このところ立て続けに、大手企業とアライアンスを構築し発表している。昨日と今日、アライアンス先としてニュースになったのが、ソフトバンク・テクノロジーと富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ。
『ソフトバンク・テクノロジーとケアブレインズ、SugarCRM連携ソリューションで提携』
『富士通SSLがオープンソース・ベースのCRM「SugarCRM」を販売へ』
『CRM はシュガーの時代!? ソフトバンクグループが SugarCRM 販売会社に出資』
ニュースになると、アライアンスの結果しか見えてこないが、実は交渉のプロセスでは大量のエネルギーを使い、膨大な汗をかく。悲喜こもごものやりとりの裏には、ソロバン勘定もあれば、駆け引きもある。でも下手な駆け引きや打算よりも、どれだけ、アライアンスにロマンや情熱を心底感じ、共有することができるのかが大切だ。
ともあれ、日本語版SugarCRMの需要はとほうもなく大きい。グローバルなオープンソース・コミュニティに開発の基礎を置くSugarCRM。そしてコマーシャル・オープンソースというポジショニングのもと、セパレートライセンスで有償版プロダクトを企業へも販売する。この日本語版SugarCRMの有償版の機能、品質、費用対効果が、日本の上場企業に認められた意味は大きい。
日本のソフトウェア産業にとって本質的に記念すべき日なのだ。ちなみに10月10日は僕の誕生日でもあるのだが、笑)。プロパライエトリソフトウェアの限界の向こうにオープンソースが登場し、オープンソースの限界をブレークスルーするためにビジネスとの親和性が高いコマーシャル・オープンソースが登場しているのである。このような背景のもと、日本のソフトウェア産業が、日本語版SugarCRMを使用し、商材として扱うということは、パラダイムシフトが現実に起こっていることを如実に示して余りある。
今後一層、汎用性の強い業務アプリケーション領域にはコマーシャル・オープンソース化の波が押し寄せてくるだろう。その動きを下ざさえして連動するLAMP(Linux、Apache、MySQL、php)の世界も、ついでにWAMP(Windows、他同じ)も勢いづくだろう。その第一波をうねらせ、既存のビジネスプレヤーに認めさせるというのは冥利につきる。
いち早く事業提携の勇断を行っていただいた2社には、その交渉スタイルの違いこそあれ、敬意を表したい。なかんずくコマーシャル・オープンソースの可能性、ケアブレインズのビジネスモデル、理念、そして僕たちの物語りや仕事に熱く共感いただき、わずか数日の検討を経て、株式まで引き受けていただいたソフトバンク・テクノロジーのスピーディーかつリスクテーキングなスピリットにこそ、真摯に応えてゆきたいと念じている。
『ソフトバンク・テクノロジーとケアブレインズ、SugarCRM連携ソリューションで提携』
『富士通SSLがオープンソース・ベースのCRM「SugarCRM」を販売へ』
『CRM はシュガーの時代!? ソフトバンクグループが SugarCRM 販売会社に出資』
ニュースになると、アライアンスの結果しか見えてこないが、実は交渉のプロセスでは大量のエネルギーを使い、膨大な汗をかく。悲喜こもごものやりとりの裏には、ソロバン勘定もあれば、駆け引きもある。でも下手な駆け引きや打算よりも、どれだけ、アライアンスにロマンや情熱を心底感じ、共有することができるのかが大切だ。
ともあれ、日本語版SugarCRMの需要はとほうもなく大きい。グローバルなオープンソース・コミュニティに開発の基礎を置くSugarCRM。そしてコマーシャル・オープンソースというポジショニングのもと、セパレートライセンスで有償版プロダクトを企業へも販売する。この日本語版SugarCRMの有償版の機能、品質、費用対効果が、日本の上場企業に認められた意味は大きい。
日本のソフトウェア産業にとって本質的に記念すべき日なのだ。ちなみに10月10日は僕の誕生日でもあるのだが、笑)。プロパライエトリソフトウェアの限界の向こうにオープンソースが登場し、オープンソースの限界をブレークスルーするためにビジネスとの親和性が高いコマーシャル・オープンソースが登場しているのである。このような背景のもと、日本のソフトウェア産業が、日本語版SugarCRMを使用し、商材として扱うということは、パラダイムシフトが現実に起こっていることを如実に示して余りある。
今後一層、汎用性の強い業務アプリケーション領域にはコマーシャル・オープンソース化の波が押し寄せてくるだろう。その動きを下ざさえして連動するLAMP(Linux、Apache、MySQL、php)の世界も、ついでにWAMP(Windows、他同じ)も勢いづくだろう。その第一波をうねらせ、既存のビジネスプレヤーに認めさせるというのは冥利につきる。
いち早く事業提携の勇断を行っていただいた2社には、その交渉スタイルの違いこそあれ、敬意を表したい。なかんずくコマーシャル・オープンソースの可能性、ケアブレインズのビジネスモデル、理念、そして僕たちの物語りや仕事に熱く共感いただき、わずか数日の検討を経て、株式まで引き受けていただいたソフトバンク・テクノロジーのスピーディーかつリスクテーキングなスピリットにこそ、真摯に応えてゆきたいと念じている。