美味しそうなムスカリ

水仙の花を被写体として追いかけているうちに、気が付けばムスカリも花盛り。


ムスカリは数本で咲くよりも、ある程度固まって咲いている方が見応えがあっていいですね。…とはいっても、我が家のムスカリは長い年月の間に随分増えてしまい、他の花たちのコーナーにまで勝手に侵入して少々手を焼いている始末。庭のあちらこちらを青い色で染めています。
ムスカリはグランドカバーにしてもいいですね。


ムスカリの花ってあまり近づいて見たことがないけど、アップで見るとブルーベリーみたいでとっても美味しそう！

最後を飾るのは房咲き水仙

房咲き水仙もようやく花を咲かせ始めました。


次々と色々な水仙たちが開花していき、最後に残ったのは房咲き水仙。この花は毎年一番最後に咲きます。白い小さな花をたくさん付けて、可愛らしい水仙です。
香りもよく、香り水仙の仲間かとも思われますが、咲き方がやはり『房咲き水仙』でしょう。


庭ではムスカリやチューリップも花盛りで、今か今かと出番を待っています。房咲き水仙に最後を飾っていただき、そろそろ他の花たちにも登場していただきましょうかね。




最後に咲いた房咲き水仙

これも香り水仙？

香り水仙が花盛りで、春の庭がよい香りに包まれています。


小さな黄色い水仙は、数年前にご近所さんから「いい匂いがするから『匂い水仙』って呼ぶのよ」と、数本株分けしていただいたものです。今年はだいぶ増えて花がたくさん咲きました。名前の通りとってもよい香りがします。葉の形状から『糸葉水仙』とも呼ばれているようですね。
この水仙、正式には『匂い水仙』ではなくて『香り水仙』と呼ぶのが正しいのでしょうか・・・
花の名前ですもの、やはり匂いより香りの方がいいですね。


もうひとつは、分類上では香り水仙と呼ぶのかどうか分からないのですが…とにかく強い香りの水仙です。小さな黄色い糸葉水仙よりも背が高くて、香りもかなり違いますね。これはもしかしたら房咲き水仙かもしれないけど・・・
よい香りなので、香り水仙としておきましょう。


花の近くに寄るだけでいい香りが漂ってきて、なんとも幸せな気分にしてくれます。




香り高い水仙2種類

花は小さいけれど・・・

可愛らしい水仙が2種類、我が家の庭に今春デビューです。
実家の近くの、花好きなおばちゃんからいただきました。


花がとっても小さくて色も優しいクリーム色と白い水仙が、それぞれ2本ずつ咲きました。
ミニ水仙とは違い、一応一人前(？)の水仙だと思います。でも、花が小さくてすごく可愛い！
大きな水仙たちに見守られながら、4本の小さなこの花たちは頼りなさげだけれど一生懸命に咲いています。その姿に「強くたくましく育ってね！」と、つい言葉をかけてしまいそう。




小さな花の水仙

スノーフレークに謝罪のことば

庭にスノーフレークも咲き出しました。


花は春一番に咲くスノードロップによく似ていますね。
咲き方は、鈴蘭のように白い小さな花が釣り鐘状にうつむき加減に咲いてとっても可愛らしい。そんな姿から別名『鈴蘭水仙』とも呼ばれているそうです。


この地に住み始めた当初から玄関脇に植えてあるこのスノーフレーク、次第に花付きが悪くなってしまいました。数年に一度位は植え直してあげなくてはいけなかったのでしょうが、30年間ずっと植えっぱなしのまま。そのせいでしょうか、株が大きくなっている割には花数がかなり少ない気がします。


＜謝罪のことば＞

「スノーフレークさん、これまでずっと一緒に暮らしてきたのにあなたには全く手をかけてあげなくて本当にごめんなさい！　引っ越しの時には必ず一緒に連れて行きます。　来春には新しい土地で花をいっぱい咲かせて私を元気付けてくださいね。」


このスノーフレークは鈴蘭でもなく水仙でもないとか・・・
でも『鈴蘭水仙』という名前が好きなので、分類上はどうであれ勝手に水仙の仲間に入れてしまいましょう。




スノーフレーク（鈴蘭水仙）