eラーニングもオープンソース化へ

プロプライエトリなLMS(ラーニング・マネジメント・システム)市場が冷え込んでいる。すでに３年前から言われてきたことだが、もはやＬＭＳはどのベンダを見ても機能面では大同小異だ。したがって、ＬＭＳベンダはいかにコースコンテンツの品揃えを整えるか、そしていかに安価にコースを提供するのか、といったところに市場が動いている。

さて、eラーニングは二重のオープンソースの動きが底流で進行してる。オープンソースのＬＭＳとコンテンツのオープン化、つまりオープン・コンテンツの動きだ。実際にオープンソースＬＭＳを触ってみるとわかることだが、かなり品質、機能はいい。ただし、日本勢のオープンソースＬＭＳではなく、あくまで欧米のものだ。いずれ日本語化して行きたいものだ。

欧米系の良質のオープンソースＬＭＳほどコミュニティが活性化しているので、品質、機能進化もスピーディだ。いずれ、オープンソースＬＭＳにオープン・コンテンツが実装される日がやってくるだろう。あるいは、eラーニングにおけるコマーシャル・オープンソースなんていうのもいいだろう。