林賢太郎・(有)大吟醸
「TAKE OFF東京に帰って来たぞ」感想その2


初めて、KKP公演に行ったので、何かと比べるべきでは、ないが、3億6千932万8億2千413くらい言いたい。(その・・幾ついくは、未定)

26日の公演は、「アドリブ禁止令」発令。・・・多分。

賢太郎君、税金対策の一環として現場経費上乗せ計上の為の地方巡業で、ちょい、お疲れモード。声に、覇気が無い。

久ヶ沢兄のプロテインのみのアドリブ突っ込みに、即座に対応するだけの、気力・体力・脳反応・残微量。

台本通りきっちり、学習発表会。

客層も、とてもおとなしく、8%弱の人は、寝ていたのではないか。

長い間の静寂さが、気恥ずかしい程、辛い。



ただ、今回の公演で、発見した事は、彼はKKPの観客を上手に教育しているという事実。

客は、まるで、某国の忠誠を誓った国家公務員の如く。

そして、見事に賢太郎に感化された客層は、笑ったままフリーズで待機とか、ラーネタを思い出しだんだん強くクレッシェントで爆笑とか、隣の奴を起こさない程度の笑いとか、後ろから膝裏カックンされた脱力笑いとか、アルカリ電池直列程度の笑いとか、自分としては、たいして面白くないげと、周りにつられて連続連動連結連鎖笑いとか、笑わないと賢太郎がしょげちゃうので5分に一度励まし笑いとか、賢太郎を持ち上げる為拍手を付けて笑いとか、エレ片の昨夜の放送を思い出し笑いとか・・・色々な笑い方を演じている。

そして、一丸となって、ヒゲダンスの賢太郎を見守る見守る。



ここで、仮説。

上に記した事が、賢太郎の脚本に書かれていたとしたら、

例え-1
「織部、するすると降りてくる・・」のト書き横ト書き、客「おぉーー」の歓声並び拍手にて、猫背を正す・・みたく。

例え-2
「マックです。動画も簡単に・・」は、かなりネタバレしているギャグなので、嫌味なくさらっと流す。しかし、サクラに、拍手付きの笑いを先導させる・・みたく。

例え-3
演技終了後、最低三回は、スタンディングオペをやらせる。(前後左右4名バイト学生を使用して、客が引いて帰らない様に見張りを付ける)極力焦らして4回目に、頭にネクタイを巻き、オレちょっといい気分で登場と見せかける。客大騒ぎでオレを迎え入れる・・みたく。


だとしたら、こりゃあ、彼の思惑通り我々は、脚本を見る事も無く、スタバの多種メニューの様な笑いの演技をさせられた事になる。

これが本当だったら、ある意味凄い!!

舞台は、こちら側。客は、賢太郎、オレンヂ、久ヶ沢三人のみ。

怖っ!!



美仁クラブ代表けい-ちんは、ラーメンズの儲かっている方の賢太郎の行末を、違った意味で(愛しい仁ちゃんがおいて行かれる)、気にかけていらっしゃいましたが、心配は無用だったと、500%の確証を得たようで、満足至極のご様子でした。

しかし、けい-ちん、読みが甘い!

あの天才賢太郎だよ(ちょっと書いていて恥ずかしい・・)。

必ず、裏を考えてる奴だよ。

自分のルールを作って脚本考えるんだよ。

舞台で二人がしゃべらなくてもいいじゃん法則の「片桐概論」「たかし父さん」「ギリジン」等々を生み出した奴だよ。

だとしたら、「舞台客席逆説」は、否めない。



賢太郎談
「あーーー、今夜の客、とろいのばっかだったよなーー。あそこは、間一髪入れずに、腹筋笑いだろうが、だろうがよう。ちぇっ!!ぬるい奴ばっか。でも、最後の手締めは、美しく決まったから53点かなあ。・・・何?すげーー臭い!!何だか、スルメの匂いする。げげげーーーーーげぇーー。出して早く外へほかして、僕の楽屋が、腐っていく。ぎゃーーーーー!!」
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TAKE OFF 東京公演感想・その1

