イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

駅伝、途中棄権の時の対応ルール

2018-10-30 20:24:19 | 陸上競技・ランニング
 西日本新聞の西スポに、駅伝の棄権に関する記事がありました。
 先日のプリンセス駅伝での這って進んだ件。
 宗茂さんが、他の例も出しています。

 九州一周駅伝で、棄権した際、区間最下位選手の記録に5分プラスというので、全体記録も残すというルールを説明してます。九州一周駅伝は今はありません。

 1993年の同駅伝で森下広一選手が脚を負傷。当時のルールは、次走者がその場所まで戻ってたすきを受け取り、残りの距離と本来の区間を走る。
 そのルールは覚えがあります。妥当といえば妥当。ただ、戻るというのが走って戻るのか、車を使っていいのかはわかりません。
 それ以後は「棄権した場合は区間最下位の記録に5分足したタイムが記録となる」という規定。
 
 宗茂さんは、女子の駅伝は区間距離が短いから2分程度のプラスでいいのではないかと。

 これは、けっこう微妙。今回のケースでは区間26位が12分59秒で、岩谷産業の選手は17分09秒。その差は4分10秒。だったら、すぐ棄権した方が記録がよくなります。
 2分プラスだと予選通過ラインの争いに加われたのではないでしょうか。

 つまり、極端な話、事前に体調不良がわかっていて、チームとして棄権せざるを得ないような状況の時に、出すだけ出して、途中棄権にすれば、最下位の記録プラス2分で、次の区間につなげられる、というようなケースが出ないとは言えないと思います。

 というのは、以前高校生の地区大会を観戦したときに、4継の予選で4チームが出場の組があり。でも、アンカーは2人のみ。他の2チームは途中棄権。DNF。たぶん、それで県大会に進めるのだと思います。DNSだと県大会には進めないのだと思います。
 別に、ルール違反でもずるくもないと思うけれど、ルールがあればはっきりするけれど、結果的にそれをうまく利用するみたいなケースはきっと出てくると思うのです。

 西スポには、11月3日の九州実業団駅伝について、アクシデントがあった場合「医師を呼んで判断を仰ぐことを徹底する」と福岡陸協の専務理事コメントが出ています。ベストなように思うけれど、アクシデントが起きた場所に医師がいるとは限らないから、即応という点では課題が残るような気もします。


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