幻のモスクワ代表は強力だった

　月刊陸上競技8月号に、今までのオリンピック陸上競技を振り返っています。

　モスクワオリンピックは不参加なので、代表となった選手の名前だけ。
　男子
　短距離　豊田敏夫
　長距離　森口達也　喜多秀喜　伊藤国光　中村孝生
　400mH　長尾隆史
　3000mSC　新宅雅也
　マラソン　瀬古利彦　宗茂　宗猛
　走高跳　片峰隆　阪本孝男　
　棒高跳　高橋卓巳
　走幅跳　臼井淳一　吉本敏寿
　ハンマー投　室伏重信

　女子　
　走高跳　八木たまみ
　やり投　松井江美

　マラソンに出ていれば、メダル独占もあったのではないかと言われますが、他の選手も強いです。
　現在でも、日本歴代50傑の上位に名前を残している選手がほとんど。
　
　種目も、今回のロンドンオリンピック代表とはずいぶん違います。

　出られなかったことで、いろんな影響があったと思います。
　それを悔やんでもしかたないけれど、「日本人では通用しない」という種目は意外に少ないような気がします。