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ジャコウアゲハの産卵と羽化不全♪

2017年06月03日 | 自宅周辺の蝶

ジャコウアゲハの羽化ラッシュが続いていましたが、

後になって羽化してくるのは♀が多いことに驚きました。

まるで、食草の準備が整うのを待っていたかのように・・・

 

*************

まずは、ジャコウアゲハ♀の産卵です・・・

*************

ジャコウアゲハの♀は食草の『ウマノスズクサ』を探して、その葉に産卵します。

 

♀はどうやってウマノスズクサを見つけるのかというと・・・

「♀の前肢には多数の針のような毛があって、この前肢で葉の表面をひっかいて傷をつけ、

前肢の感覚器官で食草だと判断している。」ということらしいです。

 

庭で♀の様子を見ていると、色んな草花の葉で「これは違う」「これも違う」と、

あちこち彷徨いながら、ひたすら食草を探し続けています。

でも、ちゃんとウマノスズクサを見つけて産卵してるから、すごいですねぇ~

 

ウマノスズクサを探しながら舞ってる♀(5月28日)

 

ウマノスズクサの葉裏に産卵です

 

産みつけた卵も見えますね

 

株元の柔らかそうな葉を見つけた♀(5月28日、別個体)

 

可愛らしい産卵シーンです

 

お疲れさま~

 

こんなに傷んだ♀も、まだ産卵してます(5月31日)

 

小さなウマノスズクサに産卵してるのは、新鮮な♀(5月31日、別個体)

 

ジャコウアゲハの産卵シーンは、昨年も何度か見てきましたが、

その時は、葉裏に産みつけられた卵が6~8個と多くてビックリしました。

 

ところが今回は、あちこちの葉裏に1~2個というのがほとんどで、

一度に多くの卵は産みつけられていないのです・・・

たぶんこれは、落ち着いて産卵ができないからなのではないのかなぁって思う。

 

というのも、

確認できていた蛹以外にも、多くの蛹が家の周りで越冬していたらしく、

庭を舞うジャコウアゲハの数が結構多くてビックリ!

ウマノスズクサを見つけた♀が産卵しようとすると、

すぐにそこへ♂がやってきて、ちょっかいを出してます。

これじゃあ、♀もゆっくり産卵なんかできませんよね!

 

今の我が家の庭は、「嫁数頭に婿多数」という状態のようですから、

♂の婚活も楽ではないのでしょうね・・・

その証拠に、♂が花で吸蜜する姿はほとんどなく、

あの子もこの子も♀を探して、庭中をあちこち飛び回っています。

 

*************

その後も羽化は続いています・・・

*************

羽化後のジャコウアゲハが、思わぬところにぶら下がっていたり、

待っていた越冬蛹が無事に羽化したりと、まだ羽化が続いています。

 

ぶどう棚の錆びた鉄棒に、羽化後の♂がぶら下がっていてビックリ(5月24日)

(軒下ではないのに、よくもまぁこんな場所で蛹が越冬したものだ

 

羽化直後に、ピンクの体液を排出してる♀(5月26日)

 

羽化した成虫は、体液を翅に送りながら縮れた翅を伸ばして、

残った液は排出されます。 液がピンクだとは知らなかった!

 

あれっ、この♀は尾状突起が短いようです(6月1日)

 

この春には、一体何頭のジャコウアゲハが羽化したのでしょうね。

無事に羽化できたことは本当に喜ばしいことなのですが、

中にはこのように()、尾状突起が短いものもいました。

 

実は、もっと可哀想な羽化不全のジャコウアゲハもいたのです。

 

*************

羽化不全だったジャコウアゲハ♀・・・

*************

羽化できるかどうかずっと気がかりだった越冬蛹が、無事に羽化しました。

いえ、無事というのはちょっと違うかなぁ~

羽化したその姿は、右後翅がないという羽化不全でした。

いや、後翅がないというのもちょっと違うかなぁ~

抜け殻の後ろにくっついたままのような? とにかく可哀想な羽化不全の♀だったのです・・・

 

右後翅がない(伸びなかった?)、羽化不全の♀

 

 

この越冬蛹は、昨年の三化の幼虫の中で一番遅くに蛹化しました。

(越冬場所は、玄関横にある外流しの不凍水栓柱…)

 

その時の様子をご覧いただきましょう・・・

 

