イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

ヘレン・ケラー女史が新潟に来た時の話

2019-01-14 11:10:38 | TV・映画
 昨日BS11で「ヘレン・ケラーの愛した日本」という特集番組がありました。
 昨年が没後50年ということで、各種記念行事も行われました。

 番組で、来日した時にヘレン・ケラーに会ったという人たちの話も出ました。
 新潟に来たとき話を聞いたというのは山崎邦夫さん。現在89歳。29年前までは盲学校で教員生活を送っていたという、星野真里さんのナレーション。29年前というのは、定年になったという年齢です。

 その後山崎先生は、英検を何度も受験されていました。準2級とかではなかったかと記憶してますが、英語に興味関心を持ったのが、ヘレン・ケラー女史の話を聞いたことによるもののようでした。

 国内各地を訪問されているので、直接話を聞いた方は相当数おられたと思いますが、年齢的に存命の方は少なくなっていると思います。

 ご子息が、親の意思を引き継いで活動しているという方々もたくさんおられるので、今後の教育や福祉活動にプラスの影響が続くことと思います。

 点字毎日の紹介もあって、印刷している点字の輪転機は初めて見ました。
 BS11と毎日新聞は関わりが深いのかと思ったら、ビックカメラの連結子会社で、株式の約63%がビックカメラ。なるほど、CMが多いはずです。毎日新聞社は約10万株で比率にすると0.05%ほど。でも、CMもあるし、点字毎日が紹介されたことを含め毎日新聞がこの番組にいろいろ関わっているように思いました。

 そういえば、わが家にも点字毎日が届いていたような記憶。両親が全盲で、読んでいたのは父。点字毎日の裏表紙に点字一覧があって、それを見て点字を覚えたというのもあります。

 いろいろとためになる番組でした。

 新潟盲学校の職員室での山崎邦夫先生。この校舎は1963年に竣工。翌1964年に新潟地震。校舎にはその時のひびが残っています。
 ヘレン・ケラーが来日したのは1937年。当時は、関屋に学校がありました。


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