ドラマ「児童虐待調査官 百瀬なつきの事件ファイル」

　今日のお昼にBSフジで放送していたドラマ「児童虐待調査官　百瀬なつきの事件ファイル」

　最近の出来事を考えると、タイムリーというのか、考えてもらいましょうというタイミングでのオンエアなのかと思いました。

　画面の両側に黒い帯があって、最近の作品ではなかったです。
　調べてみたら2000年の作品。20世紀だ!

　百瀬なつき役は佐藤藍子さん。お父さん役に梅宮辰夫さん。小児科医。実にうまい子どもたちとの関わり方。

　虐待が疑われている家に行くと、「他人の家のことに口出しするな」とけんもほろろ…。

　今国会で児童虐待の防止強化に向けた児童福祉法等改正案が成立したけれど、法律がどうであれ、あんなことあっていいはずないじゃないというドラマの中でのこと。
　そして、現実はもっとひどいことも起きていて。

　ドラマとしては殺人事件の謎解きがあって、それも結局児童虐待がからんでいるんだけれど、殺人事件なしで虐待問題だけでもドラマになりそうな気がしました。
　視聴者に考えてもらいたい、というような内容にできそう。

　ただ、子どもを育てるのがこんなに大変なら……と思う人が増えたら、それはそれでまずいかもしれません。
　2000年当時、少子化の問題はどれくらい取り上げられていたのでしょう?
　
　いろいろ考えさせられるドラマでした。