最後の幼虫、体をくねくねさせながら蛹化中です(昨年10月27日、9時50分~)

  

  

 

蛹化完了、無事蛹になりました(10時50分)

(右の黒いものは、終齢幼虫から脱皮した時の抜け殻です

 

やがて冬がやってきました・・・

 

真冬の寒さにも耐えて、頑張っています(今年1月16日、14時34分)

 

そして、春を迎えました・・・

 

他の越冬蛹に比べると、ちょっと小ぶりな蛹です。

無事に羽化できるかどうか、ものすごく心配でしたが、

羽化してぶら下がっているのが確認できて、ホッとしました。

 

よかった! ♀が羽化してる~(5月27日、11時13分)

 

よくわからないけど、なんか変です!

 

ナニ? この太い腕のようなものは…♪

 

写真を拡大してみれば、腕のようなものはまさかの後翅?

(腕のような部分に翅脈らしきものが見え、蛹の殻の後ろに斑紋らしきオレンジ色がチラリ

 

翅を広げた姿を見てビックリ、やっぱり羽化不全です!

 

そこへ♂がやってきて…♪

 

あっという間に交尾成立です

 

この後♀はずっとこの場所にいました。きっと飛べないのでしょうね。

夕方になって、ウマノスズクサの枝の中にそっと移してあげたけど、

翌朝には姿が見えませんでした。

どうか無事に産卵を終えて、元気でいてくれますように…

 

羽化直後の蝶は、どの種もうっとりするほど翅が美しいです。

真っ黒なジャコウアゲハの♂だって、すっごくきれい~

でも、中にはこのような羽化不全になってしまった蝶もいるのですね・・・

 

 追記です・・・(翌朝、6月4日)

羽化不全という、ちょっと悲しいお話で終わってしまった今回の記事・・・

まぁ、♂の婚活が成就できたことはハッピーなことだけど、

写真的には物悲しさが残りますよね。

 

涼しいうちに草取りを…と思って、今朝庭に出てみたら、

なんと♀がお花で吸蜜してました!

 

いつもは、早朝から飛び回っているのは♂だけで、

♀のご出勤はかなり遅い時間帯なのですが・・・ 

それに、♀のお花での吸蜜シーンなんて今回はまだ見てなかったので、

つい嬉しくなって、草取りは後回しにしての追記です。

 

翅を休めてる、ジャコウアゲハの♀

 

今度は、薄紫色の三寸アヤメで吸蜜です

 

羽化したばかりの新鮮な個体ではないけれど、

♀のこんなシーンには、安堵するというかホッとさせられます・・・

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12 コメント

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縮図 (uke-en)
2017-06-04 08:44:01
見事な観察記録ですね。
宗旨替えに関係なくそう思えます。

産卵の際、ウマノスズクサの探し方の引用元はどこからで
しょうか。そんな非効率なことをするのですね。
それだったら、草だらけの我が家周辺で、庭のたった3株
のウマノスズクサを見つけられないのもうなづけます。(^^ゞ

このそびえ立っている支柱は、一体何mあるのでしょうか。
径10mm以上に見えますね。

羽化不全の関係は、やはり蛹化の際の問題でしょうか。
体をくねらせても抜け殻が落ちないのは珍しくなさそうで
すが、その場合腹端近くにぶら下がっていることが多い気
がします。
観察経験は少ないですが、キアゲハの場合脱皮殻がくっつ
いているのを見た記憶がありません。クロアゲハの場合は、
やはり腹端近くにぶら下がった状態でした。

このジャコウアゲハを見ると、右の翅のつけ根部分に脱皮
からが残っているようなので、何らかの原因で癒着して、
後翅の成長が妨げられた気がします。

それにしても、そんな個体でも♂が交尾に来るシーンを捉
えられたのはスバラシイですね。
逆の場合には、♀は必ず拒否しますね。♂に選択権がない
のがよく分かります。

人生の機微を感じます。(^^ゞ
返信する
☆uke-enさんへ (みさと64)
2017-06-04 17:33:10
こんにちは。
ありがとうございます。宗旨替えをついつい気にしてしまいますが、
でもわざわざその旨お伝えいただき、心から嬉しいで〜す♪

