騎士団長殺し・村上春樹 感想

今回の本も、森の中に重たい石と穴があって、奥さん(銀行員一家)は不倫していて、イデア・・何時もの様にちっちゃい騎士団長や顔長とか登場して、怪しい宗教団体に入れ上げている父親を持つ小難しい少女がいて、自分とは対照的な隣人がいて、家事得意な無職っぽい自分は、あちら側とこちら側を行き来出来る能力の持ち主。


やたらと性描写が多くて、「やれやれ、春樹さん、６８歳なのに、未だにこのシーンがないと自分の世界を描く事が出来ないんだなあ・・・。」と、ちょっとため息。


しかるに、今までのあらゆる本と、同じシチュエーションではあるが、完成度は増している感はいなめない。


そして、何時ものパターンと違う結末、つまり・・・(1Q84から子供の存在が出てきてはいたが)、今回はとうとう、この世に産み落とされて登場する。


女性は常に、あちら側とこちら側の境で身ごもり、生物学的にみて、主人公(私)の子供ではないが。


春樹さん自身に子供はいない。

歳をとり、自分の遺伝子が受け継がれない事への、反撃?負け惜しみ?

いやいや、そんな見方をしては、彼に失礼か。


もう一度読みなおそう・・・と思ったら、夫の人が読み始めていた。

夫「カフカで始まり、途中、ねじ巻き鳥とスプートニクと1Q84と摘まんで、ハードボイルドワンダーランドで終わりかよ」」

って感想が目に浮かぶ。

やれやれ・・。

結婚観の相違

今季一番脚本が面白いとされている「カルテット」を興味深く見ている。夫婦で。

先週の放送では、夫と妻の結婚観のズレについて詳しく描かれていた。

何気ない親切は、相手にとって微妙な苦痛であり・・・積もり積もればれば離婚となる。


夫が大好物の鳥の唐揚げに、妻が気をきかせてレモンを振りかけて「どうぞ」とすすめる。

夫はレモンかけが嫌なのに、「嫌っ!!かけないで」とは言えずそのままずるずるとその状態は続く。


夫が大好きな詩集を妻にプレゼントするが、挿まれているしおりの位置は変わらず、終いには、鍋敷にされてしまう。


素敵なカフェに出かけたい夫に対して、妻は家でまったりコーヒーを飲みたい。


ゆっくり落ち着いて好きな映画を静かに見たい夫、白黒つけて結論がはっきり分かる見方がしたい妻。


結婚しても、妻ではなく恋人として上品にふるまって欲しかった夫。

結婚したら、家事をこなし、家族として枠組みの中で、穏やかな生活を望んだ妻。


どちらが悪い訳ではない。

強いて言うなら、人間は言葉で発しなければ、何を考えているか分からないという事だ。

「言った者勝ち」とは、よく言ったもので、「まあいいか、コンな些細なこと」が、喉の奥に挟まった小骨の如く、飲み込む常に気にかかり、我慢できない違和感に変貌する。


でもなあ、あんまり「ぎゃあぎゃあ」小言を言う夫や妻も最悪だし。


様は、加減次第って事なのか?



ma-ちんにとって、人間関係で一番大事にしたい感覚は「笑いのツボ」が一緒。この一言に尽きる。

騎士団長殺し・村上春樹

はいっ!!どーーーーん!!




待ちに待った、春樹さん新作。

しかも、弐冊同時発売。

こりゃたまりません。

プロローグから、「顔のない男」が出てきて、「ペンギンのお守り」・・おいおいおい、どうなっちゃうの?


わくわくする、単語がわっさり。

昼休みまで、我慢できるだろうか。

がちゃがちゃ その２

ハンズの定員さんが、「どこ探しても、猫・羊シリーズはもう無いよ」

って言ってたけど、中野ブロードウェイに、あった。

灯台下暗しとは、このことだなあ。

で、つけてみた。

羊女猫。




先日の、おまわりさんは、「スーパーマリオ」にしか見えないと不評だったけど、今回も「田舎のおばあさん」にしか見えないよね。

がちゃがちゃ

おまわりさんシリーズ・犬用を購入。

つけてみた。

不機嫌な婦猫警官。



外した後、窓の方に落として、安心する。



さつき「こんな帽子なんて、嫌いだ!!」


５月に猫用・うさぎキャップが発売されるらしい。

なんでも、販売と同日に売り切れるとか・・・、チェックしてハンズに行かねば。

注意力減退

２月は決算の為、兎に角、気が抜けぬ日々が続いている。


そんな中、冷や汗が出る事が起きた。

月曜日早朝、駅の改札を抜ける時、定期券が無い事に気がつく。

取りあえず、現金で切符購入し電車へ。

いつもは、爆睡の中、「定期券はいったいどこへ、置いたのか?」頭の中でぐるぐるぐるぐる思考は回る。


昨日は江の島へ猫に会いに行く・・・、この為、江の島市営駐車料金をチャージで払うので、定期券を定期入れからわざわざ出し、小銭入れ脇ポケットに入れた。

その後、朝食に寄った[松屋]は現金で払い、OKストアでもチャージで清算はしていない。

多分、江の島に行った時の買い物パックの中に入っているはずだ。

でも、お財布や小銭入れ携帯電話を出した時に、定期券が入っていれば、気が付くはずだ。

小銭入れ脇ポケットから、一体どこへ消えたのか?

