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土手を彩る、シバザクラとイベリスとシロミミナグサ・・・

2010年05月23日 | 我が家の花(2010)
今日は、我が家の土手を賑わしている花たちをご紹介しましょう。


『シバザクラ(芝桜)』と『イベリス』と『シロミミナグサ(白耳菜草)』・・・


この花たちが土手を彩ってくれているのはもちろんのこと、雑草をカバーしてくれたり土止めをしてくれているという、なんともありがたいお役目も果たしている花たちなのです。


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


それでは、『シバザクラ(芝桜)の花咲く土手』から・・・


4、5年前に、娘のお舅さんがこの土手に6株のシバザクラを植えたのが始まりでした。
(それからの様子は昨年のブログで詳しく語っていますので、ここでは省略…)


昨年咲いたシバザクラがこの一年でどんな風に成長したのか、
昨年の土手と今年の土手を見比べてみましょう。


まずはこちら、今年の土手・・(だいぶ前になるけど、5月3日撮影)

P1230418


そしてこちらは、昨年の土手・・・(昨年、5月8日撮影)

P1100853


こうして並べて見ると、一年で随分成長していることがわかりますねぇ~


今年は、いつになく長い期間花を楽しむことができました。
やっぱり寒かった気候のせいでしょうか・・・
つい先日まで彩りよく咲いていた土手のシバザクラも、今は緑の葉が随分増えてきました。
シバザクラの季節も、もうおしまいですね。


6種類のシバザクラ、どの色もきれいです!


シバザクラって、遠目で見ると単に色の違いしかわからないけれど、
よ~く見てみると、6種類それぞれに独特の美しさを秘めているのですよ。
花びらの形が違っていたり、花の薄い色と濃い部分のコントラストが素敵だったり・・・


土手に並んだ順番に、それぞれの花を見てみましょう・・・
(一般的な品種名を入れてありますが、もし違っていたらごめんなさい…)


《リットルドット》、大輪の濃いピンク《マックダニエルクッション》

P1230288_2

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薄紫《紫色に見えるけど、オーキントンブルーアイ》、《スカーレットフレーム》

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ローズピンク《オータムローズ》、白にピンクのストライプ《多摩の流れ》

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わたしのお気に入りは、『多摩の流れ』(この花は、キャンディストライプとも呼ぶらしい…)
白に淡いピンクのストライプ柄が入って、そして中心が赤くてとってもキュート!
この花が、一番好きです!


植えてから二年目のこと・・・
「大きくなった6株それぞれを半分に切り取って株分けし、横にずらりと並べて植えましょう…」
と、提案する娘夫婦とわたし達夫婦。
そのときは、頑として首を縦に振らなかったお舅さんでしたが、
今では土手一面に広がったこの光景をみて、大満足しています


さてさてこのシバザクラの土手、来年はどうしましょうかねぇ~
とりあえずは、水路に垂れ下がっている部分を根付きで切り取って、歯抜けになっている場所に移植してあげなくては・・・
あとは、それぞれの株を縦に少しずつ切り取って、種類間の間隔を空けることも必要なのかも・・・
やることがいっぱいで、なにから手を付けたらいいのやら・・・


シバザクラの土手は咲けば素敵だけど、実は株の中まで平気で侵入してくる雑草との戦いが大変なのです。
それに、『今の時期しか楽しめない土手』になってしまうという弱点もありますね。


だけど、
「農作業を終えて戻るときに、道からこの土手のシバザクラを眺めると、疲れも吹っ飛ぶよ」・・・
そんな旦那さんやお舅さんの言葉を聞けば、せっせと草取りを頑張ってまた来年もきれいな花を咲かせたい…
って思うわけであります・・・


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


次は、『イベリスの花咲く土手』です・・・


イベリスの土手といっても、ここにご紹介する土手はイベリスだけが咲く土手ではありません。


少し前まで上段に水仙が咲き並び、今は白いイベリスが花盛りです。
間もなく上段でジャーマンアイリスが色とりどりの豪華な花を咲かせ、
下段ではピンクのタツタナデシコが咲いてきます。
やがて夏になると宿根オキザリスがピンクの花を咲かせ、
秋まで咲き続けます。そしてピンクのコルチカムにバトンタッチ。


