マジカル・ミスってるツアー

MMT社
猫と水どうとするめイカ面達との非常識の中の常識的日常

COW BOOKS・小林賢太郎

2009-08-21 21:45:27 | 小林賢太郎・(有)大吟醸
[箱入り息子達]

生まれたばかりの、真っ白い子猫たちの様に、誰に邪魔されるわけでもなく、ガラスケースの中の決められた場所で、名前入りのリボンを付けた彼らは、すやすやと眠っていた。


手を触れて毛並みをなでる事も出来ず、

ひっくり返して肉球の匂いをかぐ事も出来ず、

耳をそばだてて、寝息を聞く事も出来ず、

彼ら8匹の姿を、私はただガラス越しから眺めるだけであった。


白い猫たちの名前[腑に落ちない種]
1.物事は三つに分けて考えよう。上
2.物事は三つに分けて考えよう。下
3.読み終えた本は捨てることのススメ。永久保存版
4.ネバーエンディングストーリー。完結編
5.本は四六判に限る。
6.表参道殺人事件。刑事が犯人編
7.日本語を全く読めない人の為の本。
8.話を端的にまとめる方法。


もし願いが叶うなら、一匹をつれて帰りたい。

そして真っ白な毛並みを汚さぬ様、細心の注意を払い、夜な夜な、回りくどい[腑に落ちる話]をいくつもいくつも語りかけてやるのだ。


しかし、彼はヒゲをぴくぴくさせて、さり気なく声を上げるだろう。
「あのさぁぁ、話は端的にまとめて・・・」と



4番目を撰べば、よかったかな。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ストームシャドーで爆走

2009-08-10 13:16:36 | イ・ビョンホン 
[G・Iジョー]

ハリウッド初進出おめでとうございます。

スピード感溢れる愚息の玩具の世界に飛び込んだ様な作品どした。


ストームシャドーで爆走!!

1.いつもの多少見飽きた白スーツで登場。

2.身長が微妙なので、みんなと映る時は、何かに寄りかかっている。

3.子供頃の一応辛い記憶がトラウマとなって、今日の冷酷で非道な性格が出来上がった設定の回想シーンで、目を閉じているさまは、いつもと同じ。

4.当初日本人設定だった処、ダダ星人になって韓国人役をもぎ取ったのはいいが、それにより、幼少時の背景がちょっと変。

5.武器が刀や手裏剣なので、役柄もやっぱり変。

6.一般的イメージでいくと、いい者・白、わる者・黒となるが、悪役コプラ軍団の彼は白を選択。上下の膨張を期待したのか・・。

7.ミステリアスな悪役とあるが、幼少時の褒めて貰えなかった怨み妬みで師匠を殺して悪者になったと、きっちりそれなりの時間を割いて過去描写がなされているのに、一体、どこがミステリアスなのだろうか。

8.悪者にしては、お顔がすっきりつるつるしていて清潔そうで、あつ化粧の女優より中途半端に綺麗。

9.CGの中の一部としての動きが、やり足りなくて、微妙。

10.誰も頼んでいないのに、やっぱり脱ぐ。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

腑に落ちない作品

2009-08-06 12:56:47 | Weblog
猿ロックの市原隼人

金庫を前に、アップ顔で悩んで「ちきしょう・・出来ねぇぇ」とか、言ってる彼を見てると、安仁屋のイメージと重なり、「お前に託したぞ、俺達の夢」の台詞と共に新庄が出て来そうな錯覚に陥る。

そして、このドラマ、おばさんには微妙だ。

なんだか、中途半端だあ。

エッチに徹する訳でもなし、笑いに徹する訳でもなし、お涙頂戴に徹する訳でもなし、スリルとサスペンスに徹する訳でもなし、匠の技に徹する訳でもなし・・。


まあ、お気に入りの役者などが、「オイオイ、そりゃあないだろう」的な作品、つまり「腑に落ちない作品」=「演出脚本に問題大有り」に、出演する事は、経験済みなので、さほど落胆はしていないが・・。

前にもあった例をここで、上げろって?

うーーーん。

まあ、ビョンホンの映画作品の一つとか、KKP作品の二つ三つ四つ・・とか、そんな処です。

はい。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時空

2009-08-04 15:34:46 | Weblog
[The Cell・1]観賞

犯罪者の夢の中に入り、時空を越えて過去から現在までさかのぼり、証拠や殺害動機などの手がかりの一部を探し出し、捜査に協力する「夢見」の女性を描いた作品。


これを見て、萩尾望都の「バルバラ異界」を思い出し、また読んでみる。

この作品は、「夢見」仕事をしている主人公が時空を越こえ、現実の世界を過去の人間のみた夢と差し替えて、まったく別の現実を作ってしまう話。


うーーーん、時空を越えた作品は、図表に表してもよくわからない。

あれがこうなって、それがこれになって、これがどこにいったんだ・・?的。


そんな中、今度はスペイン映画[タイムクライムス]を観賞。

こちらは、タイムトラベラーをして自分自身を3体も作ってしまった男の話。

とても、面白い作品だった。




「いいか、あと45秒したら、私にそっくりのma-ちん3号がやってくる、適当に相槌を打って軽くあしらっておけ。そして、甘い物は絶対渡すなよ。私が何号だって?聞かないほうがお前のためだ。ところで何か甘い食べ物はないだろうか・・」
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

腑に落ちる・落ちない

2009-08-03 10:54:42 | 小林賢太郎・(有)大吟醸
[腑に落ちる出来事]

全日本テレビ番組制作社連盟が主催する、「ATP賞テレビグランプリ2009」(上半期)にて、『小林賢太郎テレビ』が優秀賞に選ばれました。

下半期の優秀作品と競って、一等賞が決定するそうです。

まずは、おめでとうございます。



[腑に落ちない出来事]

COW BOOKSで行われている「リトルプレイスフェア」展。

沢山の方々が出店されていて、作品を売っていたり、おまけにくれたりしている中、

賢太郎君の[腑に落ちない文庫]は非売品。

売れよっ!!
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする