なんてこった。
私達二人は、ニニコの毛の中で、迷子になってしまった。
いったいここが、腹の辺りなのか、背中なのか、たはまたお尻なのか・・とにかく全く分らなくなってしまった。
[猫毛コンパス時計付き器]は、先ほど襲われた[毎秒5蹴り前足かゆかゆ攻撃]を避けた時、どこかに落としてしまったのだ。
yo「さっきから同じ処をぐるぐる回っている気がしてならない・・」
ma「冬毛だから毛足が長いし量も多いから、先がまったく見えないんだよう」
yo「攻撃を受ける前は、桃色乳山を三つ抜け坂を昇りきった処だったんだからね」
ma「でも、ここにとどまっていてもしょうがない。前進しよう」
yo「ねえねえ、ma-ちん、今さら確認するのもなんだけど、本当にニニコの耳元まで行けば、鼻兎の居所、聞き出す事が出来るんだよね」
ma「そうだよ。その為に、大金はたいて、[ミクロの決死隊キットセット]を購入したんだから」
yo「でもさあ、よくよく考えれば、わざわざ、私達が蚤サイズになって行く事もないと思うんだけど・・・」
ma「それを言っちゃあお終いよう。[苦労して掴んだ幸福は、最高の喜び]に賛同したの、誰だよ?」
yo「・・・・分ったよ。頑張るよ。あれっ?動きが止まったぞ」
ma「うーーん、この停止状態は、排泄物を出す予感・・・」
yo「排泄物?げげっ!!じゃあその後は[ザラザラ舌の口臭たっぷりお掃除攻撃]じゃないの!!。maーちん!!早くマスクを取り出すんだ。腹空かしの君が嗅いだら最後、理性を失ってしまう」
ma「マフィンとメイプルシロップのニオイだ!!あっちだあっち」
yo「そっちじゃないってばあ。そっちは、お尻方面だよう。ニニコもニニコだよ。猫らしく魚食えよまったく・・」
私達二人は、ニニコの毛の中で、迷子になってしまった。
いったいここが、腹の辺りなのか、背中なのか、たはまたお尻なのか・・とにかく全く分らなくなってしまった。
[猫毛コンパス時計付き器]は、先ほど襲われた[毎秒5蹴り前足かゆかゆ攻撃]を避けた時、どこかに落としてしまったのだ。
yo「さっきから同じ処をぐるぐる回っている気がしてならない・・」
ma「冬毛だから毛足が長いし量も多いから、先がまったく見えないんだよう」
yo「攻撃を受ける前は、桃色乳山を三つ抜け坂を昇りきった処だったんだからね」
ma「でも、ここにとどまっていてもしょうがない。前進しよう」
yo「ねえねえ、ma-ちん、今さら確認するのもなんだけど、本当にニニコの耳元まで行けば、鼻兎の居所、聞き出す事が出来るんだよね」
ma「そうだよ。その為に、大金はたいて、[ミクロの決死隊キットセット]を購入したんだから」
yo「でもさあ、よくよく考えれば、わざわざ、私達が蚤サイズになって行く事もないと思うんだけど・・・」
ma「それを言っちゃあお終いよう。[苦労して掴んだ幸福は、最高の喜び]に賛同したの、誰だよ?」
yo「・・・・分ったよ。頑張るよ。あれっ?動きが止まったぞ」
ma「うーーん、この停止状態は、排泄物を出す予感・・・」
yo「排泄物?げげっ!!じゃあその後は[ザラザラ舌の口臭たっぷりお掃除攻撃]じゃないの!!。maーちん!!早くマスクを取り出すんだ。腹空かしの君が嗅いだら最後、理性を失ってしまう」
ma「マフィンとメイプルシロップのニオイだ!!あっちだあっち」
yo「そっちじゃないってばあ。そっちは、お尻方面だよう。ニニコもニニコだよ。猫らしく魚食えよまったく・・」