杉村三郎シリーズ

　「ペテロの葬列」他、杉村三郎が活躍するドラマ。
　小泉孝太郎さんが演じていました。

　「ペテロの葬列」では、離婚してしまい、それで終わっていいの?みたいな感想を持ちました。
　原作もそうなっていました。

　続きは出ていて、文春文庫から「希望荘」のタイトルで発売されたので、購入しました。

　4編の話があって、最初の「聖域」で、杉村三郎の経歴が自ら述べる形で書かれていて、「ペテロの葬列」からちゃんとつながっています。

　2010年の時点で38歳という年齢も、今までのシリーズから時間の流れが継続しているのだろうと思います。

　架空の人物が実在しているかのようなシリーズで、どうやって作り上げるのか作家というのはすごいと思います。

　まだ読み始めたばかりで、厚さもあるから、急がずコツコツ読もうと思います。