散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20190126最近読んだ本

2019年01月26日 23時30分02秒 | 読書
■「掟上今日子の推薦文」西尾維新
最近流行りの、推理小説のパズル度をあげるための設定を取り込んだ作品。面白いことは面白い。

■「セミオーシス」スー・バーク

■「ビジホの朝メシを語れるほど食べてみた」カベルナリア吉田
私もある程度はビジネスホテルに泊まるが、この本にある通り、東京のビジホの朝食はかなりつまらない。私がこれまで泊まったなかでは、富山と博多のホテルの朝食は印象に残っているが、写真をみるとそれほど美味そうに見えなかったので、リンクはやめておく。

■「GODZILLA 怪獣黙示録」大樹連司
1999年以降、地球各地に怪獣が出現する時代。最終的に核兵器も効かないゴジラが現れ、人類の人口は10分の1まで減ることになった。あまり怪獣を強くしてしまうと、それはSFではなく、ファンタジーになってしまう。

■「チェコSF短編小説集」ヤロスラフ・オルシャ・jr.編
これは書評か何かで見かけて、欲しかった本。なかなか面白かった。

■「京都東山美術館と夜のアート」高井忍

以下、図書館の3冊。
■「私の東京地図」小林信彦

■「古い洋画と新しい邦画と」小林信彦
筆者曰く「敗戦後の総理で、これほど低級な人物は思いつかない」そうです。もちろん安倍総理大臣のことですよ。

■「ロシア極東秘境を歩く」相原秀起

琴似飲み

2019年01月26日 20時46分21秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今日は街中には出たものの、夕方には琴似に戻り、今年2回目の訪問となる「D」へ。今日は珍しくハイボールで初めて見るかな。と、何げなく頼んだところ、ジョニーウォーカーグリーンラベル15年のハイボールが出てくる。これはありがたい味だね。



通しは厚揚げと鶏肉、大根などの煮物。まずはいつもの刺身盛り合わせかな。



盛り合せは鰯、しめ鯖、タコ頭、平目、タラ昆布締め、カツオたたきというもの。鰯の癖のない脂の感じは素晴らしい。酒は明鏡止水を燗で頂く。食中酒に申し分のない味わい。素晴らしい。



次は特に大きなものが入りましたという海老を使い、大海老フライ。食べ応え満点。さらに黒オリーブを使ったタルタルソースが大人味で、深みを加えている。酒は力強い東一純米吟醸生酒を飲もう。





そして見るからにすごい、しっとり煮豚(だったかな?)。赤みが残っているように見えるが、食べてみると火はちゃんと入っている。付け合わせは粒マスタード、生コショウ、さっきとっておいたタルタルソース、わさび、生姜などを試してみたが、生コショウの鮮烈さとタルタルソースの風味が一番合うように思えた。



ここで食べ疲れが出て、比布葱のぬた。硬めの葱の歯触りが好きではない私だが、これはソフトでいい味だなあ。酒は黒龍いっちょらいを飲む。



最後にちょうど作ったという鯖棒寿司を頂く。何の考えもなく注文したが、多すぎたなこりゃ。ハーフ注文ができるかどうか確認すればよかったが、食べ残りは持ち帰ることにしよう。



鯖の厚みがすごいのだが、ご飯とのバランスはちょうど良い。



飲み物は強引にアベラワー15年を飲んで、終了。



いや、余りにも食べすぎた。完璧にやられて帰宅。



今日の琴似商店街にはアイスキャンドルが点灯している。帰宅してからシャワーを浴び、ちょっと落ち着いてから少し酒を飲んだが、もう何も食べることはできない。


20190126ギャラリー巡り

2019年01月26日 17時00分12秒 | ART
1月24日かでる2・7→六花亭。
本日は500m→市民→創→三越→スカイホール→さいとう→吉成→アートスペース201→らいらっく→富士フイルム→kitakara→大通→大丸の13か所。出発が遅かったので、時間が無くなった。

■500m美術館「第7回札幌500m美術館賞入選展」。
今村育子「白い部屋 黒い部屋」:写真は「白い部屋」の方。「黒い部屋」は通路が反射して、黒く見えないので写真なし。



津田隆志「あたらしい山/稜線」:スーパーマーケットの雪捨て場を雪山の稜線に見立てた作品。面白い。一原有徳の「山シリーズ」に似た印象も受ける。



津田隆志「あたらしい山/稜線/観光」:北海道の観光地を同様に撮影したもの。写真の中の左から2枚目のパネルには、札幌テレビ塔がうっすら写っている。



中島洋「水の部屋、世界の窓」:少々分かりにくい作品である。



■500m美術館「冬のセンバツ」〜美術学生展〜 開幕!」。
橘雅也「死因調査票」:見ての通り。発想が面白いが、私にとってはピンと来ない。



遊佐あさひ「フォトフレーム」:なんだか自分との世代ギャップをひしひしと感じさせられる展覧会だね。


成田陽香、濱本遥奈「伝播」:左側の白、右側の黒、どちらに向かう未来もあるというコンセプトらしい。また、黒=暗闇、お先真っ暗という発想ではない。どちらにも可能性があるのだ。