2007-10-27 06:43:21 | 小林賢太郎・(有)大吟醸
「TAKE OFF・東京に帰ってきたぞ!!」完食。

いやーーーー、最高なファーンミーティングでしたね。

初・生・小林賢太郎!!最高です。

足長いし、髪の毛ふさふささらさらでいい「か・お・り」が匂ってきそう。

皆の為の催し物は、「偏差値3」の人にも分かる内容。

しかも、この日一日働いてきた人用に各所眠れる話の配慮まで。

その眠ってる人達を覚醒させ、本筋に戻す絶妙な音楽選択。

舞台装置は、整理整頓された美しさ。

あの空間にいる全員参加型のイベントでしたね。

「答え」から物事を作り出していく彼は、「HAE」の手締めをやりたかった為に、一日働いて疲れた頭でもすんなり入るあの小学校低学年レベルの物語を考えたんだなあ。

だとしたら、今回もKKP公演大成功だよね。

あの瞬間は、誰でも幸せな気分になれたものね。

そして、我ら全員にいつも隣にいる「仁ちゃん」の存在の大きさを再確認させてくれたね。


KKP公演=卑屈な仁を励まし応援する為の公演


これで決まりだな!!


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KKPまであとちょっと

2007-10-25 10:17:32 | 小林賢太郎・(有)大吟醸
KKP東京公演まで、あと、ちょっと。


初めて本物を見る、小林賢太郎プロデュース作品。

DVDで見る限り、お世辞にも、いい脚本・演出とは、言い難い。

たるい、だれる、眠くなる、仁のいない芝居は特に。

それは、何故かというと、私自身が、これらの作品を「演劇」として見ていると同時に、「ラーメンズの公演」とダブらせて見ているから。

多分、脚本的にも、仁以外の役者を使う演出的にも、中途半端な状態だからだろう。


さてさて、今回の「TAKE OFF」巷の評判は、いかに?

久ヶ沢兄ちゃんとオレンヂ弟の使い方が上手になったと評判よろしいようで。

舞台装置は、「流石美大こ゜出身でいらっしゃる」と、唸らせる仕掛け有。

相変わらず、「オレが、このオレが・・」のパフォーマンスも充実。

プライヤー、ポスター他物品関係も、完璧。

それでは、賢太郎が仕掛ける、「罠」に、「分かっちゃいるが・・」のノリで、嵌ってまいりましょうか。

折角、取れたチケットなのだから、楽しまなきゃ。

そうそう贔屓の野球チームの試合観戦、しかも外野席特有の連帯感空気の中で。

ギャグの前倒しオンパレードに、遅れを取る事なく、つっこみながら。

演劇としての枠にはめず、何か別のジャンル枠として、考える。

「コント寄りの演劇」   どんなジャンルじゃん!


「作り方を作る」に始まり、

「僕が自由にやると言う事が最終的ゴールであって、一番優先すべきは、作られたエンターテイメントの質であるべきなの」と豪語する作品へ、


笑わせてもらおうじゃないの。

では、TAKE OFF!
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クリスピークリームドーナツ

2007-10-23 13:47:11 | Weblog
今、東京地区で、2~3時間待ちは、必死のドーナツ屋。
  「クリスピークリームドーナツ」

12個入り。箱がちょっと可愛い。

定番品「オリジナルグレイズド」をまずは、食す。ーーーー(注1)

説明書の特徴:イースト使用の生地に、糖蜜シロップをどっちゃりかけで、テカテカ光り、表面カリッ、中はふわふわ。

うーーーーん。

回りも中も、べちゃべちゃ、ぐちゃ!!

2個目、「グレイズドレモンフィルド」を食す。

説明書の特徴:レモンカスタード入り、レモンの酸味で、さっぱり!!

甘い!!どこが、さっぱりじゃい!

