よしなごと徒然草: まつしたヒロのブログ 

自転車XアウトドアX健康法Xなど綴る雑談メモ by 松下博宣

新聞はたしかにヤバイ

2009年09月11日 | 技術経営MOT


ニューズウィークは新聞、テレビではない解説的な特集記事や時事問題を主戦場とするから、このような特集をあえて組めるのだろう。

以前は経済系の新聞を読んでいたが、すでにネットでもタイムリーな記事の更新があり、もう新聞はほとんど読まなくった。論説や特集などは必要に応じて図書館でまとめ読みするようになった。くだならい社説を読むのならば、質量ともに社説を凌駕するエッジの利いたブログはいくらでもある。

社説を読むとしたらその目的は、各新聞の偏向度をチェックするためだ。なにについて書いているのではなく、何について書いていないのか、がポイントとなる。

また民意操作・洗脳の手段としての新聞やテレビのありかたについても多くの人々が気が付き始めている。新聞、テレビはスポンサー=広告主や出資者=資本家の利害に関わるネガティブな記事は書けない。書いても、トーンダウンだ。

たぶん僕のようなメディアとの接し方をネットに移している人々が急速に増えているのだろう。大手新聞社や放送局は軒並み業績が急降下中だが、これは必然的なトレンドである。マスコミは結局のところ、コンテンツの消費者=視聴者、読者の要求に長年応えることなく、民意操作・洗脳に励んできたがゆえに自らをマスゴミ化してしまったのである。

マスゴミはゴミとして社会から廃棄され再利用さるのがよい。そう思っている人々が着実に増えているのだろう。マスゴミという用語は当のマスコミ関係者でさえも自己言及的に使い始めてすでに定着している。ただし、これは自覚的な一部のマスコミ関係者であり、ほとんどのマスコミ関係者は都合の悪い言葉としてダンマリを決め込んでいる。

マスコミがダンマリを決め込むほどにネットの世界では、この特殊用語が特殊でなくなり立派な市民権を得ているのである。

さて、ネットに軸足を移しつつあるマスコミもあるがどこも本来の媒体の補完的ポジショニングに甘んじている。ネット媒体のみで収益化できているものは少ないのが現状だ。

情報の受信は、もっぱらネット中心。そして、発信系でもこのようなプライベートなブログと、日経BP社のウェブ媒体になっている。ストックではないフロー系の情報は受信も発信もwebのほうがスピーディかつ省コストで快適だ。

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