後藤瑞貴「魚描」:釣った魚を魚拓ならぬ、細密描写の魚描に仕上げた作品。これは私の好きな発想だ。



山田大揮「他者と共存するためのプラクティス(電球)」:遠くから見ると電球がついていたので近寄って撮影タイミングを待つがさっぱり点灯しない。諦めて歩き出したところ…。コミュニケーションとはそういうものかも。



■札幌市民ギャラリー「札幌大谷大学芸術学部美術学科 美術学科研究室」。バリエーション豊富。
小野敬広「海天狗」:海天狗という魚を布で立体化した作品。周りの変形した三角形による飾りも含めて、デザインセンスを感じる。

ふと目に入った、市民ギャラリーの掲示。震度4以上で閉館とは、耐震性能が弱すぎる気もする。



■ギャラリー創「坪内一真写真展 ON THE ROUTE-ささやかな自由-」。仕事中に何げなく撮影した写真、といった説明が書いてあった。もう一捻り欲しいような気もするが、こういう写真展はいい。

■さいとうギャラリー「第22回多摩美術版画OB展」。今年で最後なんだとか。残念。
三瓶光夫「様子をみてみよう」:味のある小品。色彩もいい。
ネモトサトコ「さっぽろ-7℃」「あたたかい冬」:前者は青系統、後者は赤系統の作品で、女性の描き方に昔からの作風を残している感じがする。

■書肆吉成「森雅之・森環2人展/札幌編『あまい森 にがい森』」。森環さんの絵葉書を購入。

■アートスペース201「第6回 群青」。
「伊藤也寸志 写真展 Somewhere Not Here ここではないどこか」:室蘭、滝川、留萌、千歳と道内地方都市のかなり侘しい風景がグッとくる。
対展 橋本つぐみ「いいよ忘れても」:夜の風景に「止まれ」と「ランドリー」の文字が浮かび上がる。これはいい作品だ。
対展 神成邦夫「sign」:百年記念塔とタワーマンションを対比させた作品。確かにタワーマンションも50年持たないのかもしれない。

本庄世奈「沈黙」:蓮の浮かぶ池に女性がつかった所を描いた絵画。ミレーの「オフィーリア」を思い浮かべるが、それとも違うような。
久藤エリコ「兆し」:これまで切り絵を壁から宙に浮かし、壁に映る影も見どころにして来た作者だが、今回は「平面的に配置しよう」ということさえやめてしまった展示となった。この新しい試みは、さらに発展する可能性があると期待できる。

■富士フイルムフォトサロン「~浅尾省五写真展~「白クマたちの楽園」」。母熊の脇の下から子熊が顔だけ出した写真があり、顔ハメパネルのようで非常に面白い。見ている分には「可愛い」で済むが、撮影には大変なご苦労があった模様。

現在、大通公園では雪像作成中。虎の工事用バリケードは初めて見たかも。黄色と黒で危険を表しているイメージに近いのか? また、それは海外の人には伝わるのだろうか(テープの方にも日本語しか書いていないのだが)。



■Kita:Karaギャラリー「経塚真代 言葉の下から」。作品購入は抽選制になってしまうのだそうだが、その抽選箱にもぜひ目を向けてほしい。

大丸は大混雑だったのだが、どうやら春節の時期だからなのだろう。さて、そろそろ琴似に移動するか。

 

一人の人たち

2019年01月26日 12時27分57秒 | 食べ歩き
今日は出発が遅くなったので、地下鉄で大通に移動し、昼食を取ろう。ということで、ちょっと歩いて気軽な中華料理の店「CP」へ。まだ昼前なので、先客は少な目だ。

注文は店頭黒板に書いてあった、牛肉と絹さやの炒め物、棒棒鶏の日替り定食にしよう。少し出来上がりを待ち、定食が来た。



ご飯、中華スープ、きゅうりの漬物、そして牛肉と絹さやの炒め物、棒棒鶏とおかず2種類が嬉しいよね。しかも、片方は冷菜だから、温度もメリハリのある状態で出てくるし。

牛肉と絹さやの炒め物はそのネーミングよりも玉ねぎが目立つ気もするが、ご飯を食べるにはちょうどいい味付け。棒棒鶏のゴマソースも市販のものとは違う気がする。これは半分食べて、少しラー油をかけてみた。ご飯は見た感じ「多すぎる」と思ったが、深い茶碗ではなかったので、まあちょうど良いくらいかな。

私が食べている間にもどんどん客が来ていたが、今日はすべて一人客だ。仕事をしている人、所用で街中に出てきている人。一人で行動している人の、隠れ家なのかもしれない(夜は私自身も大騒ぎしたことがあるけどね)。最後にジャスミン茶が出てくるサービスもあり、満足した。



このビルも古いながらも味のある店が入っているな。