イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

「癒す」の意味

2020-10-20 10:34:23 | TV・映画
 昨日の夕方BS-TBSで放送していたドラマ「刑事のまなざし」

 最初に、スマホの画面を見て「癒されるなぁ」と言っていた安達涼子刑事(小野ゆり子)。
 プリクラみたいな感じだけれど、スマホ画面だから自分で撮った写真かな。
そこに何かキャラクターが一緒に。

 「癒される」という使われ方は本来の「癒す」とは違っていると、週刊朝日の連載「ナイス・エイジングのすすめ」(帯津良一)に書かれていました。

 帯津氏が提唱するホリスティック医学の定義には、
 「自然治癒力を癒しの原点におく」
 「患者が自ら癒し、治療者は援助する」
 という2行があると。

 それが癒しブームが起きて、
 『癒しが本来持っていた主体性が失われてしまいました』『いつの間にか受け身に使われるようになり、「癒し=癒される」となってしまった』と。
 
 手元の広辞苑(電子辞書)で、「癒し」を調べてみると、
 『《他五》病気や傷をなおす。飢えや心の悩みなどを解消する。地蔵十輪経(元慶点)「疾を癒(イヤス)こと良医の如し」。「渇を-・す」「時が悲しみを-・す」』と出ていました。

 それはそれとして、「刑事のまなざし」は感心したり、考えさせられることが多いので、原作を読んでみようと思い、注文しました。
 いろいろ読みたい本はあるんだけれど、思い立ったが吉日なので。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