週刊朝日の「週刊図書館」のコーナーにある連載「今週の名言奇言」(斎藤美奈子)で、「政権交代が必要なのは、総理が嫌いだからじゃない」(田中信一郎著 現代書館)が取り上げられていました。
これからの日本にとって特に重要なのは人口減少で、そのことに沿った政策が必要だと。
日本の人口のピークは2008年で、それ以降減少に。
2008年の人口は1億2,808万人。
以後、少子化対策がことごとく的外れとか、書いてあるのですが、少子化に関してはいつからか。
出生数のピークを調べてみたら、昭和22年~24年が第1次ベビーブームで、24年に2,696,638人。これが最高。

以後減少して、昭和41年は丙午の年で、特別に少なく、昭和46年~49年に第2次ベビーブームがあって、それ以降は減少。
厚生労働省のHPに出ていたデータ。平成23年までです。最近は100万人を切っているから、これよりずっと減っています。
2008年まで人口が増えていたというのは、長命になっていったということなのでしょう。
少子化対策は第2次ベビーブームのあと、すぐにでも考えるべきことだったのが、その頃は何もしてこなかったと思います。
紹介された本は、そういうことは書かれていないのかもしれませんが、ここまで出生数が減るというのは、第2次ベビーブームの頃にちらっとでも考える人がいたのかな?
1980年代、例えば盲学校では児童生徒数が減少して、今後の教育活動をどうするかというのが全国で議論されていました。減少の理由の根本は子供の数が減っているから。
障害を持つ児童・生徒が減ることはいいことなのかもしれないけれど、それは絶対数であって、一定の割合で障害を持つ児童・生徒はいました。
そのことが、日本全体の人口減少の問題なるというのは、うっすらと考えられていたような気もするのですが、何の手立てもないまま現在に至ったという点では、紹介された本が指摘していることに共通するのかなと思いました。
これからの日本にとって特に重要なのは人口減少で、そのことに沿った政策が必要だと。
日本の人口のピークは2008年で、それ以降減少に。
2008年の人口は1億2,808万人。
以後、少子化対策がことごとく的外れとか、書いてあるのですが、少子化に関してはいつからか。
出生数のピークを調べてみたら、昭和22年~24年が第1次ベビーブームで、24年に2,696,638人。これが最高。

以後減少して、昭和41年は丙午の年で、特別に少なく、昭和46年~49年に第2次ベビーブームがあって、それ以降は減少。
厚生労働省のHPに出ていたデータ。平成23年までです。最近は100万人を切っているから、これよりずっと減っています。
2008年まで人口が増えていたというのは、長命になっていったということなのでしょう。
少子化対策は第2次ベビーブームのあと、すぐにでも考えるべきことだったのが、その頃は何もしてこなかったと思います。
紹介された本は、そういうことは書かれていないのかもしれませんが、ここまで出生数が減るというのは、第2次ベビーブームの頃にちらっとでも考える人がいたのかな?
1980年代、例えば盲学校では児童生徒数が減少して、今後の教育活動をどうするかというのが全国で議論されていました。減少の理由の根本は子供の数が減っているから。
障害を持つ児童・生徒が減ることはいいことなのかもしれないけれど、それは絶対数であって、一定の割合で障害を持つ児童・生徒はいました。
そのことが、日本全体の人口減少の問題なるというのは、うっすらと考えられていたような気もするのですが、何の手立てもないまま現在に至ったという点では、紹介された本が指摘していることに共通するのかなと思いました。