イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

権力交代はどうやればいいのか

2018-12-09 09:19:06 | TV・映画
 日曜のお昼にBSプレミアムで放送してる「軍師官兵衛」
 10月21日に放送された第30回。信長が討たれたと知って、中国遠征から急きょ引き返してくる秀吉。
 動揺するのみの秀吉を支えたのが官兵衛、「軍師」ですから。
 「天下を取る好機」と奮い立たせます。

 光秀は権力交代を目指したわけではない。公家たちに次期将軍と言われて「将軍になるつもりは全くない」
 たぶん、そうだったのでしょう。足利義昭は自分が権力を握れると思ってたし…。

 権力とは何かというのも、難しい部分で、力の強いものがボスであるという動物社会と人間の社会は違うはず。でも、結局は現在にいたっても「力の強いもの」が権力の座について、好き勝手に政治を動かすという事態が起きる。

 例えば、組織のトップに長く居続けるのはよくないからと任期制を作る。しかし、権力を握った人が、2期では短いから3期までに伸ばそうと変えてしまう。
 戦をする。弓を引き、刀を交えるという武力ではなくても、結局言うことを聞かないものには相応の仕打ちを浴びせるとなれば、権力者の思うままになってしまう。

 「軍師官兵衛」の明智光秀が小朝師匠という配役の妙味もあって、光秀が政治をやったら、どんな世の中になったのだろう? 残虐行為はなくなったんじゃないか、あるいは人の死をきちんと悼む心のあるトップになれたんじゃないか、そんなことを現在の状況と重ね合わせて考えてしまいました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