荒井、小林両選手の別々インタビュー

　月刊陸上競技10月号。
　世界陸上の男子50km競歩で銀メダルの荒井広宙選手と銅メダルの小林快選手。

　それぞれのインタビュー記事がありました。
　そういう場合は、一緒にインタビューという場合が多いように思いますが、全く別。
　だから、同じような質問があって、でも、答えが微妙に違っているみたいなのが面白かったです。

　一緒にいると「同じです」という答えがあり得るけれど、別々だとそういうことありませんし。

　2人が2位と3位を争っている時点で、後ろから追ってきているのは丸尾知司選手だと思っていたこと。
　荒井選手は、追いつかれたとしても日本のメダル2個に変わりはないと余裕をもっていたようですが、スタッフから10秒後ろに外国選手と教えられてペースアップ。

　小林選手も丸尾選手が4位と思っていて、後ろに見える外国人選手は周回遅れだろうと思っていたと。

　競歩の場合、周回遅れが出るから、順位の把握難しいでしょうね。
　もちろん、トラック競技でも10000mだと25周あるから、周回遅れが出ますけど。

　荒井選手が所属する自衛隊体育学校は競歩選手充実してますが、今回の50km入賞3人は、小林選手がビックカメラ、丸尾選手は愛知製鋼。所属先が広がっているのはいいことだと思います。

　自衛隊体育学校のHPで、ニュース・競技速報を見ると、
　世界陸上2017　男子50km競歩　荒井広宙3等陸尉が銀メダル!という見出しで、ちょっと円谷幸吉選手のことを思い出しました。