散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20110130最近読んだ本

2011年01月30日 16時32分11秒 | 読書
■「HO3月号」
渋い店を期待していたのだが、ほとんどが飲食店以外で、ちょっと期待外れだった。

■「GOSICKs Ⅲ」桜庭一樹
九城がちょっと体調を崩したヴィクトリカに、昔の物語を読んであげる話。しかしその物語には何かしらの秘密が隠されており、ヴィクトリカは必ずそれを見抜いてしまうのだ。次の事件への幕間的ストーリー。

■「地球戦線4」ジョン・リンゴー
ついに敵の大群を片っ端からなぎ払い、壊滅状態へと追い込む。その中で、自分の後継者を殺された異星人が、ついに恐怖心に目覚めるのだ(これまでは恐怖心なしという、困った敵だったのだ)。

■「女王国の城 上下」有栖川有栖
推理研のメンバーは新興宗教がさかんな某地域に、先輩を探しにやってくる。先輩には出会えたものの、殺人事件が発生。決して狂信者には見えない宗教団体のメンバーだが、なぜかかたくなに警察を呼ぶことをしない。軟禁状態になった主人公たちは、殺人犯とその動機、また宗教団体の秘密を暴くことはできるのか? 少し重厚感には欠けるが、読みやすく冒険テイストも入った作品だ。

■「仮想空間計画」J・P・ホーガン
主人公は記憶を失って目を覚ましたが、精神に問題があると告げられ、確かに世の中には馴染めないことに気づく。しかし、ある女が現れ、2人はコンピュータのシミュレーション世界に閉じ込められているのだと告げる。果たして、それは本当なのか。本当ならば脱出する手段はあるのか。これまで東西対立をテーマにしてきたホーガンが、ヴァーチャルリアリティ世界で、人間の自由さをテーマにした作品(再読)。

以下、図書館の1冊。
■「おひとりさまの老後」上野千鶴子
死と老いということを具体的に考えることが重要である。そういう意味では、万人に参考になる本。


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