ウマノスズクサの探し方って、わたしは嗅覚かと思っていたのですが、
これが事実なら本当に非効率この上ない話ですよね!
越冬蛹の場合も、ウマノスズクサの生え具合を何かで感じとって羽化するものかと思っていました。
だって、葉が出てきた頃にちょうど羽化が始まりましたから・・・
でも庭での♀の行動を見ていると、頷けるような気もします。
すぐ横に大きく成長して、葉もいっぱい生えてきた食草があるというのに、
地面すれすれを飛びながら、様々な草花にタッチして回ってますもの。

ジャコウアゲハのことで時々参考にさせていただいてる、こちら(↓)のサイトで知りました。
http://matyachiyo.web.fc2.com/nature/jyakou/jyakou.html
他のサイトにも同じようなことが書かれてましたが、
こちら(↓)のサイトには専門的なことも詳しく書かれていましたから、
それも参考にさせていただき、一応納得して記事にしたのですが・・・
http://www.brh.co.jp/research/lab01/
(このサイトの記事では、ナミアゲハとキアゲハの関係も面白かったです…)
uke-enさんちのウマノスズクサも、ジャングルにして♀にアピールするしかないですね。
それか、地下茎でいっぱい増えますから、邪魔にならない場所にぞくぞく生やして、
数撃ちゃ当たる…的にしてみたらいかがでしょうか(^_−)−☆

…で、我が家のウマノスズクサですが・・・
このタワー型ウマノスズクサの支柱は、径が20mmのもので、
長さは2mと2m50cmを計7本と、他に短いものを2本使って、
がっちりと仕立てています。何しろジャングルになりますからね・・・
支柱よりも伸びた部分は、やがて下に向かって垂れ下がってきます。
アーチ型の方は、両方にウマノスズクサを植えてあり、
そのうちにウマノスズクサのトンネルとなる予定です。
今一化の産卵ラッシュが始まりましたから、やがて幼虫たちが葉を食べ始めます。
この後二化、三化の幼虫まで養わなくてはいけないので、
ウマノスズクサはなるべく生い茂らせておかねば・・・
でも、終齢幼虫になると葉だけではなくて、茎まで食いちぎってしまいますから、
三化の頃には、もうタワーの上部のほとんどが枯れてきてしまうのですよ。
一化からの幼虫に食べさせるというのは初めてなので、秋の食糧難が心配です。
(そんな心配をする前に、三化まで命のリレーができるのかが問題なのですが…)

羽化不全は、やはり蛹化の際の問題なのかなぁ…と、わたしも思います。
今までも脱皮殻が付いたものはあったのですが、こんな形で横にあるのは初めて!
蛹化の時期が遅かったことも関係あるのかなぁ…なんて思ったりもするのですが・・・
「何らかの原因で癒着して、後翅の成長が妨げられた」←きっとそうだと思います。

♂がきたのは、ちょうど羽化不全の個体を見てた時でした。
羽化してるのに気づいたのは、画像を見れば11時19分でしたが、
気になって何度も様子を見に行ってました。そこに突然♂がやってきて・・・
♂の写真を撮ったのが13時46分55秒で、
その次にシャッターを切った13時47分09秒の写真ではもう成立してて、ビックリ仰天!
このような個体が恋の相手に選んでもらえて、嬉しいようなでも可哀想なような・・・
こうなったら、無事に産卵を終えられるように祈りたいです。
今回のシーンを見ても、♂の婚活状況はかなり厳しいようですねぇ〜
返信する
Unknown (mimi)
2017-06-05 13:54:47
みさと64さん、こんにちは。

先発は♂で後発の羽化は♀が多いのですね。
なんとなく分かる気がしますが
自然の摂理ってすごいですね。
どの子も羽根をいっぱい広げ
大空の下で楽しい夏を迎えられますように!

願うこころに
悲しい現実も突きつけられるんですね。
これも自然の摂理なんですね。
でも・・・辛いです。

 それにしても
 ジャコウアゲハさんって
 大食い・・・ 
 黒い子は大食いが多いのかしら? ソラ

 みさと64さん、
 3世代分のごはん確保
 頼んだにゃ!        ぎん
返信する
蝶の世界も、人間の世界も同じなんだなあ・・・ (くちかずこ)
2017-06-05 21:44:36
動物だもんなあ・・・
神様が作ったんだよなあ・・・

