イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

「走るという行為のどこが楽しいのか」

2018-01-09 10:51:07 | 陸上競技・ランニング
 ランナーズの昨年11月号「東京五輪からTOKYO」へに、宇佐美彰朗さんが登場。メキシコ、ミュンヒェン、モントリオールと3大会連続の五輪出場。
 そのうちミュンヘン五輪のことが詳しく書かれています。
 マラソンは1日遅れたというのは、あまり覚えがありません。
 パレスチナ武装集団のことは覚えているけれど、その影響が日程に関わっていたとは。

 それらのことを含め、レースのことを振り返っていますが、一番最後に、なるほどと思えることが述べられていました。
 『若い選手は気軽に、楽しく走ります、と口にする。でも、走るという行為のどこが楽しいのか』 

 宇佐美さんの年代の方は、そういう意識の方が多いと思います。市民ランナーの方であっても。
 ファンランという言葉が出てきて、選手までもがその延長にあるように思われているのかもしれません。

 走ることに限りませんが、スポーツすべてにおいて、限界に挑戦あるいは限界を越えるような「選手」としての「競技」には楽しさなんてないのでしょう。
 野球の宮本慎也さんもそんなことを言ってたと記憶。

 100%を越える部分で勝負をしていく競技スポーツの世界。もっと特別視して、選手に対するリスペクトが強調されて、選手もそのことを自覚できるようになった方がいいのかもしれないと思いました。


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