このように、この土手は春から秋までお花が咲く土手です。


この土手、今はイベリスが花盛り・・・

P1230888


我が家のイベリスは種から育てて、かれこれ二十数年になるでしょうか。
この花は『我が家のシンボルフラワー』的存在の花。大切に育て続けているお花のひとつです。


前の家のときは、どの株が元株なのか分かっていたのですが・・・
こちらに連れてくるときに、元株も子孫の株たちもみ~んなごちゃ混ぜになってしまいましたぁ~
でも、どの株もみんな我が家で育った株。愛おしさは一緒です


これが、イベリスの花・・・

P1230892


このように、白い小花が集まって咲きます。


この花は咲いている様子がシバザクラに似ているけれど、茎を少し伸ばして咲くので、
切り花にして小さな瓶に挿して飾ることもできます。


イベリスは、この土手の他にも色々な場所で咲いていて、我が家はまるで『イベリス屋敷?』
でも白い花なので、あちこちに咲いていてもそれほどうっとうしさは感じません。


ここで咲いてる株は、おっきいよぉ~・・・

P1230913


この株を上から見ると、よ~くわかる・・・

P1230915


イベリスはシバザクラと違って、大きな株を持ち上げると根っこは一ヶ所だけ。
株分けはできないけれど、挿し木で増やしてきました。


ところが・・・・
ここ数年は花が咲いている株の周りに、ヒョロヒョロとした赤ちゃんイベリスがいっぱい。
こぼれ種で発芽してきます。(これも地球温暖化の影響なのか…)
その小さな苗を拾い集めて育てれば、数年で親株のようになってくれるのです。


このイベリスの最もありがたいところは・・・
広がった株の下には雑草はほとんど生えません。
イベリスの土手、今年は株も大きく育ってきたので、雑草取りがホント楽だったこと!
この花は、わたしにとってお助け花となっています


イベリスは近年店頭でも見かけるようになりましたが、こちらのご近所ではまだ珍しい花のようでして、
早速大きな株やら小さな株がご近所のあちこちに貰われていきました。


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


最後を飾るは、『シロミミナグサ(白耳菜草)の花咲く土手』・・・


こちらは、土手の中腹に近くの私有林で伐採したヒノキ材を横に渡して土止めをし、
上部だけ雑草退治をしてからお花を植えた土手です。
(下部は、将来の水路工事などに備えて土手草のままに…)


今の時期は、シロミミナグサが主役の土手・・・

P1240273


今はシロミミナグサの白い花がちょうど満開です。


上段では濃い紫色のアイリスが咲き始めました。今日も雨の中、しっとりと咲いています。
このアイリスは、リビングから眺められるように背の高い花としてここに植えてあります。
(アイリスの中央には、わたしの一番お気に入りのジャーマンアイリスを一種類だけ…)
アイリスの奥に並んでいる玉石の間には、たくさんの白いイベリスが今咲き誇っています。
イベリスは、縁側に腰掛けて眺めるために植えました。
土手の一番下には、白い銀杯草が一面に植えられていて、夏には真っ白い花が次々と咲いてきます。
数ヶ所にピンクのヒメナデシコをアクセントとして植えてみました。


長く続くこの土手は、みっつのパターンに分けてあります。


写真(↑)に見える部分はその中のひとつで、名付けて『白と紫で彩る、洋風の土手』
中央部は、日本桜草やミヤマオダマキやシランなどが咲く『ピンクと紫で彩る、和風の土手』
左端にはタチアオイやギボウシ、コルチカムやシランカンパニュラータや昼咲き月見草などが咲く、
『なんでもありの、和洋折衷の土手』となっています。


この土手はイベリスの咲く土手と同じように、春から秋まで何かしらの花が咲く土手。
芝桜の土手も素敵だけど、ひとつの花だけだといっときの素晴らしさになってしまう・・・


どの季節にもどこかで何かの花が咲いている、そんな庭や畑や土手がいいですよね!


シロミミナグサの花って、こんな花・・・

P1230936


清楚な白い小花が可愛らしいですねぇ~


?この花は英語で、 snow-in-summer なので、通称『夏雪草』と呼ばれているみたいですね。
真っ白に咲いて雪みたいだから、やはり夏雪草の呼び名のほうがいいのかも・・・
でも、ナツユキソウという花は別種で存在するということだから、やはりシロミミナグサということにしておきましょう。


この花は、シルバーリーフがとってもきれいです。
花の時期が過ぎても、葉の美しさをいつまでも観賞できるのがこの花のいいところ・・・


株が横に広がりながら下にも垂れてきて素敵なグランドカバーになります。
ロックガーデンに植えれば、これまたステキ!


