連続2回の千日手

　5日のNHK杯将棋トーナメントは、
　永瀬拓矢四段と佐藤康光九段の対戦。

　考慮時間がなくなるのに、いつもより早いと感じたから、終盤戦が長いんだろうと思っていました。
　しかし、そうではなくて千日手。

　先手番である永瀬四段が千日手を避けなかったのは、
　「永瀬四段は千日手となった対局で負けたことはない」という鈴木大介八段の解説と関係あるのでしょうか。

　そこまでなら、過去にもありましたが、何と指し直し局がまたまた千日手。
　これはNHK杯に限らず、とても珍しいとのこと。

　あらためて、永瀬四段が先手番。

　ずっと鈴木大介八段の解説は、永瀬四段がうまく指している、でした。
　終盤、ちょっとまずったかもというのがありましたが、押し切りました。

　感想戦を聞けなかったのは残念ですが、都合3局見たので十分満足。
　56手で千日手。85手で千日手。そして131手で勝負あり。
　合計272手。よくぞ、脳がオーバーヒートしないもの。すごいです！