脳が解けちゃうほど、甘い!!片栗粉で固めた便所臭いレモン味。

さすが、砂糖で骨が形成されているアメリカ人が好んで食する味だあ。

私は、新宿サザンクロス店の品を食したが、油臭くて、二度と買わないと思う。

って、これ、兄ちゃんから、貰ったんだけどね。

ロッテが、親元。

なーーーるへそ。韓国でこの看板見たわ。

レンジで8秒、チン!すると、美味しさがまして、際限なく食べられます・・だって。

では、おやつに、そうやって、再チャレンジしましょう。



注1)私は、このドーナツを兄から貰った時、昼食を食べ終えたばかりであった。
 本日のメニュー:バケット一本。バターと苺ジャム付き。
        キャベツ四分の一個の炒め物。
        牛肉入り五目根野菜煮、大量。



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演劇ブック

2007-10-22 23:19:30 | Weblog
この処、美仁クラブ代表のけい-ちんの影響大で、またまた、演劇を見始める。

ひと昔前は、よく、見ていたのだけど、年と共に普段の生活に追われ、自分自身が、本物の喜劇や悲劇の中に、どっぷりつかっていて、わざわざお金や時間を使って、演じるものなど、見る事などないなあ・・と言う理由で劇場から遠のいていったのが、現状。


それでも、創り物が、又、見れるようになった今日、少しだけ、忙しさから抜け出て、想像の世界に浸る、心の余裕が出来たのかなあ・・。


大好きだったつかこうへいの言葉。
「いい役者っていうのは、素直で正直な奴だね。性格がひん曲がった奴は、ダメ。2時間の舞台って、テクニックだけでは、もたない、そいつの人間性でしかもたないものなの。だから、あさましい奴とか、インチキな奴はそれがバレちゃう。客の目からは、逃れられないんだよ」



仁ちゃんの演技を見ていると、彼の飾らない嘘のない姿が、だぶります。

人間的に、本当にいい奴なんだろうなあ~。

こんな相方を味方に付けた賢太郎は、運がいいね。

仁ちゃんを他の演出家に取られないように、もっと、頑張らないと。


「ツグノフの森」とても素敵な作品でした。
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走ることについて語るときに僕の語ること

2007-10-17 09:13:03 | 映画・本・DVD・CD他
「走ることについて語るときに僕の語ること」

      著:村上春樹

村上氏は、マラソンランナーとしても、有名である。

彼が、何故、長距離をもくもくと走り続けているのか、そして、「走る」といった行為が、彼の作品にどの様に影響を与えているのか、納得出来る本。

私にとって、彼は、最高に好きな作家の一人である。

発売されている小説に関しては、全て読んでいる。

そして、どの作品も、深く心に残っている。

素晴らしい作家だ。

しかし、そんな村上氏でさえ、思うようにならない現実と常に向き合い、生きている。

本文抜粋
結局のところ、僕らにとって、もっとも大事なものごとは、ほとんどの場合、目には見えない(しかし、心では感じられる)何かなのだ。そして、本当に価値のあるものごとは、往々にして効率の悪い、栄為を通してしか獲得できないものなのだ。たとえ虚しい行為であっても、それは決して愚かしい行為ではないはずだ。僕はそう考える。実感として、そして経験則として。

文化的雪かき作業・・・。



彼の小説の中に、よく出で来る、壁の向こう側。

私の憧れの空間。

この無の世界観は、100キロマラソンを決行した時に、氏が本当に体験したランナーズハイの様な感覚からきている。

だから、読んでいてとてもリアルに、私の頭の中で映像が無限に広がるのか・・。

妙に納得。


エッセイにしては、氏、お得意の面白比喩表現は、ほとんど無く、真面目に自分と向き合い本当の事を嫌らしさを出さず語っている。

村上春樹の人生哲学書の様な、本である。
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バビのチョコ

2007-10-16 11:49:02 | Weblog
読書のお供に、「BABBI」のチョコウエハースは、いかがでしょうか?

イタリアのジェラードコーン工場出身のチョコ屋さん。

今、東京地区は、セレブな催し物の時、ちょっとしたお土産に、こちらの商品が使用されていて、話題になっております。

写真は、詰め合わせの黒缶ですが、真っ赤な缶は、とってもお洒落でキュート。

実家近くの駒沢店が、オープンしたので、早速。

私、チョコウエハース大好き。

うむーーーー。賢太郎君にお土産で渡したいなあ・・。

でも、あいつ、好みすげーー、うるさいからなあ。

まあ、自分で全部食おう。

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