イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

「王手をかけてからすごい長手数でしたね」

2020-03-02 08:54:33 | 将棋
 昨日のNHK杯テレビ将棋トーナメント。
 木村一基王位と行方尚史九段の対戦でした。

 受けに定評のある木村王位ですが、昨日は踏み込みが速かったです。
 一気に勝負が決するのかというくらいに、激しい展開。

 しかし、じわりじわりと行方九段が守勢から攻勢に。
 解説は中川大輔八段で、後手の木村王位が2九龍と回ったところで、これはちょっとまずいかも、と。

 そこから、行方九段の攻めが詰みまでを見越してのものに。
 王手をかけてからは、ずっと王手、王手の連続。長かったです。一手も緩めず。
 127手で木村王位が投了。

 投了図以下の解説で、中村桃子女流が、
 「王手をかけてからすごい長手数でしたね」
 中川八段も、
 「何手かわかりませんけど、相当の長手数」と。

 感想戦は5分ほどで、2九龍の部分検討あり。
 それ以外の選択肢も考えたようですが、いい手はなかった。
 検討した中には、他の手もありそうでしたが、やはり先手優勢だったような。
 「悔しいなぁ」という木村王位の言葉もあったから、何かあったのかも。
 2人の対戦成績は木村王位の9勝、行方九段の12勝ということでしたから、拮抗しているけれど、その差が結果につながったかも。

 来週は午後2時半からの放送。
 びわ湖毎日マラソンをEテレで放送するからですね。


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