ロックガーデン風(?)に作られた場所で・・・

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(左上の白い花はイベリス…)


娘んちの和室の前で、ま~るく咲くひと株・・・

P1230935


前の家ではシロミミナグサは一ヶ所だけに植えられていて、大きな大きなひとつの株に広がって咲いていました。
シロミミナグサは、イベリスと違ってシバザクラのように根を張りながら広がるので、株分けもできます。
こちらに連れてくるときに、その大株を抜いて小さく株分けし、小さなひとつの株を和室の前に植えておいたところ、二年目でこんな(↑)株に・・・


シロミミナグサは、このような砂利の中でも充分に育ちます。
…というか、砂利の中だと根を張りながら広がることもほとんどないので、このようにきれいな円を描いた株に育ちます。


シロミミナグサをどんな形で楽しみたいか、ということを考えて植えるといいですね。
 垂れ下がって咲かせるには、土手のような場所で土のあるところに・・・
 ま~るく咲かせたいのなら、ロックガーデンのような砂利の中に・・・


今、土手や庭でシロミミナグサの白い花が満開です。
株が大きく広がってくると、その部分だけでも雑草が生えてこないので、これまた大助かりの花。
この土手のシロミミナグサも、来年にはひと株おきに抜かれて他の場所で活躍することでしょう・・・


(昨年はブログに登場させてあげられなかったシロミミナグサなので、今年は文章が多い…)


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


今日は土手を彩る花たちのご紹介でした。


前の家の花を全部こちらに引っ越してくるということは、植える場所の確保に頭を悩ませました。
そこで思いついたのが、土手に植えるという方法・・・
一昨年のお花の引っ越しの祭、一旦畑に植えさせてもらった花たちを、
昨年はこうして少しずつ土手に移植してきました。


今まで草刈り機で雑草を刈り取っていた土手も、こうしてお花を植えれば立派な花壇。
土手にお花を植えるこんな方法、田舎にお住まいの方は参考にしてみてくださいね


考えて見れば、
この場所に家を建てさせてもらったことも、畑や土手に花を植えさせてもらったことも、屋敷林や木の下に山野草を植えさせてもらったことも・・・
それもこれも、み~んな娘のお舅さんのお蔭です! 
チューリップを踏まれたくらいで文句を言ってたら、バチが当たりますねぇ

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4 コメント

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Unknown (take)
2010-05-24 09:13:05
おはようございます!

家にいて雨が降っていると ちょっとゆったりとした時間がとれるような気がします(たまっている家事をやれ!って心の叫びを追いやって)


みさとガーデンもますます花盛り・・楽しい季節を迎えていますね。
「前の家の花を全部こちらに引っ越してくるということは、植える場所の確保に頭を悩ませました」
って 頭を悩ませながらバランスよく あちらこちらにデザインされているのですね~。
「そこで思いついたのが、土手に植えるという方法・・・」
土手はいい。斜面がキャンバスのようになるのですね。
我が家も土手が欲しいなあ・・無計画に近い「ここが好き植物栽培」の我が家の庭は大変なことになっています。
我が家のワン君・プウが踏み潰した後の花が盛んに咲いています~[E:punch]

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☆takeさん、こんにちは。 (みさと64)
2010-05-24 10:51:00
☆takeさん、こんにちは。
昨日に続き今日も雨[E:rain]
>たまっている家事をやれ!って心の叫びを追いやって…
「草取りしなきゃあ…」という心の叫びが聞こえなくてホッとします[E:confident]
恵みの雨も、こう連日降られると困ったものですねぇ~
畑の作物や、移植したり種蒔きした花たちは喜ぶでしょうけど、
この後の晴天が恐ろしい・・・
雑草が、わんさか生えてくるし、どんどん伸びてくるよね。


>みさとガーデンもますます花盛り…
いやー、ガーデンだなんて・・・
ごらんのとおり、土手に植えたり畑に植えたりと、苦肉の策であります[E:coldsweats01]
まぁね、どうせ植えるんならと、自分なりのテーマを設けて植えてみましたぁ~


>土手はいい。斜面がキャンバスのようになるのですね。
そのとお~り! 斜面をキャンバスにできるのですよ。
平地と違って斜面は高低差があるから、植え方を工夫すれば全ての花が主役になれる。