発育不全、
早産、死産、奇形、
みんなあることですよね。
そして、強くて弱い、
弱そうで強い、
命の不思議を感じる職場にいたことを思い出しました。
ピンクの体液には驚きました。
返信する
さすが! (自然を尋ねる人)
2017-06-05 22:30:40
先ほどホタル観察から帰って来たのですが
今年は異常が多いです。
蛾・トンボの脱皮がほとんど見られないことです。ホタルの数も前年の同日比50%まで回復。
単純比較を見ると自然が狂っている。
でもホタルが前年の倍のところもあり一概には決めつけられません。
前置きはさておいて
自然に関しては大御所と自他共に許していると自負している私、
蝶の観察記録を見て、世の中にはすごい人がいるものと認識し、先生と呼ばしてもらっているお二人には
とても勝てないと思いました。
返信する
ジャコウアゲハ (mcnj)
2017-06-06 13:13:54
こんにちは。

帰って参りました。
また、よろしくお願いします。

心配しましたが、元気に吸蜜していたのですね。
後から傷んで、それでも元気な蝶もたくさんいます。
野生は強いです。
返信する
☆mimiさんへ (みさと64)
2017-06-07 08:23:19
こんにちは。
どうやら羽化先発は♂が多いようですね。
今まであまり考えたこともなかったのですが、
♀が羽化してくれないことには産卵までに至らないですから、
今回は♀の羽化を心待ちにしてました。
今日羽化したのも♀でしたから、これで♂の婚活も少しは楽になるかと…(笑)

そうそう、昨日の新聞記事に「ギフチョウの危機」の話題が載ってまして・・・
長野県のある地方で、今年ギフチョウが産卵した卵の数がかなり少なかったそうです。
ギフチョウは通常、♂が1週間くらい早く羽化して、その後に♀が羽化するのだそうだけど、
今年は3月下旬に気温が低い日が続いたから、♂だけが先に羽化してしまい、
遅れて羽化した♀と出会えなかった可能性もある…らしいとのことでした。
そう考えると、蝶の生息というのは、
人間の手によって行われる、開発などによる食草の激減が影響してるけれど、
それだけではなくて、自然による気象条件の変化にも大きく左右されるのですね。
この記事を読んで、我が家の庭のジャコウアゲハたちは、
無事に命のバトンタッチができて、本当に良かったと思いました・・・

今回はたくさんのジャコウアゲハが羽化してますから、
このような悲しい姿を見る確率も高いのでしょうね。
羽化不全の蝶は、今までにも出会ったことは何度かあるのですが、
やはり見守ってきた蛹が、こんな姿で羽化しちゃうのは辛いです・・・
だけど、これが自然界で生きていくってことなんでしょうね。

あらっ、ソラちゃんたら・・・
黒猫ぎんちゃんも大食いなの?

ぎんちゃん、お任せください!
ウマノスズクサは、天まで届くようにたくさん伸びてますよ〜
本当はね、ある程度伸びたら摘心して枝をたくさん出させたかったんだけど、
まごまごしてたら、もうてっぺんの葉にも卵が・・・今更切れないよぉ〜
返信する
☆くちかずこさんへ (みさと64)
2017-06-07 08:40:43
こんにちは。
孫王子くんと一緒に、高級マンションでの東京ライフを満喫されているくちこ姫、
ほんまに羨ましゅうございますわぁ〜
…で、昨日はブロ友さんたちと新大久保を荒らし回った、いえ、楽しまれたのですね(笑)
転んでもただでは起きぬくちこさん、
孫王子くんのお世話をしながらも、ご自身のお楽しみもバッチリ!…ですね。
相変わらずパワフルで、でも今のところはハプニングもなさそうで、
無事のご帰還を祈っておりますよ。くれぐれも空港では転ばないように!!!

今回越冬蛹からの羽化を見て、様々なことを感じさせられました。
本当に自然界で生き抜くって大変なことですねぇ〜
まずは子孫を残して、次の世代に命を繋がねばならない・・・
♂も♀も必死です。

そうでしたね、くちこさんは命の誕生に立ち会うお仕事をされてたんでしたね。
たくさんの命が誕生して、そこにはそれぞれのドラマがあったのでしょうね・・・

蝶の羽化は新しい命の誕生かと思うけれど、よく考えれば成人式ですよね。
羽化した時にはすでに成蝶なのだそうですから・・・
卵から孵化した時が誕生で、
そこから1齢幼虫、2齢幼虫…終齢幼虫と成長していくんだものね。
その間、人間は親や周りの大人たちに守られて育っていくけれど、
蝶は孵化した瞬間から自身で外敵から身を守りながら、
食草をせっせと食べて一人で大きくなっていくんですよね・・・
そうはいっても、やはり孵化よりも羽化の方が生命の神秘を感じます。

