イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

ランニングホームランのべーランタイム

2008-12-04 09:03:46 | 野球
 「その時歴史が動いた」で稲尾投手を取り上げた時、長嶋選手のランニングホームランを見ることができました。
 昭和33年の日本シリーズ第7戦。長嶋ルーキーイヤーです。
 
 その時の長嶋選手のベース1周は14秒7でした。
 (私が録画した映像を見て、測定した値です)
 
 この記録がどの程度速いのか、よくわからないので、とりあえず比較できるデータを調べました。

 今年の選抜大会で沖縄尚学の伊古選手が決勝でランニングホームランを打ちました。
 その時のベース1周は15秒8。これも私の測定です。
 さらに昨年、メジャーのオールスターでイチロー選手がランニングホームランを打った時が、1周15秒2(同じく私の測定です)。
 もっとも、このときのイチロー選手は、2塁ベースを蹴ってからが全力疾走で、最初から全力で走ったら、相応のタイム短縮があると思います。

 比較する数値が二つしかないのですが、長嶋選手の記録は速いということなのでしょう。
 「チャンスに強い」「大舞台で燃える」「魅せる!」等々、華やかな形容はたくさんあっても、「俊足」という形容はあまり聞かなかったように思う長嶋選手。

 ルーキーシーズンは盗塁37、三塁打8本という俊足ぶりを見せています。
 私が野球を見るようになった1960年代後半以降は、盗塁も三塁打もめったにないことで、「走る長嶋」のイメージを持てなかっただけのようです。

 ちょっと、いや、かなり惜しい気分です。


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