散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

風雲急を告げる東京(2)なごむ

2019年06月18日 21時48分02秒 | 飲み歩き・東京
この辺、バールを大きく見かけるのでそういうところでも良いかと歩いていると、なんだか気になる看板の店が目に入った。銀座と言ってもかなりはずれの東銀座だが、外にある品書きの値段がかなり安いゾーンからある。

えい、と思い切ってこの店「I」に入ってみると、それほど混雑はしておらず、4人席(普段は2人で使うのだろう)に案内してもらった。まずは様子見に二階堂の水割りでスタート。

ありがたいことに通しが無いようなので、まずは小肌と冷奴を注文。小肌は身の厚さはさほどではないが、すっきりしたしめ具合。冷奴は食欲の細い私が求めていた味である。





第二弾は菊正宗の樽酒をぬる燗にしてもらい(←店のおすすめだった)、里芋の旨煮を注文する。ほんのりと木の香りがする酒を飲みつつ、何気ない里芋がありがたい。



隣にいた20代3名のクソつまらない話にイライラさせられたが、それを除くと、何ともクラシックな店の雰囲気と、お手頃なおつまみ(安いものは250円、高いものは千円越えになる)に満足した。

勘定をする時に「いやあ、落ち着いた店でホッとしました。いつ頃からやっていらっしゃるのですか?」と聞くと、「30年か40年・・・」「オリンピックの頃から・・・」とお店のお姉さんたちも曖昧であったが、何しろ落ち着ける店であることは間違いない。

 

私は結構、築地方面に泊まることもあるので、その際にはまたここに来てみたいと思う。店を出て、コンビニに立ち寄ってから、今日の宿泊場所にチェックイン。軽く飲んでから、明日に備えて大人しく寝ることにしよう。



おや、新潟で大きな地震があったようだ。ニュースを見ながら、なすことも無く24時前に就寝。

風雲急を告げる東京(1)すべる

2019年06月18日 20時45分22秒 | 飲み歩き・東京
午前中のなかなかハードな打ち合わせを終え、午後は落ち着いた状況。15時半に移動すべく会社をでた。地下鉄東西線、南北線を乗り継いで札幌駅へ。エアポートは約15分待ち、先頭で乗ったので、無事に座ることができた。

新千歳空港では特に何もせず東京行きの便に乗る。特に遅れることも無く、定刻より5分前に着いたらしい。思ったより早かったので、急ぎ京急へ。今日のホテルは東銀座から歩いて数分のところにある。ホテルにチェックインする前に、歌舞伎座の裏あたりで夕食を取ることにしよう。

あれやこれや悩んだ結果(混雑している店も多かった)、奥に先客がおり、手前カウンターが空いている、鶏料理を中心とした「MKD」へ。カウンター手前の席に座り、まずはレモンサワーを注文。すぐ出るメニューから、白菜漬けをお願いする。



通し代わりに大根おろしとポン酢が出てくるので、それでつくね、鶏もも、軟骨の注文を待つことにした。いっぺんに出てくると厄介なので、とりあえず3本にしたが、時差をつけて順番に出してくれるようだ。

最初はつくね。うーん、ちょっと練り物っぽさがするのと、タレの味が濃い。



次は鶏もも。ここで酒の冷やを追加する。鶏ももは美味いがボリューム感と値段のバランスはいかばかりであろうか。



続いて軟骨。これも悪くはない。



焼鳥はそんなに悪くないのだが、平日のせいか一人で切り盛りしている店の人が気になる。客を迎える雰囲気が薄く、良く言って素人が店を始めたばかり、悪く言うとやる気あんのかよという感じだ(仕事場に近いので、愚痴が聞こえるのだ)。

時間がかかるだけならもう一品注文しても良かったが、この雰囲気は納得いかず、ここで勘定をしてもらう。いやー、失敗したなあ。向かいの店が以前行ったことのある焼鳥屋さんなので、イヤミでここに行くかと思ったが、結構混雑しているし、焼鳥二連発もな。