他の土手、幅がこの土手の半分くらいのところで傾斜部があまりない土手の場合・・・
我が家の一例ですが、
一番上段(てっぺん)にはま~るい株になって咲くピンクの宿根オキザリスを1m間隔で並べ、
中断には、少し垂れ下がって広がる白いシロミミナグサを、これまた1m間隔で並べ、
一番下(ほぼ平らな部分)には、横に這って広がる繁殖力旺盛の紫色のアジュガを這わせてあります。
どの花も丈夫で植えっぱなしでOKなことと、花後も葉が残るから雑草も出てこない。


このように花の特性を生かして植えてあげると、土手もあっという間に一面花で埋まってくれます。
(一番上段に垂れ下がる花を植えてしまうと、中段の花の中まで侵入してしまうから…)


「ここが好き植物栽培」・・・これもいいですねぇ[E:happy01]
毎年、気付けばそこにお花が咲いていて、
「あぁー、あなたはそこにいたのねぇ…」なんていうのも素敵です!
変にデザインされた庭よりは、そんな庭の方が落ち着きますね。
ターシャの庭みたいなのが夢なのですが・・・
土手に咲かせて喜んでいるんじゃあ、いつになったらターシャの庭に近づけるのやら[E:think]


プウ君が踏み潰した後の花って、もしかしてカモミール?
あれは丈夫だからねぇ~
我が家では車の下で咲いてたから、いっつもタイヤに踏まれてましたぁ[E:smile]
返信する
こんにちは~ (ホリホック)
2010-05-25 12:46:50
こんにちは~
カラフルに、それと白くこんもりと茂って咲く、3種類の花~
どれも皆それぞれに趣があって、素敵ですね~


芝桜は、あっという間に増えていくものなんですね。
カラフルな色が、土手一面に広がって、
眺めていると、きっと、もし何かで落ち込んでいても、
なんとなく元気になってきそうな感じがします。
私も白地にピンクの線が入ったキャンディストライプが好き!!


イベリスとシロミミナグサ?は、遠めで見たらよく似ている感じですが、
近づくと、全く違う花なんですね。
この二つは、ほとんど同じ時期に咲くのですか?
白い花は、清潔感があって、咲いている庭に気品が出るような気がしています。
それにしても、よく増えました…というか、よく増やしましたね~


ますます≪みさとガーデン≫に行きたくなります。
ガーデンテーブルセットを持ち込んで、
のんびりとティータイムを過ごしたいですわ~[E:cafe]
返信する
☆ホリホックさん、こんばんは。 (みさと64)
2010-05-25 21:59:29
☆ホリホックさん、こんばんは。
こうして同じように土手に植えても、それぞれの花の持つ性質によって、
咲いている雰囲気が随分違いますよね。
こんもりとま~るく咲かせたり、垂れ下がるように咲かせたり・・・
でも、なかなか言うことを聞いてくれないこともあるのですよ。
花たちのご機嫌を伺いながら、花とのコミュニケーションもとりつつ、
こちらの希望するような咲き方をして貰っています[E:happy01]


>芝桜は、あっという間に増えていくものなんですね。
そう、一年で随分広がったでしょう・・・
…で、このまま放っておくと隣同士が侵入し合って、
たぶん色が入り混じってしまうかもしれない。
う~ん、もう一年くらいはこのままでも大丈夫のような気もするし・・・
只今思案中なのであります・・・
キャンディストライプ、可愛らしいですよね!
一般によく植えられている白やローズピンクはどんどん増えるけど、
このキャンディストライプは、なかなか広がってくれません。
珍しい品種って、増えないですよね!


イベリスとシロミミナグサ・・・
このふたつの花は、ほとんど同時に花盛りとなります。
このふたつの花のいいところは、葉が一年中残っているってことです。
特にシロミミナグサは、葉がとってもきれいなので、
こんもりとした株のまま、シルバーリーフをずっと楽しめるのですよ。
>それにしても、よく増えました…というか、よく増やしましたね~
ハイ、小さな株を植え付けて、それぞれがこんなに大きな株になりました。
ロックガーデンや和室の前は一昨年に植えたので、見栄えがする株になってます。
シロミミナグサを土手に植えたのが昨年、だからまだちょっと小振りの株ですね。
最初和室の前に植えてあったのですが、一株残して後は小さく分けて土手に植えちゃった。
あっちへ植えたかと思うと、またこっちへ移したり・・・
お花には迷惑でしょうけど、そんなことばかりしています[E:coldsweats01]


>のんびりとティータイムを過ごしたいですわ~
いいですねぇ~
ガーデンテーブルセット、我が家にはないですから、
素敵なのをお願いしま~す[E:wink]
夏なら、こっちかなぁ[E:beer]
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