ピンクの体液・・・
今までに赤っぽいのは見たことがあったけれど、ピンクってね。
これも今回不思議を感じたひとつでした・・・
返信する
☆自然を尋ねる人さんへ (みさと64)
2017-06-07 15:10:09
こんにちは。
ホタルの数が、前年の同日比50%まで回復とは、
それは良かったですね。
前年の倍のところもあるというのでしたら、
もう心配はないってことでしょうか。
これからホタル見物する人の数も増えてくるでしょうから、
見回りもお忙しくなりますね。
暗がりでは足元に十分お気を付けて、
自然さんも、今年のホタルの季節をお楽しみください♪

今年は自然界に異常が多いのですか?
そういえば、こちらでは春先にモンシロチョウをほとんど見なかったです。
ここにきて少し見られるようになってきましたが・・・

お名前が自然を尋ねる人さんですもの、
そりゃあ自然に関しては『大御所』だと思っておりますよ。
わたしの場合は、目の前の出来事を覗いて記事にしてるだけですから・・・
今回は、家の周りでたくさんの越冬蛹が見つかって、
それらが無事に冬を越して、羽化できるのだろうかとても心配でした。
越冬蛹の羽化なんて、初めてのことでしたからね・・・
蛹の色が変化してきて、羽化の兆候が見え始めた時には、
「あぁー、生きていたんだ…」と、すごく嬉しかったです。
数多くの♂や♀が羽化してくれましたから、偶然目にする不思議もいっぱいありました。
…なので、羽化や交尾や産卵などを通して、
今まで気付かなかったジャコウアゲハの生態を、少しは知ることもできたかと思います。
返信する
☆mcnjさんへ (みさと64)
2017-06-07 15:55:59
兄弟会でのご旅行の後は、どちらへお出かけだったのでしょう。
ブロ友さんたちへの返コメを拝見しましたが、分からずじまいでした・・・
そのうちにまた、ご報告記事がアップされるのでしょうね♪
続けてのお出かけだったようですが、お疲れは出てませんか?

確認できていた越冬蛹たちも、ほぼ羽化が完了したようで、
一化のジャコウアゲハたちが、毎日賑やかに飛び回っています。
中には黒っぽくなったままで蛹の色に変化が見られず、
もう羽化できなさそうな越冬蛹も3個ほどありますが・・・

庭で草取りをしていても、顔の横で行ったり来たりしてますし、
わたしが立ち上がって動けば、まるで後を付いてくるかのように舞ってきます。
最近の♂たちはもう婚活を諦めてしまったのか、
それとも、もう自分の責務を果たしたのでしょうか、
お花での吸蜜シーンを多く見かけるようになりました。
♀はといえば、今までどこで隠れていたのかと思うほどくたびれた個体が産卵していたり、
どこで羽化したんだろうかというような、羽化したてのピチピチ嬢が産卵していたり…と、
相変わらず食草のウマノスズクサでは、産卵ラッシュが続いています。
まもなく、ちびっ子幼虫たちの食事風景が見られるでしょう!

サブとして育てている食草のウマノスズクサのトンネルは、
うっかり桜の木と柿の木の近くに作ってしまいました。
大きな柿の木には、スズメやヒヨドリなどの野鳥がやってきています。
先日もジャコウアゲハがゆっくりと舞っている横で、スズメが地面で餌を探していましたが、
どうやら成虫のジャコウアゲハには興味がなさそうで、そんな場面を何度も確認してホッとしました。

でも、幼虫ともなると野鳥たちの餌ですよね。特に大きく育った幼虫は目立ってしまうし・・・
mcnjさんの「野生は強いです。」の言葉で、少し安心しました。
そうですよね、自然界で生き延びる知恵は、小さな幼虫でもきっとあるはず!
あっ、ジャコウアゲハは幼虫時代にウマノスズクサを食べて体内に毒を蓄積して、
「野鳥たちなんかには捕食されないぞ!」という、逞しい蝶のはずです!
取り越し苦労はやめて、二化のジャコウアゲハが舞う日を待ちましょう〜♪
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