定期券は一か月分まるまる入っていて、チャージ残金も一万円ちょと入っている。

むーーーーーん、どうしよう。電車降りて確認しに帰ろうか。

でも、月曜だし会社仕事山積みだし・・・悶々と考える中、新宿へ到着。

腹をくくり、仕事をして、少し早めに退社して探そうと決める。


さてさて、ドキドキして帰宅、さっちゃんのすりすりもそこそこで、買い物バックを見る。

「無い!!」

きょえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

ひっくり返し、振ってみたけど、入ってない。

さて、どうしたものか。

まずは、[松屋]と[OKストア]に電話をして定期券落し物がないか聞く。

「無い!!」

昨日のゴミをあさる。

「無い!!」

駄目だ。完全に無くしたんだ。

自分慰めに入る思考に変換・・・財布じゃなくて良かったと思おう。仕事で失敗したんじゃないと思おう。

最後に紙製品専用ゴミ箱を見る。

へっ??

昨日江の島の猫達にあげた、カリカリモンプティ箱の底に定期券が張り付いている。

「あった!!」


その後は、疲れてどの様に夕飯作り、家事をしたのか覚えておりません。

お風呂と猫

yoーちん宅の、ジョバンニ君の話。

正式に飼われている[たま]君とは違い、外猫である。

しかし、三男君とめちゃくちゃ仲が良く、彼が風呂に入ると、その半分閉じた風呂蓋に乗ってるの図。



いい子だ。



我が家のさっちゃんも、ma-ちんがお風呂に入っていようが、へっちゃらで、ふにふに言いながら風呂の窓枠に座って眺めている。

しかし、ドライヤーが大嫌いで、彼女に向けると本気の猫パンチをかましてくる。

きっと、昔シャンプーをされて、苦い思い出があるのだろう。

我が家にきて、まだ、一度も、シャンプーに連れて行っていない。

お腹と後ろ脚太ももあたり、お尻廻り・・・とんでもない事になっている。

長いくるくる巻いた毛が、団子状態になっていて、なかなか、切らしてくれない。

やはり、春になったら、シャンプーに行くか・・・なあ。

ストーブと猫

昨日、日の出と共に江の島へ。

ナオコは、ますます下半身太りで健在。

ちん＆かんも元気に「猫まっしぐら」で我々の姿を見て飛んできてくれた。


しかし、奥津宮の二軍の猫達の数が半分に激変、オサムの姿も見えず。

寒い冬を乗り切るには、相当の試練があるらしい。


帰り際、エスカレータ脇にいる猫の鳴き声に遭遇。

この子、電気ストーブを抱えて、お兄さんに「早くコンセントいれてよね」のアピール。

そして、このほっとした表情。

よかったね。






我が家のさっちゃんと云うと・・・・。



やはり、さっちゃは、「半分はおじいさん半分はおばあさん」で出来ている。

ピカール

ma「フランスの冷凍食品屋に行くけど、買ってほいしモノある?」

マナミ「チャーハン!!」

ma「だから、フランス料理だってば!!」

マナミ「うーーんとね、チャーハン!!」

ma「ダメだこりゃ。マナミ父は?」

父「僕はね、カトリーヌ・ドヌーブ!!」

ma「うーーーんとね、それは置いてないと思う」

父「フランスなのに」


本日、仕入れたしたモノ。

「ラタトゥイユ」


一袋いっぺんに解凍して食さないとダメなのが、難点。

この人参の様なみかん色の長方形が、なんとスープキューブになっている。なので半分食べたいとか無理。

ポルチーニリゾット

こちらも、肌色がかった長方形の物体がスープキューブ。

たらのパン粉乗せフライ


デザート




他にピザとなすのグラタンを購入。


味は濃い目、だけど、皆さんおっしゃる事は嘘でなく、美味しい。そしてオープンが無くては駄目な料理もあるが、フライパンや電子レンジで可能な食品もある。

ラタトゥイユはフライパンで解凍した後、とろけるチーズをのせ、トースターで焼いて食したら、最高に美味しかった。


ただ、量の調整が取れないのは、やっぱり、最大の難点。

変な話、日本産冷凍チャーハンは、どんな量でも均一な味が楽しめる。

スープやソース食文化の違いだな。

さてさて、日本に根付くのか・・・?

おしゃれっぽい、青山・麻布十番・中目黒にお店あり。

通販もあるけど、一度食さなきゃ、買えないよね。

田舎者は手を出さなくてもいいです・・・か。


追記
エクレアは、不味い!!ナスのグラタンもイマイチ、ピザもへんげ。
やはり、食べてみなきゃ、分からぬ・・・・。

節分

節分です。

いつの頃からでしょうか。

節分＝太巻き寿司となったのは。

バレンタインデーと同等に、誰かが仕掛けた行事が、流行り物好きの日本人に上手に浸透した感じです。

で、我が家の今夜リクエストご飯は、何故か「カレーうどん」。

うーーーん。

愚息マナミがこの太巻き寿司があまり好物でなとのと、秋田から頂いたお米を七分づきにして、お米が茶色かかっていて、お寿司に合わない・・・と色々な要因重なりで「カレーうどん」。

まあ、クリスマスに、焼そば食べてるma-ちん家だもん。

当然、「カレーうどん」はアリって事で。


でも、カレーうどんの時の副菜は何?と朝、考えていたら、

夫「カレーうどんだけっていうのもなあ・・。オレ、茶色米でもネギトロ巻きなら食ってもいい」

ma「何それ、じゃあ、カレーうどんなんて作らないで、最初から巻き寿司作ってお終いだよ」

夫「だよなあ・・・」

マナミ「オレは、何がなんでも、茶色い飯は嫌だ!!カレーうどんだ!!」

ma「やっぱり、両方作るハメになるのか」




ma-ちん食堂は、限度額はあるものの、リクエストに応じた食事を提供しております・・。